1,800円以上の注文で送料無料

つむじ風食堂の夜 の商品レビュー

3.8

459件のお客様レビュー

  1. 5つ

    102

  2. 4つ

    155

  3. 3つ

    134

  4. 2つ

    21

  5. 1つ

    3

レビューを投稿

2020/05/04

ほっとする。 文体も登場人物もストーリーも心地良い。 嫌いだったらにんじんを食べなくても死ぬことはないそうです。

Posted byブクログ

2021/03/18

 吉田篤弘さん、月舟町3部作の第2話「それからはスープのことばかり考えて暮らした」(2006.8刊行、2009.9文庫化)を先に読みましたが、読んで吉田篤弘さんのファンになりました。後先にありましたが、第1話の「つむじ風食堂の夜」(2002.12刊行、2005.11文庫化)を読み...

 吉田篤弘さん、月舟町3部作の第2話「それからはスープのことばかり考えて暮らした」(2006.8刊行、2009.9文庫化)を先に読みましたが、読んで吉田篤弘さんのファンになりました。後先にありましたが、第1話の「つむじ風食堂の夜」(2002.12刊行、2005.11文庫化)を読みました。月舟町の十字路の角にあるつむじかぜ食堂を舞台にした不思議なテイストの物語。月舟アパート7階の屋根裏部屋に住む雨降りの先生が主人公でしょうか・・・。5階の奈々津さんとの会話が楽しいです。第1話を読み、改めて第2話を再読したいと思います。  吉田篤弘さんの「つむじ風食堂の夜」、2005.11発行、再読です。なんとも不思議な世界、それでいて心が温かくなる居心地のよい空間。吉田篤弘さん、ここにあり って感じでしょうか!

Posted byブクログ

2020/04/12

月舟町三部作 一冊目『つむじ風食堂の夜』読了 初めての吉田篤弘さんの作品 登場人物が皆個性的で温かい。 夜の街の表現も優しくて 田舎町の夜を散歩したくなる。

Posted byブクログ

2020/02/25

月舟町3部作の1冊目。この本がきっかけとなり、吉田篤弘を読むようになりました。 こういう淡々とした、大きなストーリー展開もない文体は、人によっては退屈に感じるのかもしれないけれど、リズム感が自分には心地良くて、好きな作家のうちの1人です。映画で言えば「日日是好日」や「かもめ食堂」...

月舟町3部作の1冊目。この本がきっかけとなり、吉田篤弘を読むようになりました。 こういう淡々とした、大きなストーリー展開もない文体は、人によっては退屈に感じるのかもしれないけれど、リズム感が自分には心地良くて、好きな作家のうちの1人です。映画で言えば「日日是好日」や「かもめ食堂」みたいな時間の流れ方かな。中身は全く違いますが笑 キャラクターに、若干の不自然さ(狙ってる感みたいな)ものも感じるので、星は3つにしました。

Posted byブクログ

2019/08/26

つむじ風食堂に集う無口な店主、小説を書いている先生、古本屋のデニーロの親方、果物屋主人、帽子屋さん、舞台女優がなんとなくレトロなほのぼのさせられるストーリー。 自分もこんな行きつけの店で常連客と仲良くしたいものです。

Posted byブクログ

2019/08/11

不思議な一冊だった。 ここってなんだろう。 つむじ風が吹いたときに、何が失われて、何が戻ってくるんだろう。 普段ぼんやりと考えているときのような、そんな感覚がモノとなっているような、そんな感じ。

Posted byブクログ

2019/08/07

ここ、そこ、遠く。思い出、今、これから。夜の闇と月や星の明かり。素朴なのに幻想的で、読み心地がよい。130~131ページがとても好き。

Posted byブクログ

2019/06/30

出てくるのは日本人なのに、どこか異国の物語のようなだなぁと思った。 静かで落ち着いた雰囲気。 それに似合うように、読む場所を整えてからもう一度読みたい。いつもより少しロマンチックになれそうな、そんな本だった。

Posted byブクログ

2019/05/31

静かな夜に一人、本を読みながら手元のコーヒーを一口。ほんの少しの切なさを持ちながら、ほんのひと時じわじわと心の中をやさしく温めていく。 日常の中の非日常とでも言おうか。何か特別なことが起こる訳ではないが、不思議な世界にいるような感覚。 感想も評価も言葉にするのが難しいけれど、「エ...

静かな夜に一人、本を読みながら手元のコーヒーを一口。ほんの少しの切なさを持ちながら、ほんのひと時じわじわと心の中をやさしく温めていく。 日常の中の非日常とでも言おうか。何か特別なことが起こる訳ではないが、不思議な世界にいるような感覚。 感想も評価も言葉にするのが難しいけれど、「エスプレーソ」を飲みながら、また読もう。

Posted byブクログ

2019/05/08

p158 いま、どこか遠くの闇の中を列車が行き過ぎるとしたら、われわれ三人を包み込んでいるこのちっぽけな灯は、列車の窓にほんの一瞬かすめるだけなんじゃないか?

Posted byブクログ