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アジアンタムブルー の商品レビュー

3.9

229件のお客様レビュー

  1. 5つ

    74

  2. 4つ

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  3. 3つ

    71

  4. 2つ

    11

  5. 1つ

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2011/02/14

泣ける小説として紹介されていたアジアンタムブルー 最初はその後の展開がイマイチ分からなくて読みすすめましたが 過去描写の辺りから面白くなり一気に読み終わってしまいました 確かに「泣ける本」なのかも知れません

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2011/02/12

パイロットフィッシュに続く主人公、山崎隆二の話。 過去の自分を嫌悪しながらも、向き合い解決しようとする彼。 そして恋人との死別。二人が最後にニースで過ごす日々は、胸にジンとくるものがある。 人はたくさんの人に支えられて生きている。そんなふうにも感じる作品だった。

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2011/01/22

「パイロットフィッシュ」に引き続き読んだ大崎善生さんの本。 読んだ後に温かさと若干の虚無感が残る、心温まるいい本でした。 愛する人が死ぬと分かったとき、自分はどんな対応をするのかな? Written by Bloor office staff Yusaku

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2011/01/09

葉子を癌で失ってからというもの、僕はいつもデパートの屋上で空を見上げていた―。万引きを犯し、衆人の前で手酷く痛めつけられた中学の時の心の傷、高校の先輩女性との官能的な体験、不倫による心中で夫を亡くした女性との不思議な縁、ファンの心を癒すSMの女王...。主人公・山崎が巡りあった心...

葉子を癌で失ってからというもの、僕はいつもデパートの屋上で空を見上げていた―。万引きを犯し、衆人の前で手酷く痛めつけられた中学の時の心の傷、高校の先輩女性との官能的な体験、不倫による心中で夫を亡くした女性との不思議な縁、ファンの心を癒すSMの女王...。主人公・山崎が巡りあった心優しき人々と、南仏ニースでの葉子との最後の日々。青春文学の名作『パイロットフィッシュ』につづく、慟哭の恋愛小説。

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2010/12/30

一番最初に大崎さんを読んだ本。 デパートの屋上で出会った女性のエピソードが私の中で印象に残っている。

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2012/10/10

自分はあまり感情移入できなかった。 「大切な人」が死ぬという設定がありすぎてしまってるせいなんかな~ 心に残った箇所といえば、エルトン・ジョンの「ユア・ソング」の歌詞で、 「君がこの世界にいる間、僕の人生はなんて素晴らしいのあろうか」 ってフレーズだった。

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2010/12/14

葉子と隆二の関係って、すごく優しい。 それに寝るときもすごく優しい描写だなと思った。 葉子がすごく素直で、だからといって子どもっぽいのではなくて。 そこがとてもよかった気がした。 陳腐な表現だけど、とても優しくてとても悲しい話だった。

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2010/12/02

内容(「BOOK」データベースより) 葉子を癌で失ってからというもの、僕はいつもデパートの屋上で空を見上げていた―。万引きを犯し、衆人の前で手酷く痛めつけられた中学の時の心の傷、高校の先輩女性との官能的な体験、不倫による心中で夫を亡くした女性との不思議な縁、ファンの心を癒すSMの...

内容(「BOOK」データベースより) 葉子を癌で失ってからというもの、僕はいつもデパートの屋上で空を見上げていた―。万引きを犯し、衆人の前で手酷く痛めつけられた中学の時の心の傷、高校の先輩女性との官能的な体験、不倫による心中で夫を亡くした女性との不思議な縁、ファンの心を癒すSMの女王…。主人公・山崎が巡りあった心優しき人々と、南仏ニースでの葉子との最後の日々。青春文学の名作『パイロットフィッシュ』につづく、慟哭の恋愛小説。

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2010/11/28

とてもいい本。表現力とか描写力とかリアルな部分とか。 綺麗な話や泣かせる話を描くだけだったら絶対に書かないようなストーリーがあり、作者が何を伝えようとしてたのか、それとも伝えることはなにも無いのか、わからない。 けど、みんなに読んで欲しいと思えた。

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2010/09/18

adiantum blue パイロットフィッシュのときも思ったけど、なんてタイトルをつけるんだろう。 きっと、その語彙を知っている人は、少しストーリーを覚悟できる。 でも知らないわたしは、それすらも本の中で発見する。 他の人の本では、見たことないものが出てくるから、大崎さんの...

adiantum blue パイロットフィッシュのときも思ったけど、なんてタイトルをつけるんだろう。 きっと、その語彙を知っている人は、少しストーリーを覚悟できる。 でも知らないわたしは、それすらも本の中で発見する。 他の人の本では、見たことないものが出てくるから、大崎さんの小説は好きだ。 読むのに時間がかかるけど、絶対最後まで読んでしまう。 結末を電車の中で読んだのは失敗だった。 泣けなかった分、余韻が強く残ってる。 帰ってからエルトン・ジョンを探して聞いた。 それから、初めてボルシチを作った。

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