アーモンド入りチョコレートのワルツ の商品レビュー
中学生かぁ。まだ子どもだけど、徐々に色々わかってくる不思議な時期。今と違って毎日変化にとんでたのかなぁ。また読もう♪
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たまたまブック裏で見つけたので買ってみたんですが、実はこの表題作のピアノ曲を弾いた事があったりします、ほんと子供の頃なんだけど。 それで懐かしくなって買ってみた、って感じかな。 個人的には面白かったです。 短編集で3作入ってて、ちょっと薄いのが難点だけどとりあえず買う価値はあった...
たまたまブック裏で見つけたので買ってみたんですが、実はこの表題作のピアノ曲を弾いた事があったりします、ほんと子供の頃なんだけど。 それで懐かしくなって買ってみた、って感じかな。 個人的には面白かったです。 短編集で3作入ってて、ちょっと薄いのが難点だけどとりあえず買う価値はあったかなあって。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
10代の時に出会いたかった、 そう感じた小説を森絵都は書いてくれる。 最近「風に舞い上がるビニールシート」を読んだが、 そのすばらしい描写力の片鱗がこの小説の中にもある。 10代のむずかしい心の移り変わりを、 家族の問題に揺れる子供を書くことができる作家は、やはり成人した大人の心の描写もできるのだと思う。子供よりも大人の悩みのほうがスマートだからだ。 この小説に生きる子供たちは 多くが屈折した家族の中で何かしらの問題を抱えながらも美しい心をもつ子供たちばかりだ。 だからこそ心に響く。 話の一つ一つは大きなテーマがあるわけでも、珍しいものでもないかもしれない。 「私はアーモンド入りのチョコレートのように生きられるだろうか?」 けれど、思春期だった頃の自分を振り返るためにも、大人の人にも勧めたい一冊。
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抗おうとも時は流れ、状況は移り変わる。 永遠に続くと思っていた時間が、いつかは終わってしまう。 そのことに気づいた少年少女の物語。
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新聞の広告で、著者のことを知り、この本を読んでみた。 解説で角田光代が書いているように、自分がこの物語の登場人物と同年代のときに出会いたかったと思わせる一冊だった。 別荘とか不眠症とかピアノ教室などのアイテムは私の子供時代には無縁のものだけれど、そこに書かれている気持ちはとてもリ...
新聞の広告で、著者のことを知り、この本を読んでみた。 解説で角田光代が書いているように、自分がこの物語の登場人物と同年代のときに出会いたかったと思わせる一冊だった。 別荘とか不眠症とかピアノ教室などのアイテムは私の子供時代には無縁のものだけれど、そこに書かれている気持ちはとてもリアルで、誰もが似たような経験をし、同じような感情をもった事があるのではないかと思う。 読み終えたあとは、すっかり気持ちは中学生になりました。 そして、サティを聴いてみようと思いました。
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森さんと出逢うきっかけになった本。ちょうど登場人物と同じくらいの歳のころに読んだのですが、今読んだらまた印象が違うかも。
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5年前に一度読んでるはずなのに、あんまり印象が…。1話が短くてあっさりしてるので読みやすいです。…しかしメトロノームは使った方が良いと思います(笑)
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「アーモンド入りチョコレートのワルツ」 表題作を含む3つの物語からなる、短編集。どれも、中学生という微妙な年頃の少年少女が主人公で、最後は優しい心になれるよいお話ばかりでした。クラシックはピアノの名曲がそれぞれの話にからんでいて、曲を知っていると、なお愉しめるかも・・。
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やわらかい雰囲気で、あったかくて、切なくて、じわーっと心にしみてくるようなお話。 地元の駅の本屋さんで平置きされてて、なんとなく買ってしまった一冊。 初めて出会った作風におもいきりハマッて、DIVE!とかカラフルとかとりあえず色々読んだけれど、今でも、ふと思い出して読みたくなる...
やわらかい雰囲気で、あったかくて、切なくて、じわーっと心にしみてくるようなお話。 地元の駅の本屋さんで平置きされてて、なんとなく買ってしまった一冊。 初めて出会った作風におもいきりハマッて、DIVE!とかカラフルとかとりあえず色々読んだけれど、今でも、ふと思い出して読みたくなるのは、やっぱり最初に出会ったこのお話。 まるで絵本のような世界が広がってます。 あのときの出会いに感謝!
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森さんらしい、どこかの場面を切り取って小説にしたような内容。後書きで角田さんは違うこと言ってて、確かに何歳になっても楽しめると思う。でも個人的にはやっぱりティーンエイジャー向け気がした。でも面白かったし、癒された。
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