つむじ風食堂の夜 の商品レビュー
面白くない
何を言わんとしてるのかが解らなかった。途中で本を閉じました。読了ならず。
ななしの六兵衛
「至福の時」と言う、ことばがある。 読書が「至福の時」となる時間がある。 至福の時… はぁ…良すぎる… 読んでて、こんなにリラックスできる作家さんに出会えたことは、とても幸運なことだ。 なんだろ…この世界観が好きすぎる。 吉田篤弘さんの作品を読むと必ず出てくる感想…。コ...
「至福の時」と言う、ことばがある。 読書が「至福の時」となる時間がある。 至福の時… はぁ…良すぎる… 読んでて、こんなにリラックスできる作家さんに出会えたことは、とても幸運なことだ。 なんだろ…この世界観が好きすぎる。 吉田篤弘さんの作品を読むと必ず出てくる感想…。コピペかと思うほど、似たような感想、感覚。 「つむじ風食堂と僕」を最初に読んでいて、どうやら今作の番外編だった模様。番外編を先に読んだわけで… そして、今作は月舟町シリーズ3部作の最初の作品。 ふぅ…好きすぎる… 残りの2作も「至福の時」を過ごせると思うと、 まさに今も「至福の時」です… やっぱり…いつものように… コーヒー飲もうっと 今回はエスプレーソ… あとがき 読後感が良かった作品は、特に、他のブクログさんの感想を読みたくなる。 今作は、800人以上もいるなぁ… そして、やっぱり合わない人もいるんだなぁ ⭐️一つって… 人それぞれ、感じ方もそれぞれ。
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月舟町シリーズの1作目!町の住人になったような、あったかい気持ちにさせていただきました!この町の感じがたまらない!大好きです!
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読むのがしんどい。1つ目の短編で読むのをやめた。閉じた世界観。申し訳ないけど、生理的に受け付けない。 こういう系統が好きな人もいるのだろうけど。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
今日は病院の日。検査の予定だったので、手持ち無沙汰な待ち時間を予想して、自宅の文庫本を持参した。腹部超音波検査、いわゆるエコーってやつ。診察台の上、仰向けに横になりTシャツを捲り上げると、検査技師が僕の腹部に生温かいジェルを、たっぷりと塗り広げた。あの絶妙な生温かさ…どうにも感触がよろしくない。臍の上から鳩尾、両脇腹を巡り「膀胱も視ますから」下腹部に至るまでヌメヌメとセンサーが滑る。僕は両腕を頭の上で組まされて、されるがままの、なす術なし。ひと通り僕の胴体部をセンサーで撫で回した検査技師は、ついに僕の内臓への興味が尽きたのだろう、ゴワゴワしたペーパータオルで、ヌメヌメのジェルを手際良く拭き取った。 「次、採血です」 採血後は、ひたすら待ち時間。ようやく文庫本を取り出し読み始めた。さきほどのジェルの感触が抜けきらず、何か脂っこいものを食した後のような、もったりと纏わり付く感覚の記憶に辟易しながらも、ページをめくる手が止まらない。再読とはいえ、雨の研究?物語のディテールなどは、とっくに闇の中。 「エスプレーソ。砂糖はいらないよ」 このセリフだけは、よく覚えていた。 そうそう。たしか、と。 「“果て”を考えるということは“ここ”を規定すること」 「“ここ”がどこまで続いているのかを示すことが出来れば、その先が“果て”」 ふと宇宙の話になって。昨日まで読んでいた本が、宇宙飛行士の話だったというのに。 それでも“ここ”が“どこ”なのか。 “どこ”が“ここ”なのか。 「“先生”も“僕”も答えられませんでした」 そんなの、僕にだってわからない。 僕は、いまどこに居るの? もはや時空の問題では、なくなったのかと思った。 「投げつけるはずだった石ころをね、いつのまにか掌の中で愛でるようになっちゃうんです」 年齢を重ねること、それ自体に良し悪しはないだろう。確かなのは残された時間と、世間体くらいなもので、そもそも世間体など、僕自身はまったく気にしない。とはいえ自分を客観視することだけは、気にしていきたい。公共性というか。迷惑をかけない程度には。 “オノレ”は、その後どうなったのかな。 ほんとうに消えてしまうのだろうか。 “脂っこさ”に飲まれつつも、ページをめくる手だけが停滞した時間を打破した。その証拠に、診察に呼ばれるまでに、この物語を最後まで読み終えることができたのだ。 清々しい気分です。 「すべて平等に雨が降ってる」 そうそう。今日は一日雨降りでした。
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つむじ風シリーズ読書開始。 登場人物達は一見普通のようで、でもどこか浮世離れしている空気感。ふわっと、ぬるっと、そこにいるのかいないのか、生活感の無さがそうさせるのか?吉田篤弘さん独特の雰囲気がクセになる。
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#つむじ風食堂の夜 #吉田篤弘 さん #読了 映画を以前観てしまっていたので吉田さんの作品の中でも後回しにしていたこの作品をやっと読むタイミングになったので噛み締め、読んだ。 センチメンタルで懐かしい。優しい風にそっと吹かれているような幻想的な物語。 古本屋「デニーロの親方」がツ...
#つむじ風食堂の夜 #吉田篤弘 さん #読了 映画を以前観てしまっていたので吉田さんの作品の中でも後回しにしていたこの作品をやっと読むタイミングになったので噛み締め、読んだ。 センチメンタルで懐かしい。優しい風にそっと吹かれているような幻想的な物語。 古本屋「デニーロの親方」がツボ。
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少し想像がしにくい所があったりしたけど、 吉田さんらしい本だなぁと思いました。 心に残ったフレーズが何箇所かありました。
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月舟町にある、つむじ風食堂に集う人達の、なんともいえない不思議な感じの会話。今より少し前の時代は、こんなつきあい方があったのかもしれないとおもいつつ、するすると読めた。
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何年も前に買って読まずにいたか、途中でやめてしまったか。記憶にないがお正月休みに少し読書をするのにちょうど良いかと思って手に取った。 「月舟町」「つむじ風食堂」「月舟アパートメント」など文字だけでほっこりとあたたかい気持ちになる。語り手の「私」は、ライターで、父親は手品師。月舟ア...
何年も前に買って読まずにいたか、途中でやめてしまったか。記憶にないがお正月休みに少し読書をするのにちょうど良いかと思って手に取った。 「月舟町」「つむじ風食堂」「月舟アパートメント」など文字だけでほっこりとあたたかい気持ちになる。語り手の「私」は、ライターで、父親は手品師。月舟アパートメントの屋根裏に住み、つむじ風食堂の常連。食堂の常連客との交流、子どものころ父親に連れて行かれた喫茶店のエスプレーソなど、ささやかな日常や思い出が淡々と綴られる。 個人的にこうした小説も好みのものはあるのだが、本作は掴みどころがなく、もう少しインパクトのあるエピソードが欲しかったなという印象。
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