バッテリー(4) の商品レビュー
横手との練習試合が丹念に描かれる。丁寧な描写のわりになんだかすっきりしない。中学一年生の心のもやもやを描写した、ということなんだろうが、できれば、本人には描写できないものを、大人の言葉と子供の心をもった作者がきちんと描いてほしいなあと思う。子供の心なんて大人が名前をつけて分類でき...
横手との練習試合が丹念に描かれる。丁寧な描写のわりになんだかすっきりしない。中学一年生の心のもやもやを描写した、ということなんだろうが、できれば、本人には描写できないものを、大人の言葉と子供の心をもった作者がきちんと描いてほしいなあと思う。子供の心なんて大人が名前をつけて分類できるようなものじゃない、といってしまえばそれまでだが、だってそれができるのが作家だと思うから。
Posted by
飽きてきた、何で巧が打たれたのかも観念的な説明に過ぎないし。。。スポーツものじゃないと頭でわかってはいるのだが、何分野球好きなものでして。まあともあれ最終決戦と思われる試合まであと2冊、さらっと読み終わるなこれは。
Posted by
横手との試合を機に、ミットを持たなくなった豪。思春期の2人はどんどん気まずくなってー。動き出さない2人を、軽快なテンポで無理やり動かしたのが、新田の吉貞と横手の瑞垣だ。軽い、ともいえる言動で、物語を楽しく進めてくれる。今までにないキャラたちで、このシリーズがまた別の魅力を帯びた。...
横手との試合を機に、ミットを持たなくなった豪。思春期の2人はどんどん気まずくなってー。動き出さない2人を、軽快なテンポで無理やり動かしたのが、新田の吉貞と横手の瑞垣だ。軽い、ともいえる言動で、物語を楽しく進めてくれる。今までにないキャラたちで、このシリーズがまた別の魅力を帯びた。常連の青波は最後の最後だ。読者は焦らされた分、待ってましたとばかりにかわいくて仕方がなくなってしまう。
Posted by
さて、4巻。 これは、野球の話がところどころに出てくるけど、基本回顧しているだけ。 メインはバッテリー関係=人間関係です。 すれ違うバッテリー、これを青春というのか、人間社会の縮図というか。 いずれにせよ、ドロドロしていそうなのに、さくっと読めてしまう。 脇役が脇役とし...
さて、4巻。 これは、野球の話がところどころに出てくるけど、基本回顧しているだけ。 メインはバッテリー関係=人間関係です。 すれ違うバッテリー、これを青春というのか、人間社会の縮図というか。 いずれにせよ、ドロドロしていそうなのに、さくっと読めてしまう。 脇役が脇役として必要なことを言っていく、ちゃんとした小説のありかたですよね。
Posted by
中学生がこんなにいろんな事、考えて生きてはいないと思う。ちょっと、人物描写が大人び過ぎている。後、個人的には瑞垣君が好きだけど、こんなに達観して、擦り切れた中学生はいないと思う。
Posted by
崩れたバッテリー 様々な原因が絡み合う スポーツしてるとさ、上手くいかない期間があって、 ふとしたときに上手くいかないのが抜ける瞬間があると思うんだ。 人生も一緒 上手くいかない期間があるから ふと抜けられる まぁ上手くいく、いかないの時点でエゴ満載なんだけど エ...
崩れたバッテリー 様々な原因が絡み合う スポーツしてるとさ、上手くいかない期間があって、 ふとしたときに上手くいかないのが抜ける瞬間があると思うんだ。 人生も一緒 上手くいかない期間があるから ふと抜けられる まぁ上手くいく、いかないの時点でエゴ満載なんだけど エゴがあるかないかのような1か0の世界にはなかなかならないから 多少の曲折に喜んだり苦しんだりはあるでしょう それがなくなったらどうなるんだろうね。 未知だねー。 スポーツはやったほうがいいね 学校じゃ学べないことが分かるから。 新卒で体育会系の人が人気なのが今ならちょっとわかるな。
Posted by
豪、巧、それぞれが悩みとか苦悩する部分をもってるからどっちがいけないとか悪いとか言えない状況で、とっても複雑。人間て難しーい。
Posted by
表紙、豪がガチョーンってなってますが、正にこれ。 百読は一見にしかず。 バッテリーという名の夫婦・巧&豪の間の信頼に亀裂が入ります。 誰にも頼らない、自分の力だけで突き進んでいく天才型に真正面からぶつかっていく真面目タイプは合わないらしいですよ。 まさかの横手幼馴染コンビ・門脇...
表紙、豪がガチョーンってなってますが、正にこれ。 百読は一見にしかず。 バッテリーという名の夫婦・巧&豪の間の信頼に亀裂が入ります。 誰にも頼らない、自分の力だけで突き進んでいく天才型に真正面からぶつかっていく真面目タイプは合わないらしいですよ。 まさかの横手幼馴染コンビ・門脇&瑞垣がこんなところの伏線になるとは! それでも門脇はまだ人間的温かみがあるだけいいよー。 巧とか全てをNonverbal Conversationで済むと信じきってるコミュ力ゼロ男だから、豪ちゃん大変だろう。 で、ここまで読んではっきり気づいた。 これ、野球の話が全くでてこないじゃん。 「バッテリー」について語られるのは、人間関係で野球関係じゃないじゃん! もう少し、ほら、試合展開とか、球種とか・・・プリーズ!
Posted by
まぁさすがの天才:巧くんも、そろそろ挫折を 味わっとかないとな、という4巻。 この初めての挫折が、豪まで巻き込んで なかなか深くてよく描かれてた。 瑞垣いいキャラ。 「空を仰いで」がおまけにしては良過ぎた。
Posted by
壁にぶつかるのは巧じゃなくて、豪の方なのね。豪も青波も成長していくのに、巧は変わらないのね。でも、また物語がイキイキ展開し始めた。
Posted by