子どもたちは夜と遊ぶ(下) の商品レビュー

辻村深月(著者)

2017/08/27

【あらすじ】
「浅葱(あさぎ)、もう少しで会える」『i』は冷酷に二人のゲームを進めていく。浅葱は狐塚(こづか)や月子(つきこ)を傷つけることに苦しみながら、兄との再会のためにまた、人を殺さなければならないーー。一方通行の片思いが目覚めさせた殺人鬼『i』の正体が明らかになる。大人になりきれない彼らを待つ、あまりに残酷な結末とは。

【感想】

2017/08/19

そうそう、この感じ。
この読後感が好きで辻村さんを好きになりました。
ただいつもミステリばかり読んでいるのでこういうトリック飽きました。

2017/04/09

浅葱の追い詰められてくところは切ない。月子はちゃんといつか思い出してあげられるのだろうか？恭司はちょっと思わせぶりっこよね…。みすりーど役なのかな？

2017/01/20

もうね、夢中で読んだ。
こんな、途中から止まらなくなるのは久々。
苦しいね…すごく、いい。
こんなトリック、あり？
犯人は、ちょっと予想したけど、
でも、浅葱のあの勘違いっぷりはなに～～？
…あ。でも、好きだからこそ、見ないように、見ないようにしてたんだよね。
人とかかわれないからこそ…の距離感。
知らずにいたことが、まんま浅葱の本気度だよね。
その切なさもちゃんと回収されて。
なに？この著者天才？？

2016/10/23

完全に騙されました笑
少し無理やりな部分もなくはないけれど、私の中では許容範囲でした。
最後、無理に登場人物がハッピーエンドになるよりは、幸せとも不幸せとも明示していないこの終わり方は好きですね。

2016/08/31

上を読んで楽しめるかなぁ、とちょっと不安だったけれど

下の恭司のオチが小説でないと出来ない事で　こういうの好彼一体何者？！！という謎は残るけども。

タイトルがいまいちしっくりこなかったのだけれど

「赤い靴」
「あぶくたった（煮え立った）」
「かごめ　かごめ」
「はないちもんめ」
「しゃぼん玉」

をマザーグースのようにみたてているのでは、という意見がありナルホド、と。

読み進めているときの感想が　重くて、一所懸命で、
”あそび”という単語が全然結びつきませんでした。。

今作は『ぼくのメジャースプーン』を読むと嬉しい発見が。

2016/07/04

すっごい難しい。初っ端読み始めた時から内容がなかなか入ってこず。
でもしだいに流れがつかめるようになったかと思っていたら、更に更に衝撃的事実。
辻村さんの頭の中はいったいどうなっているのだろう。
謎めいたまま終わってしまった。
不思議だ。とても不思議な話だった。
上・下巻の感想。

2016/06/17

まいった。。。。
完全にしてやられた。。

こういった展開になるとは全然見当もつかなかった。θとｉについてはなんとなく想像ついていたけれど、
月子についてはノーマークだったなぁ。
上巻で彼女に対して抱いていた感情を覆
すことが多くって。
涙がとまらなかったなぁ。
そしてラスト。
恭司の男気にまた涙涙。

哀しいお話だったけれど
とても心にぐっとくる内容。もっと余韻に浸っていたい、そんな作品でした。

秋先生の呪文の経緯もこういうことだったのね。
納得です。メジャースプーン最初に読んだのが悔やまれますけど。

2016/04/03

うーーーん…

みんな かわいそう
でも みんな優しいから 許してしまう

この先 みんなが幸せになっていくことを祈る

2016/03/10

叙述トリック、引っ掛かりました！！
素直に引っ掛かれる自分が好きです、だって気持ちいいですもん。
賢くてわかっちゃう人にはこの「くーっ、騙された」感はないですもんね。