チルドレン の商品レビュー
初めての伊坂作品でした。ショートストーリーなんだけど、つながってるみないなそんな本です。陣内がおもしろいっ。着ぐるみ着て親父を殴るところが好き。
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うーん短編集のふりをした長編小説らしいです作者曰く まぁどっちでとってもええんちゃう? ほのぼのとした作品やったけど、俺からしたら消化不良やな・・・ なにが伝えたいのかうまくつかめへんかったわ(´Д⊂)
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変人、陣内をとりまく人々が主人公の、一風変わったミステリ集です。 『陽気なギャングが地球を回す』では、荒削りながらも圧倒的なエンタテイメントのパワーに驚いたけれど、さすがにこの辺からは書き慣れてきた感があります。 ストーリーも、キャラクター設定もだいぶこなれてきて、洒脱な感じ...
変人、陣内をとりまく人々が主人公の、一風変わったミステリ集です。 『陽気なギャングが地球を回す』では、荒削りながらも圧倒的なエンタテイメントのパワーに驚いたけれど、さすがにこの辺からは書き慣れてきた感があります。 ストーリーも、キャラクター設定もだいぶこなれてきて、洒脱な感じ。 ひとつひとつのお話をとおしても、全体をとおしても、きれいにオチがついています。 でも、なんていうか、きれいにまとまりすぎな印象があるんですよねー。 うまいんですけど、うまいだけであんまりこころに残らないっていうか……。 書店員さんとか、たくさん本を読んでいる人で落ち着いた文章が好きな人は、伊坂さんタイプのこういうお話が好きなんだろうなぁと思いますが。 私は、もうちょい盛り上がりが大きいほうが好みっていうか、もうちょいディープなお話のほうが好きです。 でも、本好きなら一度は読んでおきたい一冊ではあります。
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伊坂氏の短編集でありながら、これも心地の良い長編。WOWOWでドラマ化も進んでいるみたいですが、このすばらしい魅力を持ったキャラクターを映像化できるのか不安ですなー…うむむ
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どっかで「これいいよっ」て紹介文から。 買ってよかったと思うぐらい。 なにげにない世界のこの不思議さ。なんでこんな感じになるのか?と。 伊坂さんの文才なのか?
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銀行強盗に人質にされ出会った破天荒な言動と行動の陣内と盲目の青年永瀬。 時を行きつ戻りつしつつ描かれる彼らの周りで起こった5つの小さな奇跡の物語。 伊坂幸太郎お得意の時間軸をうまく組替えたストーリー展開。 かといって飽きさせる事無く、読み終えた時には心地よい爽やかさが待ってい...
銀行強盗に人質にされ出会った破天荒な言動と行動の陣内と盲目の青年永瀬。 時を行きつ戻りつしつつ描かれる彼らの周りで起こった5つの小さな奇跡の物語。 伊坂幸太郎お得意の時間軸をうまく組替えたストーリー展開。 かといって飽きさせる事無く、読み終えた時には心地よい爽やかさが待っている。 無茶苦茶を言っているようで真実を突いていたり、人の心を動かしたりする陣内の言葉。 生まれつき光りを失っていても、卑屈にならず鋭い洞察力を持った永瀬の行動。 圧し付けがましくない彼らの正義感と優しさが心地よかった。 こんな友人、欲しい!
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初めて読んだときあまりにも面白くて感動したくらいです。 伊坂の中で一番好きな作品です。 まぁ、伊坂にハズレはないけど!
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『ばかばかしくて格好よい、5つのファニーな物語』。・・・その通りでした!伊坂幸太郎の本の中では今の時点でこれが一番だと私的に思います。軽妙洒脱なセリフ回しやテンポのよさは言うまでもなく、この「チルドレン」は登場人物が異常にキャラたっててほんと面白かった!特に陣内。あの、わけのわか...
『ばかばかしくて格好よい、5つのファニーな物語』。・・・その通りでした!伊坂幸太郎の本の中では今の時点でこれが一番だと私的に思います。軽妙洒脱なセリフ回しやテンポのよさは言うまでもなく、この「チルドレン」は登場人物が異常にキャラたっててほんと面白かった!特に陣内。あの、わけのわからないくせに妙に読者の心をガッチリと掴む性格には、拍手を送りたいです。ひとつひとつの話が、巧妙にしかけられた伏線を回収していくうちリンクしているのだと気づく―・・・そんな伊坂節も、この作品では全開。重苦しい悩みを抱えている方にぜひこれを薦めたい。「ははは」って笑い飛ばして、前進するパワーをくれると思います。そんな一冊でした。
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俺たちは奇跡を起こすんだと言ってしまえる破天荒な陣内の愉快で素敵な作品。短編の皮をかぶった長編(?)というスタイルも面白い。
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こういう奇跡もあるんじゃないか?まっとうさの「力」は、まだ有効かもしれない。信じること、優しいこと、怒ること。それが報いられた瞬間の輝き。ばかばかしくて格好よし、ファニーな「五つの奇跡」の物語。
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