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科学哲学の冒険 の商品レビュー

3.9

49件のお客様レビュー

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2013/11/09

科学哲学の冒険 http://www.amazon.co.jp/gp/product/4140910224/ref=as_li_ss_tl?ie=UTF8&camp=247&creative=7399&creativeASIN=4140910224&...

科学哲学の冒険 http://www.amazon.co.jp/gp/product/4140910224/ref=as_li_ss_tl?ie=UTF8&camp=247&creative=7399&creativeASIN=4140910224&linkCode=as2&tag=cm3-22 読了。勧めてもらった通り読みやすかったし珍しく2日間で一気に読み切った。結局僕は実在-反実在に関してはD.Davidson的な立場に立つので納得しきれない部分もあったけど、つまみ食いしてた点々に線がスッと通った感じ。 (https://twitter.com/cm3/status/398882550292021249 より転記)

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2013/09/25

会話としての解説というのは難しいのだが、これが成功しているのかどうか判別できない程度には理解していない。

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2013/03/09

科学哲学の入門書で、科学的実在論を擁護する立場から分かりやすく書いてある。科学的な考え方、哲学的な考え方を同時に学ぶことができる。 ただ、対話形式で分かりやすくなっているのだが、少し読みづらかった。大学入学前の自分にとっては大学での勉強に対する憧れが生まれたので良かったが。 ...

科学哲学の入門書で、科学的実在論を擁護する立場から分かりやすく書いてある。科学的な考え方、哲学的な考え方を同時に学ぶことができる。 ただ、対話形式で分かりやすくなっているのだが、少し読みづらかった。大学入学前の自分にとっては大学での勉強に対する憧れが生まれたので良かったが。 なので、大学生よりも高校生が読むべき本だと思う。

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2013/03/05

本書を楽しめるかどうかは、最初の方の「科学哲学は何のためにあるのか」の議論がすっきり腑に落ちるか否かにかかっている。 ここで腑に落ちなければ、 「何を当たり前のことをああだこうだとわざわざ深刻な顔して論じているんだろう」 と呆れ、途中で本を投げ出すに違いない。 一方腑に落ちたな...

本書を楽しめるかどうかは、最初の方の「科学哲学は何のためにあるのか」の議論がすっきり腑に落ちるか否かにかかっている。 ここで腑に落ちなければ、 「何を当たり前のことをああだこうだとわざわざ深刻な顔して論じているんだろう」 と呆れ、途中で本を投げ出すに違いない。 一方腑に落ちたなら、 「何を当たり前のことをああだこうだとわざわざ深刻な顔して論じているんだろう」 とやはり思いながら、それでもその緻密な論理構成を楽しむことができるんじゃないかな、と思う。 もちろん僕は後者。

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2013/01/20
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

 科学哲学の入門書。帯に書いてある「哲学と科学のオイシイところをいっぺんに味わえる、一冊で2倍お得な入門書」という紹介が、「まさに!」な内容だった。対話形式で話が進んでいくので非常にわかりやすい。  本書を通して、科学や哲学の役割について改めて考えさせられた。科学哲学という視点を学んでおくのと、そうでないのとでは、世界の見え方はだいぶ変わっていただろうなと思った。

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2014/03/10

入門書としてかなりいい線いってると思います。 終章の議論はちょっと、うーんだけど、それはどうでもいい。 読んでください!

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2012/08/06

印象に残っていることはライプニッツ時代は十七世紀は「科学者」にあたる「scientist」という言葉はなくても科学を生み出していく科学者という言い方がないこと。哲学の歴史はビック・ネームと呼ばれてデカルトは数学者、物理学者、生理学者としての人物です。科学哲学のやり方の自然主義では...

印象に残っていることはライプニッツ時代は十七世紀は「科学者」にあたる「scientist」という言葉はなくても科学を生み出していく科学者という言い方がないこと。哲学の歴史はビック・ネームと呼ばれてデカルトは数学者、物理学者、生理学者としての人物です。科学哲学のやり方の自然主義では科学をはじめに面白いことをする研究が書かれてあります。哲学独自の方法で科学の方法論を整備する立場は「第一哲学」です。考え方が「自然主義」と言い科学哲学の重要な仕事は科学による科学の自己理解を助けることが科学的な仕事だと思いました。

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2012/06/05
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

科学哲学の歴史について、先生と生徒の対話形式でまとめた本。 哲学者の思想の変遷がやさしく伝わってきて、比較的読みやすい本だと思うが、生徒が優秀すぎてついていけない時がある。 対話形式にする必要があったのだろうか・・・。

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2012/03/24

「科学」と「占い」や「オカルト」とどこが違うの?という素朴な疑問に分かりやすく答えてくれる。 哲学の本でここまでわかりやすい文章で説明している本は、この本と「ソフィーの世界」くらい。自分は理系だったが、畑が違うと、全く言葉が通じなかったりする経験がある。それがどうしてなのかわか...

「科学」と「占い」や「オカルト」とどこが違うの?という素朴な疑問に分かりやすく答えてくれる。 哲学の本でここまでわかりやすい文章で説明している本は、この本と「ソフィーの世界」くらい。自分は理系だったが、畑が違うと、全く言葉が通じなかったりする経験がある。それがどうしてなのかわかる。 文章、科学哲学の先生、哲学科の男の子、理系の女の子の対話形式で面白い。 文系の男の子が「質点なんてありもしないのにそれを前提にするなんてナンセンス」とか言うと、「何いってんの!そんなこというやつは20階から飛び降りろ!」というやり取りが妙につぼに入った。

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2012/03/06

ごく普通の職業科学者が共有しているであろう「仮説を実験結果で検証し法則を見つけ出す」みたいな科学観が、哲学的な視点からはツッコミどころ満載のナイーブなものだということはよくわかった。これ一冊で「科学とは?」という素朴な疑問に対して科学哲学という分野で繰り広げられている議論の大枠が...

ごく普通の職業科学者が共有しているであろう「仮説を実験結果で検証し法則を見つけ出す」みたいな科学観が、哲学的な視点からはツッコミどころ満載のナイーブなものだということはよくわかった。これ一冊で「科学とは?」という素朴な疑問に対して科学哲学という分野で繰り広げられている議論の大枠が掴める。どうせ疑うなら根本から疑ってみたい自分としては、反実在論や社会構成主義等の、普通の科学者の逆鱗に触れそうな話題も興味深く読めた。

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