アーモンド入りチョコレートのワルツ の商品レビュー
かわいいめの短編集。 サティのおじさんのキャラはいいけど、ずっと一緒はきつそうな感じだ…。 躁ばかりでも鬱ばかりでも、自分も周りも大変だから。 バランスって大事だなぁ。 危ういバランスではなくて、安定感のあるバランスであること。
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読んだことあるな〜と思っていたら、なんだか懐かしくて、思わず泣いちゃいました。読んだことない話もあったんですが、やっぱり泣いちゃいました……。 こういうじんとくるようなお話大好きです。
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ピアノ作品集を聞きたくなるような短編でした。いま私の中では児童書がかなりきていて (梨木香歩や湯本香樹実、川島誠、あさのあつこ など・・・)ばかにできない面白さなんだよね。児童書にしとくのはもったいない!っていうか・・・。 主人公たちはみんな中学生なんだけど、私達も通過してきたで...
ピアノ作品集を聞きたくなるような短編でした。いま私の中では児童書がかなりきていて (梨木香歩や湯本香樹実、川島誠、あさのあつこ など・・・)ばかにできない面白さなんだよね。児童書にしとくのはもったいない!っていうか・・・。 主人公たちはみんな中学生なんだけど、私達も通過してきたであろう「濃厚なときめき」という子供時代が終わってしまうことを知っているのであるよ。 私は「彼女のアリア」が大好きだ。泣ける・・・。ラストなんて特に・・・。 それから「子供は眠る」は萩尾望都あたりでのマンガ化なんておもしろいかも。 「シューマン:子供の情景 作品15」、「バッハ:ゴールドベルグ変奏曲」、「サティ:童話音楽の献立表」・・・を聞きながら再読したいと思った。
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長男の本棚より拝借。 長男の評価は低かったけど 私は決して嫌いじゃないな。これ。 音楽が聴きたくなっちゃう。
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キャラクターがそれぞれ魅力的。絹子先生の背景が気になるまま終わる。主人公も知らずに終わるけど、それが話の雰囲気を構成してる。
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『子供は眠る』『彼女のアリア』『アーモンド入りチョコレートのワルツ』の三編。先二編が暖かい物語で好きだった。森絵都のやさしい文体に癒されます。章君にしても、藤谷にしても、やはり想っているからこそできることである。
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文章が好きなわけじゃない。 でもなぜかふとした時に思い出してしまう。 眠れない時。音楽を聴いている時。思い出している時。
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短編集なので凄く読みやすいです。 タイトルにもなってるアーモンドチョコレート入りのワルツは幼いときなら誰しも憧れてしまう大人の恋や、子供には分からないゴタゴタ、でも私は好きなんだという思い。沢山の愛が詰まっていて、とっても好きな話です。 読んだ後に心が温まるのは間違いなし。是非読...
短編集なので凄く読みやすいです。 タイトルにもなってるアーモンドチョコレート入りのワルツは幼いときなら誰しも憧れてしまう大人の恋や、子供には分からないゴタゴタ、でも私は好きなんだという思い。沢山の愛が詰まっていて、とっても好きな話です。 読んだ後に心が温まるのは間違いなし。是非読んでみてください。
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中学入試の勉強にお薦めなのが、この本の中に収録されている「子どもは眠る」である。 ぼく。智明。ナス。じゃがまる。章くん。いとこ同士の5人が毎年夏休みに、章くんの別荘に遊びに行く。 少なくとも小学生までの間は、学年が一つ違うだけで随分大人に見えるものだが、少しずつ大人にな...
中学入試の勉強にお薦めなのが、この本の中に収録されている「子どもは眠る」である。 ぼく。智明。ナス。じゃがまる。章くん。いとこ同士の5人が毎年夏休みに、章くんの別荘に遊びに行く。 少なくとも小学生までの間は、学年が一つ違うだけで随分大人に見えるものだが、少しずつ大人になるにつれてその差はなくなっていくものだ。中学生になれば、学年が一つ下でもレギュラーをとることもあるし、高校野球でも、一年生ピッチャーが大活躍することもある。大人になれば年下の上司なんてことは日常茶飯事だ。 この「子供は眠る」では、5人の成長につれて、最年長の章くんとの「差」がドンドンなくなっていった時の子供達の複雑な感情の絡み合いが描かれている。 「年下にレギュラーを取られてしまう悔しさ」や「初めて年下の上司と仕事をしたときの気まずさ」を覚えているならば、最年長の章くんの気持ちも読み取れるだろう。そして章くんがどういう態度をとるのかは読んで確かめて欲しい。 「物語」の主題をつかむために、「一文」でまとめるという練習がある。コツは「・・・が~する物語。」、「・・・が~になる物語。」という形を考えてみることだ。 この「子供は眠る」では「ぼく、智明、ナス。じゃがまる、章くんの五人が毎年夏休みに章くんの別荘で一緒に過ごすにつれて少しずつ自我が芽生えて大人になる物語。」とでもなるだろうか。 入試問題は「成長物語」が大好きなのだ。
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この先生のは読んでみたかったのですが、とても良かったです。少 年少女のファンタジックでリアルな物語、というは凄くツボです。 3話の短編集なのですが、少年少女の作った「お気に入りの空間」がどれにも出てきます。 それは現実逃避であり、逆に現実を知るような、不思議で普通とも言える空間...
この先生のは読んでみたかったのですが、とても良かったです。少 年少女のファンタジックでリアルな物語、というは凄くツボです。 3話の短編集なのですが、少年少女の作った「お気に入りの空間」がどれにも出てきます。 それは現実逃避であり、逆に現実を知るような、不思議で普通とも言える空間というか。 あたしは中学生くらいの頃、「友達同士群がってトイレ」に疑問を抱いたりした奴なのですが(笑)、この「空間」て、女の子の友情?なコレにも当てはまる気がしました。 ホントは嫌なのに妥協や惰性で一緒に行くのと、一緒に行くのが楽しくて行くのとで同じ「一緒にトイレ」でも意味が全然違いますよね。 彼らの「空間」にもそんな意味があるような気がしました。 彼らは全員その「空間」は場所でなく(まぁ場所にも多少は意味あれど)、自分と回りの人たちで作られているものなんだ、と気づいたのかな、という感じでした。 全て音楽がモチーフになってますが、音楽と同じで結構自由な解釈が出来るお話と思います。 ちなみにモチーフの音楽は、MIDIサイト様で聴いてきました。 「子供の情景」「ゴルドベルグ」「童話音楽の献立表」で検索してそれぞれ引っかかったんで聴けると思います。
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