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アーモンド入りチョコレートのワルツ の商品レビュー

3.9

428件のお客様レビュー

  1. 5つ

    98

  2. 4つ

    150

  3. 3つ

    126

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2020/05/26

たぶん高校生の時に読んだぶり。あんまり覚えてなかったけど、読んだら思い出した。 当時は吹奏楽でクラリネットを吹いていて、ピアノ曲にはほとんど興味がなくてここに出てくる曲も全然知らなかった。金の粉は調べて楽譜を印刷したのを覚えてる。全然弾けなかったけど。 ゴルドベルク変奏曲は、この...

たぶん高校生の時に読んだぶり。あんまり覚えてなかったけど、読んだら思い出した。 当時は吹奏楽でクラリネットを吹いていて、ピアノ曲にはほとんど興味がなくてここに出てくる曲も全然知らなかった。金の粉は調べて楽譜を印刷したのを覚えてる。全然弾けなかったけど。 ゴルドベルク変奏曲は、このずっとあとになってからCDを手に入れて延々聴いたことがあった。子供の情景はあんまり聴かなかったけど、もっとあとにとても素敵なおじいちゃんが演奏するCDを貸してもらってから、時々聴いている。 とても優しくて、読んでいるとほっとする文章だなと思う。

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2020/05/21

児童文学ブームってか森絵都さんブーム 森絵都さんの小説読みながら、あーあんなことあったなーって思い出すの楽しい 自分にとっての、学校じゃない特別な場所って英会話教室だったかも 楽しい火曜の夜 学校じゃ喋んないクラスメイトとか、別の学校の子とか、外国人の先生とか 児童館で漫画...

児童文学ブームってか森絵都さんブーム 森絵都さんの小説読みながら、あーあんなことあったなーって思い出すの楽しい 自分にとっての、学校じゃない特別な場所って英会話教室だったかも 楽しい火曜の夜 学校じゃ喋んないクラスメイトとか、別の学校の子とか、外国人の先生とか 児童館で漫画読んで、時間になったらみんなで英会話。英会話もだけど、その子たちと喋んのが楽しかったなー。 この前久々に飲み会に行ったけど死ぬほど話し合ったもんな。懐かしいわー

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2020/03/03

音楽をテーマにした3篇から成る短編集。 主人公は中学生の男女で、多感な年頃のいわゆる「ほろ苦い」「甘酸っぱい」ストーリーが描かれている。 情景や心理描写が細かい割にするすると読みやすく、登場人物の感情がすんなりと入ってくる。どの作品にも基本的に悪人がおらず、彼らの不器用さゆえの...

音楽をテーマにした3篇から成る短編集。 主人公は中学生の男女で、多感な年頃のいわゆる「ほろ苦い」「甘酸っぱい」ストーリーが描かれている。 情景や心理描写が細かい割にするすると読みやすく、登場人物の感情がすんなりと入ってくる。どの作品にも基本的に悪人がおらず、彼らの不器用さゆえのすれ違いに、思わず共感する。主人公は中学生だけれど、誰も悪くないのに不器用ゆえにすれ違ってしまうのは大人でもよくある事だなぁと自分の過去を振り返り反省したりもした。 全200ページほどの短い本なので、読み慣れていない人にもオススメです。 色々とすれ違いや勘違いが多く、誰も悪くないのに苛立つ人が多い昨今なので、これを読んで優しく穏やかな気持ちになってほしい。

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2020/02/03
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 以下のアドレスのブログ記事より、遡ってお読みください。 http://sasuke0369.blogstation.jp/archives/34378201.html

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2020/01/18
  • ネタバレ

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クラシック音楽をテーマに、中学生たちの心の機微を描く短編集。 読書対象は確かに小・中学生なのだけど、大人になった今読んでみて思うのは、理解していないことも財産であるということを気がつかせられる。 自分は大人なので、読んでいながら、ああすればいいのに、こうすればいいのにといろいろ思いながら、むずむずしながらもどかしく読んでいるのだけど、途中からそれができないこと、どうすればいいのかわからないこと、そんな気持ちはその時しか味わえない、それは素敵なことだなぁと読み終わって思い知らされる。 何か大きな動きや、どんでん返し的なものがあるわけではなく、中学生たちのそれほど変わらない日常が描かれているだけだけど、だからこそ余計感じるものがあったのかなぁとも思う。 これ大人になった人に読んでもらってその方達の感想も聞いてみたいなぁ。

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2019/10/31

3つの作品の短編集で、とても不思議な空気感で面白かったです♪ ファータジーのようでファータジーではない。 無さそうで有りそうな。 なぜかおじさんが読んでも共感できる中学生達のお話しで、地味だけど私の心にしみました。 人間描写が秀逸だなぁと思いました。

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2019/10/26
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※このレビューにはネタバレを含みます

子供は眠る、彼女のアリア、アーモンド入りチョコレートのワルツの短編集。 三遍共に主人公は中学生でそれぞれの物語にピアノの曲がイイ味を出している。 忘れていたあの頃の純粋な気持ちを思い出してくれた。 内容(「BOOK」データベースより) ピアノ教室に突然現れた奇妙なフランス人のおじさんをめぐる表題作の他、少年たちだけで過ごす海辺の別荘でのひと夏を封じ込めた「子供は眠る」、行事を抜け出して潜り込んだ旧校舎で偶然出会った不眠症の少年と虚言癖のある少女との淡い恋を綴った「彼女のアリア」。シューマン、バッハ、そしてサティ。誰もが胸の奥に隠しもつ、やさしい心をきゅんとさせる三つの物語を、ピアノの調べに乗せておくるとっておきの短編集。

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2019/10/13

中学生の少年、少女を主人公にした三篇の中編小説を集めた本。 どれもピアノ曲がストーリーの中に織り込まれている。 どの作品でも、主人公をめぐる人間関係が、ちょっとした出来事の中で揺らぐ。 戸惑いながら、時には激しい喪失感にかられながら、それでも彼ら、彼女らは、新しい関係の中に進ん...

中学生の少年、少女を主人公にした三篇の中編小説を集めた本。 どれもピアノ曲がストーリーの中に織り込まれている。 どの作品でも、主人公をめぐる人間関係が、ちょっとした出来事の中で揺らぐ。 戸惑いながら、時には激しい喪失感にかられながら、それでも彼ら、彼女らは、新しい関係の中に進んでいく。 そういった心の中が丁寧に描かれる。 中学生の男の子にしては、ちょっとクリアすぎないか?と思われるほどに。 私が持っている角川文庫版は、ピンクの表紙。 そこに蝶が、音符や花とと戯れるように舞うイラストが描かれている。 ちょっとかわいらしすぎかもしれないけれど、表題作にはぴったりのイメージだと思っていた。 今店頭で手に入るものとはだいぶイメージが違う。 改めて、表紙からの影響は大きいな、と思う。

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2019/06/19

1/23は アーモンドの日 シューマン等3つのピアノ曲にのせ、二度と戻らない「あのころ」を描く短編集はいかが?

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2019/05/07

確か小学生のときに読んで、実家にまだあるはずなんだけど、古本屋をぶらついてたときにたまたま見つけて懐かしくなって買ってしまった。この題名がめちゃめちゃ好きだったな〜とか思いながら読みました。 面白かったんだけど、小学生の頃はもっと面白かったって思ったような気がした……やっぱり大人...

確か小学生のときに読んで、実家にまだあるはずなんだけど、古本屋をぶらついてたときにたまたま見つけて懐かしくなって買ってしまった。この題名がめちゃめちゃ好きだったな〜とか思いながら読みました。 面白かったんだけど、小学生の頃はもっと面白かったって思ったような気がした……やっぱり大人になると変わるんだなあ。主人公たちが子供だからかなあ。当時はどうだったか覚えてないけれど、今は1話目が一番好きかも。 何度も言うけどなんてったって題名が素敵なんだー!笑 声に出して言いたくなる!かわいいから。

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