わくらば日記 の商品レビュー

朱川湊人(著者)

2009/10/04

物や人の過去を見る不思議な能力を持った姉と、その妹の物語。
終戦直後の貧しい下町が舞台。まだ続刊するようだ。

2009/10/07

昭和30年代の東京下町が舞台。
人や物の記憶が見える病弱な姉様との思い出。
切なくノスタルジックな物語。

【図書館・初読・5/11読了】

2009/10/07

姉さまの持つ「力」そのものは面白いと思うんですが、なぜ姉さまが若くしてなくなったのかがまだ書かれてないのでなんとも気になります。この先のお話はあるんでしょうね？＾＾；　☆３．５

2009/10/04

表紙が素敵。
物語の端々にある「昭和」な雰囲気がとてもいいです。
でも、神楽刑事は好きになれない…

2011/07/24

知りたいことと、知っていいことは多分違う。人や物の過去が見えるというのはどういう感覚だろう。そんな能力あるほうがいいのかな。
　私だったらう〜ん。迷うけど、きっと知りたくないことまで知ってしまうだろうから、今の自分の能力でうまいことやりくりしていきたい・・・というのが答えかな。

2009/10/04

短編だけど、一つ一つはもちろん繋がっているし。不思議な力を持つ姉とそれを見守る
家族の生き方というか。いろんな事件を交えながら、でも辛く悲しいお話でもないし
どこか懐かしいような感じがするお話でした。

2009/10/04

なつかしくてやるせない
やさしくて哀しくてうつくしい
わたし、人でよかったなぁって、読後におもいました

2009/10/04

昭和が舞台のノスタルジービンビンの作品。
時代が違っても、非常に読みやすい。

ものごとには必ず切り口によって、悪と、善があったり、何が正しいことで、その基準の立ち位置での違いがあったりと、生きてきた中でみんな感じたような題材が散りばめられている。

礼儀を重んじるお母さんが出てきたり、
東京タワーが完成したり、
何だかほっとする描写も多い。

風景や、音が響いてくるようで、読んでるときのＢＧＭは昭和歌謡が絶対お奨めだ♪

2009/10/07

今もっとも期待される気鋭が、昭和のノスタルジーに載せて贈る事件簿。私の姉様には不思議な力がありました。その力は、ある時は人を救いもしましたが、姉さまの命を縮めてしまったのやもしれません……少女の不思議な力が浮かび上がらせる人間模様を、やるせなく描く昭和事件簿。

2009/10/07

寝る前に1章ずつ、大切に読んだ。静かなおばあさんが隣で昔語りをしてくれているような文体で、でも語られるのは不思議な力を持つ姉の話。間抜けなお巡りさんのことや、少し蓮っ葉な茜ちゃんのこと。とても身近に感じられる心地良い日記。