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もうおうちへかえりましょう の商品レビュー

3.6

51件のお客様レビュー

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2012/03/05

面白かった!でも、面白いだけじゃない、いろんな気づきももらえます。他のエッセイも、本業の短歌も、もっと読みたくなりました。

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2012/02/06

穂村さんエッセイブームということで。 読んでみたんだけど、うーん…前に読んだやつのが面白かった。 期待しすぎちゃったかも。

Posted byブクログ

2011/12/23
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

俳人のエッセイというものをはじめて読んだ。 独特の世界観。独特の感性。 俳句の批評もあったりして、それははじめての世界だった。 Ⅰ ◎曇天の午後四時からの脱出 存在と時間 時をかける靴下 さかのぼり嫉妬 ひとりドミノ倒し ◎ボールペンで生まれ変わる  煉獄、或いはツナサンド・イーター 反美人製造機 北斗七星の男 恐怖的瞬間 マイナス星人 ○ボーリング砂漠…すごく共感する。 ◎壊れた笑顔 赤信号対策 「未来」の奴隷 竜馬のシャツ かっこいい怒り、かっこ悪い怒り キズナハカリ ◎林檎…すごい感性 ◎朝…すごい妄想力 愛の暮らし わかりあえるか…少しむずかしい 片想い Ⅱ ◎別世界より…すごく好きな世界観 ◎夢の中の電話…これもすごく好き 愛はいつも ◎「妖怪になりたい」…水木先生、妖怪。 ◎春樹の呪縛…村上春樹のすごさ。 ◎八〇年代最大の衝撃…生きづらさからのリンダリンダ。 ◎言葉の戦後性…短歌論。おもしろい。 ◎言葉の金利…短歌論。短歌にも時代の傾向がある。 ◎したあとの朝日はだるい ◎「怜央」と「幸子」と「う」…名前のもつ時代性。      Ⅲ ◎文学と人生…「人生」と「文学」は別物。偉人伝の「文学」の部分に興味があるわたしたち。 車内読書 アシホたち ○『一角獣・多角獣』狩り…古本探しは創造主との戦い。 就眠儀式 ◎タイトル…発想の凄さ、翻訳の美しさ、メタレベルの面白さ。 文体のこと 対談 ○未収録という誘惑…それは、シークレットに似た何か。 ○夜の部…そうそう、Bookoffって挨拶がうるさい。 目に入る 高い本を買うとき 読み返す本 ◎本を覗き込む…どんな本を読んでいるかで人は勝手にイメージされる。 ○いいところ…いいところの押し付けは逆効果です。注意! ラッキー嬢ちゃんのおそろしい仕事 本当の本棚 夜の合唱 永遠の寮-あとがきにかえて 初出一覧 Ⅱが、おもしろかったんだなぁ。

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2011/10/11

「本当はちがうんだ日記」を読んでもっとこのひとの本を読んでみたくなり、とりあえず本屋に置いてあった中で一番装丁が好みだったこの本を選びました。 本業(?)の短歌が組み込まれていたり、文章から伝わってくるダメさはあんまりなかったり、「本当は~」に比べて文学青年度が高いように思い...

「本当はちがうんだ日記」を読んでもっとこのひとの本を読んでみたくなり、とりあえず本屋に置いてあった中で一番装丁が好みだったこの本を選びました。 本業(?)の短歌が組み込まれていたり、文章から伝わってくるダメさはあんまりなかったり、「本当は~」に比べて文学青年度が高いように思います。ダメ過ぎず、真面目過ぎずの絶妙なバランスです。 私はあまり本を読まないのですが、この本を読んでいると「本好きのお兄さん」にいろんなことを教えてもらっているような気分になります。

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2011/10/02

「星の夜ふたり毛布にくるまって近づいてくるピザの湯気を想う」 など、時代を汲んだユニークな作品をつくる歌人のエッセイ集。高校時代の「女の子に相手にされなかった話」とか、会社員時代の「曇天の午後四時が恐ろしい」など、なにげない話を著者ならではの軽快なタッチで読ませてくれます。一人で...

「星の夜ふたり毛布にくるまって近づいてくるピザの湯気を想う」 など、時代を汲んだユニークな作品をつくる歌人のエッセイ集。高校時代の「女の子に相手にされなかった話」とか、会社員時代の「曇天の午後四時が恐ろしい」など、なにげない話を著者ならではの軽快なタッチで読ませてくれます。一人で息抜きしたい時なんかにオススメ。

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2012/05/20

穂村さんのエッセイ集。 相変わらず心地よいズレに笑わせて頂いてますが、今回のは穏やかにゆる〜くズレています。 読んでいて凄く居心地がいいです。 大人だからといってカッコつけるわけでもなく、ありのまま等身大の穂村さん。 このエッセイ集の中にあるウルトラマンと仮面ライダーの対談とか、...

穂村さんのエッセイ集。 相変わらず心地よいズレに笑わせて頂いてますが、今回のは穏やかにゆる〜くズレています。 読んでいて凄く居心地がいいです。 大人だからといってカッコつけるわけでもなく、ありのまま等身大の穂村さん。 このエッセイ集の中にあるウルトラマンと仮面ライダーの対談とか、ボールペンで生まれ変わるとか…言われてみないと世間のズレや違和感に気づかない。 みんな誰もが心の中で感じたことを、改めて穂村さんが掘り起こして文章にしてくれる。 だから笑えるのかもしれない。 そして、穏やかだとも言えない独特の文章が妙に落ち着く。

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2011/08/26

深い…ような軽いような。(笑) 電車の中で読んじゃって、参りました。 自意識過剰のせいか、笑いのツボにはまってしまったら抜け出せなくなりました。 でも家に帰って読み直したら、笑えない。(-_-;) だけどやはり面白い。 「小太り」という印象。 たしかに、そう思っていました。 ...

深い…ような軽いような。(笑) 電車の中で読んじゃって、参りました。 自意識過剰のせいか、笑いのツボにはまってしまったら抜け出せなくなりました。 でも家に帰って読み直したら、笑えない。(-_-;) だけどやはり面白い。 「小太り」という印象。 たしかに、そう思っていました。 夜中に甘い菓子パンを食べるから、か?

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2011/07/14

「世界音痴」に続く穂村弘のエッセイ第二弾。ここから「本当は違うんだ日記」に続くのかな?哀愁漂い脱力した不思議な語り口と、静かに過激なシュールさ満点の内容は変わらないが、後半で「言葉の戦後性」や短歌論などの少し真面目な話、はたまたマニアックな古本の話が盛り込まれている点が新しい。エ...

「世界音痴」に続く穂村弘のエッセイ第二弾。ここから「本当は違うんだ日記」に続くのかな?哀愁漂い脱力した不思議な語り口と、静かに過激なシュールさ満点の内容は変わらないが、後半で「言葉の戦後性」や短歌論などの少し真面目な話、はたまたマニアックな古本の話が盛り込まれている点が新しい。エッセイを読めば一目瞭然だが、常軌を逸している著者の視点から語られる真面目なテーマの話題はなかなか興味深い。ただ大島弓子とかよく知らないとちょっと・・・*1。やーにしてもこの人面白い。原田宗典のトホホ臭のする情けなさとはまた別の、何かを超越してしまったような異様な情けなさ。うん。 学生の頃、大量のCDをテープに採りながら夜を迎えると、その日が充実していたのか、それとも虚しかったのか、よく判らなくなった。 実際にまだやってきてもいない月曜日の影に怯えて「サザエさん」を楽しめないなんて、もったいないではないか。 ここにある心どおりに直接に文章書こう「死にたい」とかも    永井 祐

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2011/05/27

「世界音痴」の続編のようなもの。 ひとつひとつのエピソードがおもしろい。 思わず頷いてしまうものばかりだが、 おもしろいのはその表現力と飛躍した発想力だろう。

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2019/01/16

やはり、自分好みの文体というのは するすると、身体に入ってくるもので。 穂村さんの文章は じぶんごのみのお酒のように ぐびぐびとしみ込んできます。 あ、それが、この方の才能というものかしら。 たくさんの人に、そう思わせてしまう その力こそが。

Posted byブクログ