ウェブ進化論 の商品レビュー
本書が書かれた2006年にWeb2.0と呼んでいた新しいインターネット世界観は、いま完全に普通になってしまい、わずか10年でビッグデータ、ブロックチェーン、AIなどに展開していることに脅威を感じる。本書は、この大変化を予見しているようなところがあり、むしろ2006年にここまで書か...
本書が書かれた2006年にWeb2.0と呼んでいた新しいインターネット世界観は、いま完全に普通になってしまい、わずか10年でビッグデータ、ブロックチェーン、AIなどに展開していることに脅威を感じる。本書は、この大変化を予見しているようなところがあり、むしろ2006年にここまで書かれていたことに驚く。
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Web2.0に代表される今日のインターネットの潮流を理解するには良い。非技術者にもお薦めできる一冊。
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?インターネット ?チープ革命 ?オープンソース この3つにより、不特定多数の人と繋がり、そのコストがほぼ0となる。 そして以下の3つが可能となる。 ・神の視点からの世界 ・net上の分身が金を稼いでくれる新しい経済圏 ・無価値なはずの価値の集積 ネットの中をフロンテ...
?インターネット ?チープ革命 ?オープンソース この3つにより、不特定多数の人と繋がり、そのコストがほぼ0となる。 そして以下の3つが可能となる。 ・神の視点からの世界 ・net上の分身が金を稼いでくれる新しい経済圏 ・無価値なはずの価値の集積 ネットの中をフロンティアとみて、開拓する。 google すべての情報を整理しつくす。 世界中に偏在する、webがある「知」についてどう評価するのか?→インターネットによる「民主主義」 価値を(生み出すウェブのシステムを)あちら側ですべて構築し、ひとたび動き出すとまったく人力に頼らなくても済むようにする。 googleでは仕事の20%をかならず「創造的なこと」に使わないといけない。 <ロングテール> (オンライン書店の)Amazonでは売り上げの1/3が「ロングテール(一般的には人気でないニッチな「負け犬」商品)」であるといわれている。 <ブログと総表現社会> 面白さ「量」→「質」 ブログを読む時に感じる「ふーん、そうだよねー」という空気が、常識的な連帯を生み出す <オープンソース> 「知的の種の話がnet上に無償公開されると、自発的に結び付き、リーダーがいなくても、問題が次々と解決される」→複雑な問題も解決できる exリナックス、ウィキペディア(ボランティア的な参加)
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ネット世界の 三大潮流:インターネット、チープ革命、オープンソース 三大法則:1神の視点からの世界理解 2ネット上に作った人間の分身がカネを稼いでくれる新しい経済圏 3(≒無限大)×(≒ゼロ)=Something' あるいは、消えて失われていったはずの価値の集積
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何年か後に読み返したら面白いかしらんと置いといたのだが、もういい加減に処分します。 最初に読んだ当時は、ロングテールの事は「ふむふむ、なるほど」と思った記憶がある。 一方、ネットの「こちら側」「あちら側」の話は、Googleのユニークさには納得しつつも、「なんじゃそりゃ」であっ...
何年か後に読み返したら面白いかしらんと置いといたのだが、もういい加減に処分します。 最初に読んだ当時は、ロングテールの事は「ふむふむ、なるほど」と思った記憶がある。 一方、ネットの「こちら側」「あちら側」の話は、Googleのユニークさには納得しつつも、「なんじゃそりゃ」であった。その感想は今でもあまり変わらないが、SNSの隆盛なんかは「こちら側」がんばってます、という事なのかな。 総表現社会についても、まあそういう傾向はあるけれど、そこまでドラスティックに変わらん気がする。
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¥ mmsn01- 【要約】 ・ 【ノート】 ・新書がベスト ・確か買って読んで売ったような気がするが、内容、覚えてない
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ヤフー=大企業の中でみんながそれぞれの興味あることを楽しくやっている グーグル=時価総額20兆円のベンチャー企業。楽しんでやっている人が集まって大企業(5000人だが)になっている というイメージ。 この本の感想のひとつにグーグル礼賛に対するYes/Noがあると思うが、オレはY...
ヤフー=大企業の中でみんながそれぞれの興味あることを楽しくやっている グーグル=時価総額20兆円のベンチャー企業。楽しんでやっている人が集まって大企業(5000人だが)になっている というイメージ。 この本の感想のひとつにグーグル礼賛に対するYes/Noがあると思うが、オレはYes。上記のようなブランドイメージがあるので。ネットへの信仰、ネットが世界を良い方向へ変える、というのも青臭くていい(笑)。でもMacは世界を変えただろ? グーグルの革新性は非常におもしろい。ネット、Web2.0についてこれまで雑多に詰め込んできた情報が、デフラグされてすっきりしていく感じ。自分でこの整理が出来たらスッキリ感100倍だったろうなー。 [private]----- なかがめです。 なるほど、おおよそ理解できました(おおよそかい!)。 僕がタグについて一番すごいなーと思うのは、タグ以前の分類方法って結局タテヨコのマス目を設計してその中のどこかのマスに入れ込むってかんじがしていて、だからこそ最初のデータベース項目雪渓みたいなものが重要だったり、あとからのアップデートが大変(*)だったり、というイメージがありました。 (*)これについては以前「オブジェクト指向型データベース」ならその問題を解決できるというのを本で読んだのですが、あまりにもむずかしくて本質は理解できませんでした。 ところがタグの場合、そいういうディレクトリ型分類をまったく意識することなく、「フンフーン、あ、このタグも付けとこうかな、あ、これも付けちゃおーっと」みたいなかんじで、まーさーにフィーリングで分類(?)できちゃうってことです。これってとっても人間向きですよね。 おまけにいろんな人たちがフィーリングでつけたタグが集合していくと、そこにはやっぱり一定の類似性や共通性が生まれるわけで、それを解析すれば「フィーリングという集合知による分類」という、これまたとってもWeb2.0っぽく発展していくことになるわけで…。 このあたりもインターネットならでは棚あ、と感心するわけです。 ----- なかがめ@「Web進化論」中断して「ダヴィンチ・コード」に浮気中(笑)。 僕も大下さんと同じようなことをぼんやり考えていました。Googleがやろうとしているのは、単なるネット上の情報の秩序立てだけではなく、ネットに対する信仰とか、それを利用するユーザーの行動規範みたいなものにまで及ぶんじゃないかと。 Googleがそれをどこまで意図的にやろうとしているのか、またユーザー側がそれをどう受け取るか、というところが今後の注目点ですよね。 ちなみに僕は今のところは「Google教」をわりと受け入れる状態ですが、「時価総額20兆円のベンチャー企業」という彼らの(いい意味での)青臭さがどこまで受け入れられるか、というところだと思います。 > 大下さん | 一神教の世界は住みにくいと思います。Yahoo以外の助け船、ホワイト | ナイトが出てくれると、「あちら側」の平和が長続きすると思うのですが。 ここでいう一神教とはGoogle支配のことですか?[/private]
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2018年に読むと、新鮮さはあまり感じない部分も多い。 ただ、情報の整備という視点を会社単位でみた場合、 どういうふうな人にどんな情報が回っているかなどをみれば、役職やポジションが一定わかる。 自分から情報を取りに行き、ポジションの高い人と話せるような環境を取りに行く必要があると...
2018年に読むと、新鮮さはあまり感じない部分も多い。 ただ、情報の整備という視点を会社単位でみた場合、 どういうふうな人にどんな情報が回っているかなどをみれば、役職やポジションが一定わかる。 自分から情報を取りに行き、ポジションの高い人と話せるような環境を取りに行く必要があると感じた。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
主にグーグルの台頭に注目してインターネットの進化について書かれた本。 Web2.0の方向性は今も進んでいると思うけど,それ以上のパラダイムチェンジはまだ起こっていない印象。
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この世界、ルールを変えた者が最初は一番強い。 70 出版社に対して「飲みやすい提案」を少しずつ出しては徐々に世界を変えていく。 アマゾンの戦略は実にしたたかである。 104 「書けば誰かに届くはず」 そんな意識の変化 株はてなの取締役の方が書いた本
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