ご臨終メディア の商品レビュー
単なる雑談。メディ…
単なる雑談。メディアへの批判は見当違いが多い。ただし、メディア側の人間は、世間からこうゆう目で見られているんだという自覚を持つ必要はある。
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刺激的なタイトルほど…
刺激的なタイトルほどではなかったですが、新書としてはまぁ面白いと思います。
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マスコミの機能不全を検証しつつ、抗議を怖れる報道と世間が作り出す善意による問題点を指摘した本。 思考停止は問題を悪化させるだけ。マスコミだけでなく、私たち一人ひとりが「考える」ことを放棄しなければ、問題の解決に向けて少しは前進するはず。 そして、わからないことを認めることも大...
マスコミの機能不全を検証しつつ、抗議を怖れる報道と世間が作り出す善意による問題点を指摘した本。 思考停止は問題を悪化させるだけ。マスコミだけでなく、私たち一人ひとりが「考える」ことを放棄しなければ、問題の解決に向けて少しは前進するはず。 そして、わからないことを認めることも大事です。一番危ないのは、わからないという理由で境界線を引いて壁を作ること。それは差別の始まりなのです。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
帯にはこうある「抗議が怖い」「視聴率が欲しい」。まさにこれがTVを中心にした現状なのでしょう。その結果が今の面白くないどこの局も同じ内容のニュース、同じ映像そこに現れていると分からせてくれる一冊です。そして副題の「質問しないマスコミと一人で考えない日本人」であることを教えてくれます。 情報過多の現在。無知でないと人は言うかもしれません。でも無知とは「疑問を発せられない状態」とも言います。そこに今の人々はそれこそ知らずになっているのでしょう。 一人ひとりがそこに気付くだけで良い方向へ向かうんだと思うんです。共感しなくてもいいから読んで見て欲しいですね。著者の二人を毛嫌いする人も多いですが。 特に1995年をリアルに経験していた世代には!
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p14 主観軸が情報を判断 p44 視聴者のニーズと思考の抑制のためにメディアがある p112 人が違えば答えが違う p124 メディアの責任 p125 間違えるのは権利 p164 悪は徹底的に殲滅しろという懲罰意識が司法の懲罰意識に繋がっている→× p172 加害者の立場に立て...
p14 主観軸が情報を判断 p44 視聴者のニーズと思考の抑制のためにメディアがある p112 人が違えば答えが違う p124 メディアの責任 p125 間違えるのは権利 p164 悪は徹底的に殲滅しろという懲罰意識が司法の懲罰意識に繋がっている→× p172 加害者の立場に立てない日本人 何が社会かという指標がない 批判→琴線が刺激されたということ 怖がることはない
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図書館より 対談形式でメディアのさまざまな問題点を語った本。 こういう本は実際にあった事件に対するメディアの反応を思い起こしながら読んでいるとついつい考え込んでしまいます。 原発事故も終息したわけでもないのにすっかり報道は下火になってしまった感はあるし、推定無罪の原則なのに逮...
図書館より 対談形式でメディアのさまざまな問題点を語った本。 こういう本は実際にあった事件に対するメディアの反応を思い起こしながら読んでいるとついつい考え込んでしまいます。 原発事故も終息したわけでもないのにすっかり報道は下火になってしまった感はあるし、推定無罪の原則なのに逮捕すると顔を映す件もしかり。この本ではなぜ手錠にはモザイクをかけて顔を映すのかと著者の方の一人が、メディアの関係者の方に聞いたことがあるらしいのですが答えは「人権を守るため」らしいです。なんともおかしな話です。 メディアといっても商業なのである程度仕方ないところもあるのかもしれない、と思うのですが、公共料金を取っているNHKくらいは利益とか考えなくてもいいわけですからもっと先鋭的な報道をしてほしいものだと思います。抗議を恐れて自らの首を絞めるようなニュース番組作り、ドキュメンタリー作りはやめてほしいものです。
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オウム真理教を描いた映画「A」と「A2」共に各映画祭で高い評価を受けたドキュメンタリー作家の「森 達也」氏とオーストラリア在住のジャンル横断的な異色作家の「森巣 博」氏の対談形式の本。 現在のメディアについて批評した書籍。今のメディアは本来あるべき役目を果たしていない。テレビの報...
オウム真理教を描いた映画「A」と「A2」共に各映画祭で高い評価を受けたドキュメンタリー作家の「森 達也」氏とオーストラリア在住のジャンル横断的な異色作家の「森巣 博」氏の対談形式の本。 現在のメディアについて批評した書籍。今のメディアは本来あるべき役目を果たしていない。テレビの報道番組の実態は下請けに丸投げ、そして視聴率至上主義となっているため、視聴者の喜ぶ番組しか作らない。新聞は記者クラブで発表される内容を記事にしているだけ、そのため新聞各社の記事のほとんどが同じような内容となっている。しかも発表される内容に疑問を持つ事なく記事にしてします。 そして学校で問題になっているイジメと同じように、徹底的に弱いものを痛めつける。 以前読んだWSJ の記者が書いた本でも同じような事を指摘しており、大筋で正しい指摘なんだと思われる。 そして今、自民党の大勝利とともに行われだした、安倍首相への批判記事の氾濫。 メディアの報道を信じるのではなく、本当の事は何なのかを自分で考え判断する事の大切さを改めて感じさせる本だった。
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お二人の対談形式で進められた内容でした。 表題を読んでいただければ大体の内容は推察できるのではないかと。 自分の論に近いところがあって共感させられました。 また自分もまだまだだな、と思うところもたくさん感じさせられました。 つまり、この本の内容も鵜呑みにするでなく...
お二人の対談形式で進められた内容でした。 表題を読んでいただければ大体の内容は推察できるのではないかと。 自分の論に近いところがあって共感させられました。 また自分もまだまだだな、と思うところもたくさん感じさせられました。 つまり、この本の内容も鵜呑みにするでなく、自分で考えてみよう、ということで
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[2012.その17]マスコミの報道のあり方にグサグサと切り込んだ意見が書かれている。 マスコミ側の「かれら」と「われわれ」という位置づけや線引きに、気づかないうちに社会がまとめられていると、はっと気づかされた気がする。 思考停止していることにまず気づかなければ。
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