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太陽と毒ぐも の商品レビュー

3.5

58件のお客様レビュー

  1. 5つ

    10

  2. 4つ

    16

  3. 3つ

    19

  4. 2つ

    5

  5. 1つ

    3

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2013/11/30

色んなカップルを描いた短編小説集 お互いに不満があっても続いていくカップルの日々。 「ばっかじゃねえの」と思うような恋人たちの日常。 梅が一番好きかな

Posted byブクログ

2013/09/26

性格、文化、習慣が当然のように異なる男女の恋愛とほぼ別れの短編集。雑誌で三年に渡って連載されたということで、少しずつ読めばきっと面白い。一気に読むと飽きる。 酒乱気味の主人公が酒が原因でオトコと別れる「二者択一」は著者がモデルの私小説であるのは、おそらく正解だと自分では思う。著者...

性格、文化、習慣が当然のように異なる男女の恋愛とほぼ別れの短編集。雑誌で三年に渡って連載されたということで、少しずつ読めばきっと面白い。一気に読むと飽きる。 酒乱気味の主人公が酒が原因でオトコと別れる「二者択一」は著者がモデルの私小説であるのは、おそらく正解だと自分では思う。著者じゃなければ恩田陸。

Posted byブクログ

2013/04/21

倦怠感を感じ始めたのカップルのどうしようもなさを描いた11の短編集。 それなりに面白いけど、正直ダラダラ感がちょっと辛かった。 短編集の題名は、その中の一編からとったわけではない。 どんな意味があるんだろう? あとがきを読んでも書いてなかったけど。

Posted byブクログ

2012/10/31

大好きなんだけど、どうしても我慢できないことがある。でも、やっぱり好き-。だれかを好きになって、相手もこちらを好いてくれて、とりあえずハッピーエンド。そのハッピーエンドからだらだら続くしあわせな恋人たちの日常。

Posted byブクログ

2012/07/03

どれだけ好きであっても、長く一緒にいると、相手のちょっとした癖やこだわりに、うんざりすることはよくある。 でも結局はこの先も、文句を言いつつも、一緒にいるんだろうな。

Posted byブクログ

2012/04/30

図書館からジャケ借り。 やはりこの色! 蛍光グリーンが目を引く。 描かれているイラストはペイズリー模様に見えたけど、全然違った。(笑) 毒蜘蛛かと思ったら、雲でした。 太陽と雲…しかもブラック。 どのカップルも、どうしようもない性癖があり、それを許せるかどうか悩みながら妥協し...

図書館からジャケ借り。 やはりこの色! 蛍光グリーンが目を引く。 描かれているイラストはペイズリー模様に見えたけど、全然違った。(笑) 毒蜘蛛かと思ったら、雲でした。 太陽と雲…しかもブラック。 どのカップルも、どうしようもない性癖があり、それを許せるかどうか悩みながら妥協したり、離れたり。 救いは?結婚していないことなんだけど。 そうか、結婚してなければ、自由に一緒になったり、別れたり、やり直したり出来るんだったな、と改めて思ってしまった。 どれも短いけど、面白かった。 そして、どれも、あるある、そうそう、と思う自分なのでした。

Posted byブクログ

2012/04/21
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

2012年18冊目。 235頁。 京橋図書館で借りる。 ≪本文引用≫ p.84  何かを正直に言えば言うほど罪深くなっていく世界があるということを。ゆるす役目を持った人が存在しない場所があるということを。 p.175  永福町ではじめた私たちの暮らしは、ドレッシングみたいなものだったと思うことがある。サラダ油に酢を入れて、ぐるぐるかき混ぜる。なかなか混じり合わない両者は、数秒でちゃんと融合しどろりと白濁したドレッシングになる。三十四、五年で培ってきたそれぞれの生活は、油と酢のようにくっきりと独立した何かで、両者を混ぜ合わせるにはそれ相応の気負いと行為が要る。 ≪中略≫  けれど、白濁したドレッシングを放置すればまたすぐに分離してしまう。

Posted byブクログ

2012/03/29

意外と傑作かもしれない。 「べつにさあ、外見飾んなく立って、内にもってるもんがきれいだったらそれ、外にだって出てくんのにね…」 と風呂に入らないスマコは言う。 風呂に入らないのは置いといて天才だ、納得。 角田さんは、あとがきにて 「ばっかじゃねぇのこいつら」と罵る。 ばっ...

意外と傑作かもしれない。 「べつにさあ、外見飾んなく立って、内にもってるもんがきれいだったらそれ、外にだって出てくんのにね…」 と風呂に入らないスマコは言う。 風呂に入らないのは置いといて天才だ、納得。 角田さんは、あとがきにて 「ばっかじゃねぇのこいつら」と罵る。 ばっかじゃねぇのこいつらな人たちの すばらしく、くだらない日常を描く。 普通じゃないことは、なんにも悪いことでない。 ※ある程度の範囲内では 「ばっかじゃねぇの」というのは、褒めコトバだとも思う。 ばっかじゃねぇのと思われるくらいの生活に少し憧れるかも… 巨人ファンすぎる主人公がいたが、西武ファンすぎる自分と若干重なってしまい… ※あくまで若干。 少し反省もした一冊だった。 100%でなくても、お互いを認め合える暮らしをねー。

Posted byブクログ

2012/03/04

こんなん読んでたらこうしている一分一秒の間にも私を取り巻く人間関係は崩れ落ちつつある様な気がしてくる。

Posted byブクログ

2012/02/18
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

まだ結婚してない30代の、恋人同士の話が11個。あああるねぇ~、ああいるよねぇ~と思いながら読む。なくて七癖っていうけど、まあ30年ちょっと生きてればいろいろ形作られてるからなあ。凸凹あるし。わたしだったらこれ許せるかなあ、いやこれは勘弁してくれ、とかいちいち照らしあわせながら。57577が可愛らしかったです。

Posted byブクログ