太陽と毒ぐも の商品レビュー

角田光代(著者)

2011/09/29

毒ぐもって「毒蜘蛛」かと思ってたら「毒雲」のことだったあんまり使わない言い方だな〜と思ったけど「太陽と雲」じゃタイトルとしてちょっと弱いかもねほんっとに些細な「何か」がそれまで続いたお付き合いを考えなおすきっかけになっているいつもながら　こういう重箱の隅をつつくような感じウマイな〜短編集で　いろんなカップルが出てきますがそれぞれにある「何か」がとてもリアルあとジャケットがかわいいです

2010/06/18

分かる・・・。
恋愛をしたことがある人なら多かれ少なかれ分かる感情だと思うんですよ。
だからこそ身につまされて痛い。
更には気分が悪くなるほどの不快感まで味わう。

しかし、あまりにもそれが表現されているので、激しい共感も味わう。
やっぱり角田さんすごいわ。

2010/05/25

いろんなダメ人間の日常を見せられても、全く面白さを感じなかった。
恋愛パラメーターが極度に低い私から見ると、意味がよくわからん。嫌ならさっさと別れればいいのに。

2010/02/06

一緒にいるのも、分かれるのもほんの一寸で決まる。紙一重。全ての人が全てピッタリで一緒にいれるわけではなく、いかに相手を受容しなければいけないかを改めてリアルに感じて、すごく引き込まれた。アラサーの皆さんには感じられる感情がたくさんありそうですよ。今のタイミングで読めて良かったと思う。

2009/11/12

世の中いろんなカップルおりますなぁ～。
いろんなカップルのいろんな形を見せてもらいました。
私だったら絶対に無理！とか友達がこういう恋愛してたら別れるべき！とかいってしまいそうなカップルばかりだったけど、私はひょっとしてガチガチの石頭なだけなのかも？と思ったりもする。でも・・・やっぱり無理。

2009/10/04

表と裏がある
人間はあほみたいに表しか見えてない
それで裏にひっくりかえされると
騒ぐ
そんな単調な動物です。人間は

2009/10/07

同棲中や同棲しようとしているカップルがテーマの短編集。
あとがきによると、ハッピーエンドからだらだら続くしあわせ、だそうな。

お風呂に入らない女子とか迷信好きの女子とか万引き常習犯の女子とか買い物依存の男とか巨人ファンの男とか色々出てきて、ちょっとコメディータッチ。

実はこの作品、発売当初に読んでいて、それに気付かずまた手に取ってしまったのだけど、５年近く前に読んだときとはなんとなく印象が異なる気がする。
登場人物たちと同じぐらいの年になって、同じような境遇にある今だからこそ、描かれただらだら感をリアルに感じられるのかも。

2009/10/07

ものすごく毒々しい？というか派手な装丁にまず
惹かれました。角田光代なので迷わず手に取り読
むことにしました。

全てが恋人同士の話で、ほぼ同棲している人たち
が主人公なのですが、彼らは取るに足らない小さ
なことで諍いを起こし、「本当にこの人なのか」
「本当に愛しているのか」などと悶々と考えます。
そうそう、あるある、と思いながら読んだ。
ちょっと懐かしい感じ。

2009/10/07

角田さんってこういう文調だったっけ？
いろんなものを書けるってことなのかもしれないんだけど、私には合わなかった。
残念。

2009/10/04

世の中のカップルって客観的に見たら皆こんななんだろな。
　「だったら別れろよ」という出来事を重ねているのだろう。