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武士道 の商品レビュー

3.9

122件のお客様レビュー

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2010/11/28

切腹の描写が痛くて、座っていても立ちくらみがしました。それはさておき、本書は説明の際に洋書をいくつか引用して、国際比較を試みているわけですが、この本が書かれた当時のことを考えると、新渡戸稲造がかなり博識だったことが伺えます。現代の我々日本人が、ここに書かれた価値観のどの部分をどれ...

切腹の描写が痛くて、座っていても立ちくらみがしました。それはさておき、本書は説明の際に洋書をいくつか引用して、国際比較を試みているわけですが、この本が書かれた当時のことを考えると、新渡戸稲造がかなり博識だったことが伺えます。現代の我々日本人が、ここに書かれた価値観のどの部分をどれくらい保っているのか考えるのも面白いかも。武士の嫁像については、まだまだ現代にも理想像として残滓ありと個人的には思う次第です。

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2010/09/22

読解力がないのか難解に感じた それは、時代背景、登場人物をしらないだけなのか・・・ 正直読んでいて、頭に入ってきづらい本だった

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2010/05/06

自分のことを全く分からない人に説明することは難しい。避けがちな行為をしたことだけでも価値は大きい。もっと自分のことを考え表現すること必要かも。

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2010/05/03

「日本人の美徳」がよく分かります。 我々は「そうそう」と思いますが、外国の方からすると 興味深い国だったのでしょう。100年前は・・。 「道徳」が失われてしまった今の日本は 世界からどう映っているのでしょうか。

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2010/01/23

ところどころ、身の回りの大人たちから教えられてきた「躾」と分類されそうな物事を、とても整理された文書で読めたなと思いました。 五千円札に印刷されていたものの、新渡戸さんについて知らぬまま過ごしてきました。もっと早く読んでいれば良かった。日本人の精神を海外へ紹介するというだけでなく...

ところどころ、身の回りの大人たちから教えられてきた「躾」と分類されそうな物事を、とても整理された文書で読めたなと思いました。 五千円札に印刷されていたものの、新渡戸さんについて知らぬまま過ごしてきました。もっと早く読んでいれば良かった。日本人の精神を海外へ紹介するというだけでなく、100年後の日本人にも精神土壌を提供してくれると思います。 連想したことが、山本周五郎の短編集。特に『日本婦道記』。この話を美しいと感じる心は、武士道にあるのではないかと。合理的に考えればバカなことをしているのでしょうが、行為の美しさは別のところにある。

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2009/12/30

古い書籍ながら、現代にも通じる「生き様」のあり方を考えさせられました。 義士という言葉、現代生活では忘れてしまいがちな清々しさを感じます。 文章表現はやや古めかしいものの、歯切れよく読みにくさはありません。

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2009/12/28

半年ほど前に、岩波書店の文庫版を読んだ(http://mogura7.zenno.info/~et/xoops/modules/amaxoop2/article.php?lid=5357)のですが、あれに比べると、本書は現代語訳で、ずっと読み易かったのでありがたかった。 武士道...

半年ほど前に、岩波書店の文庫版を読んだ(http://mogura7.zenno.info/~et/xoops/modules/amaxoop2/article.php?lid=5357)のですが、あれに比べると、本書は現代語訳で、ずっと読み易かったのでありがたかった。 武士道は金銭そのものを忌み嫌う。自画自賛は礼儀を知らない者として映る。日本人で、科学分野で国際的な名声を得ている人が多いのに、深慮な哲学の分野で少ないのは、形而上学的な思考訓練が疎かにされてきたから。。。などなど。 あぁ、つくづく自分は日本人なんだなぁ。。。と考えさせられてしまう書でありました。 かといって、「仁」だとか「礼」にはてんでお構いなし。「忠義」なんぞクソ喰らえ。都合の良い所だけのつまみ食いですが。 (2009/12/26)

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2009/11/28

日本人が、人前では自分の悲しみを表さず、一見正反対に見える「笑顔」によって感情を隠す理由に、感激しました。それは、慎みや思いやりに溢れた行為なんだなあって。

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2009/10/04

著されてから100年と少し経った今を生きる私にとって外国人のために書かれたものが理解しやすい・・・のは皮肉だなあと思いながら読みました。 ただ、根底に流れている概念ともいうべきものには共感できます。 日本人のアイデンティティの在り処ともいうのでしょうか。 古きよき時代の遺物として...

著されてから100年と少し経った今を生きる私にとって外国人のために書かれたものが理解しやすい・・・のは皮肉だなあと思いながら読みました。 ただ、根底に流れている概念ともいうべきものには共感できます。 日本人のアイデンティティの在り処ともいうのでしょうか。 古きよき時代の遺物として解釈していた「武士道」ですが、いまでもささやかに生き続けているように思いました。 それと日本文化は恥の文化である、ということを改めて感じました。 メモ: 義・勇・仁・礼・克己心 「武士道と云ふは死ぬ事と見つけたり」 は、江戸時代中期の『葉隠』によるもの

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2009/10/07

武士道とは「武士の掟」、すなわち、「高き身分の者に伴う義務(ノーブレス・オブリージュ)」のことである。

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