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クロニクル 千古の闇(1) の商品レビュー

4.3

100件のお客様レビュー

  1. 5つ

    44

  2. 4つ

    25

  3. 3つ

    19

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2010/09/27

何千年前の狩猟採集時代のファンタジー。著者が考古学者らしく、当時の狩りや道具を作る様子をまるで見てきたかのように記述する。当時の人々は精霊や呪術が当たり前のリアルさを持つ世界観の中で生きていたろうから、忠実に再現するほどきっとファンタジー的になる。

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2010/09/26

紀元前4000年。氏族から離れて森で父と二人で暮らしていた少年が悪霊に父を殺され、父の言葉に従って悪霊を滅ぼすべく精霊の山を探して旅に出る。道連れは生まれて間もない子オオカミ、旅の途中で精霊に捧げるためのアイテムもゲットせねばならないという正統派ファンタジー。 この作者は6000...

紀元前4000年。氏族から離れて森で父と二人で暮らしていた少年が悪霊に父を殺され、父の言葉に従って悪霊を滅ぼすべく精霊の山を探して旅に出る。道連れは生まれて間もない子オオカミ、旅の途中で精霊に捧げるためのアイテムもゲットせねばならないという正統派ファンタジー。 この作者は6000年前の世界を舞台とするにあたって考古学を学び、実際に森の中で色々体験してその世界をしっかりと自分のものにしている、というのが珍しい。サバイバル小説みたいな感じもする。

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2010/09/12

酒井絢子さんの表紙が気になっていた一冊。 六千年前の西欧が設定の、ファンタジー。 ふとした時に、現代感覚がもれるハリボテの物語ではなかった。

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2010/08/17

装丁とタイトルにひかれて読んだ。内容も表紙のイラストの雰囲気そのままでよかった。 これから何冊か続いていく物語だけど、一冊ごとに話がまとまっているので比較的読みやすいと思う。

Posted byブクログ

2010/07/17

友達のススメで読み始めました。最初は退屈でしたが、読み進めるうちに面白くなってきました。 よくあるファンタジーかと思っていましたが、考古学を学んだ作者による6000年もの昔を舞台にした話で、頭の中が映画館のようになって、フル回転で想像しています。 狼のウルフがとてもかわいくて、救...

友達のススメで読み始めました。最初は退屈でしたが、読み進めるうちに面白くなってきました。 よくあるファンタジーかと思っていましたが、考古学を学んだ作者による6000年もの昔を舞台にした話で、頭の中が映画館のようになって、フル回転で想像しています。 狼のウルフがとてもかわいくて、救われました。

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2010/04/15

ファンタジーが好きです。ロード・オブ・ザ・リングとハリー・ポッターの映画が大ヒットしたおかげで、書店のファンタジー棚は大盛況で嬉しい悲鳴。そんな中で、久々に夢中になったシリーズの第1巻です。 6000年前の北アメリカを舞台に、狩人の父をクマに殺された少年トラクと、クマに母を殺さ...

ファンタジーが好きです。ロード・オブ・ザ・リングとハリー・ポッターの映画が大ヒットしたおかげで、書店のファンタジー棚は大盛況で嬉しい悲鳴。そんな中で、久々に夢中になったシリーズの第1巻です。 6000年前の北アメリカを舞台に、狩人の父をクマに殺された少年トラクと、クマに母を殺されたオオカミの子が、身を寄せ合って森をさまよいます。邪悪な者たちの呪いが発動されていて、あちこちの部族が恐れ警戒する中を、天地万物の精霊が宿る山を探して旅する二人。 トラクは素直で傷つきやすい少年で、子オオカミのウルフも純情です。しかし彼らが立ち向かわなくてはならないのは、非情な山と森の部族たちや、邪悪な霊を崇める者たち。そして優しくも厳しい自然の世界。 読み進めるに連れ、トラクとウルフの温かさと愛らしさとけなげさに涙ポロポロこぼしながら一緒に旅して行く自分がいました。 とってもオススメ!

Posted byブクログ

2010/01/17

「おまえに誓ってほしいことがある」父さんが言った。「山を見つけるんだ。“天地万物の精霊”が宿る山だ。…そこにしか望みはない」―――紀元前4000年の森で、巨大なクマの姿をした悪霊に襲われた父との誓いを守り、“精霊の山”をさがす旅に出たトラク。道連れは、生まれて間もない子オオカミの...

「おまえに誓ってほしいことがある」父さんが言った。「山を見つけるんだ。“天地万物の精霊”が宿る山だ。…そこにしか望みはない」―――紀元前4000年の森で、巨大なクマの姿をした悪霊に襲われた父との誓いを守り、“精霊の山”をさがす旅に出たトラク。道連れは、生まれて間もない子オオカミのウルフ。オオカミ語を話せるトラクはしだいにウルフを大切な仲間として思うようになる。“案内役”とはウルフのことなのだろうか?精霊にささげる“ナヌアク”とは何か?トラクの冒険が始まる。 クロニクル千古の闇シリーズ(全6巻)のうちの第1巻。紀元前4000年という大昔の話なのに、細かい説明などがあるせいか、情景が随分リアルに想像できました。オオカミのウルフは、まだ幼いけれどすごく頼りになるし、トラクのことを兄のように慕っているのが可愛いですv最後に去ってしまうシーンはトラクの気持ちが痛いほど伝わってきて切なかった・・・。また2巻以降、登場するといいなぁ。”精霊の山”でのクマとの戦いは本当に怖い場面でしたが、一応ハッピーエンドで良かったと思う。でも謎もたくさん残っているので次巻が楽しみ。

Posted byブクログ

2012/07/14
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

 酒井駒子絵でジャケ借り。(@図書館)  狼の子ども(名前もウルフ)がかわいかった! 主人公のトラクもけなげな少年だった。ただ、ヒロインのレンは気が強すぎていまいちかわいくないよぅ。西洋のファンタジーのヒロインてこういう気の強いしっかり者の優等生みたいな子が定番なんでしょうかね。そして、なんといってもレンの兄貴ホードがサイテーすぎて……もう……なんなのウザイ(笑)  ストーリーというよりもむしろ、この太古の時代の文化風習が面白いです。続きも気になるけど。悪霊を操る悪い魔導師との対決はどうなるのかな~。 原題:Chronicles of Ancient Darkness 1     Wolf Brother

Posted byブクログ

2009/11/20

このシリーズはとても面白い!!!! はやく続きが気になってよく図書館に駆け込んでました 笑 満足する一冊ですよ。

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2009/10/12

中学の頃、図書室で出会いました。 始めは中身より表紙で惚れてしまい、見とれてしまったw 初めてだったんで。あの絵柄は。 中身は、静かなところで読んだ方が似合うような内容でした。 ファンタジーなのですが、実際というべきものでしょうか?なんだか 本当にあったような気分が味わえました。...

中学の頃、図書室で出会いました。 始めは中身より表紙で惚れてしまい、見とれてしまったw 初めてだったんで。あの絵柄は。 中身は、静かなところで読んだ方が似合うような内容でした。 ファンタジーなのですが、実際というべきものでしょうか?なんだか 本当にあったような気分が味わえました。 最近、色々な本を読んだので大体の内容がかすれてきたので 夏休みの時間、読んでみたけどやはり静かなところがあるなぁ・・・

Posted byブクログ