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アジアンタムブルー の商品レビュー

3.9

229件のお客様レビュー

  1. 5つ

    74

  2. 4つ

    65

  3. 3つ

    71

  4. 2つ

    11

  5. 1つ

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2010/09/12

前半と後半で印象が違いますね。 前半は比喩の多さと性的な表現が多いので苦手な感じ。 後半は死をテーマにした恋愛小説でぐいぐい読ませる。 葉子のような死が幸せだと思う。

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2010/09/02

この作品にでてくる言葉のひとつひとつが優しくて 情景がキレイで。。。。 特に後半のニースの場面はなんて穏やかで 愛に満ちているんだろうって思いました。

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2010/08/22

若くして恋人を失った主人公。 毎日のように屋上で時がただ経つのを待つ。 蘇る葉子との思い出・・・ 君にできることは全てしたい。 切ない愛を描いた一冊です。

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2010/07/17

ちょっと前に読んだパイロットフィッシュの内容が鮮明に思い出せなかったのでひっかかりつつ読むことになったのは残念。でも相変わらずこの人の本は好きだなぁと感じる作品でした。やっぱり他の人が言ってるように私も性描写はあまり好きじゃないけど、それ以外の言葉の表現とかたとえとかが独特で、最...

ちょっと前に読んだパイロットフィッシュの内容が鮮明に思い出せなかったのでひっかかりつつ読むことになったのは残念。でも相変わらずこの人の本は好きだなぁと感じる作品でした。やっぱり他の人が言ってるように私も性描写はあまり好きじゃないけど、それ以外の言葉の表現とかたとえとかが独特で、最初はくどく感じる時もあったけど、でもなれると心地よい。ゼンマイを巻き続けるって表現とかすごく印象的だったな。あと、ストーリーも面白かったし、キャラが皆良い。いつもこの人のストーリーは頭にどこかこびりついて離れないんだよね。この人の本の名前とか話の内容はセンスがいいなぁって思う。面白かった!!そしてまた知ってる地名が続々出て来て、物語のキーの吉祥寺で読んで(たまたまだけど)、わざわざ東急に行って(無性に行きたくなった!!)最終章を読んでしまった!!アジアンタム、あれなのかな?どれか分からなかった。。でも実際の場所に行って読めて、より心に響いた。またこの人の本読もう! *2010【本】25作目/2010年7月16日*

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2010/07/17

読んでいるとき、 すごく心がふらふらした。 最期に2人で撮った写真を想像すると 綺麗すぎて哀しくなる。

Posted byブクログ

2010/06/27

90点(2005/09)。 恋人が死んでしまうという話だけど、後半から一気に話にひきこまれた。ようことニースに行ってからは、ずっと涙が出そうな感じで最後には涙が溢れた。ピンと張り詰めた緊張感があって、読後も余韻が残る。大人向けの切ない本。何年後かに読み返したくなった

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2010/06/06

誰かが死ぬ小説は好きじゃない。 なんか人が死んで泣くのは当たり前なのに、 その涙を読んだ人が感動と勘違いしてたり、 書く人も自分の能力のなさをそれで誤魔化してる、みたいな気がして。 この本にも死がでてきます。 でもこれはそれだけじゃないんだよね。 読んでて泣くけど可哀想だからっ...

誰かが死ぬ小説は好きじゃない。 なんか人が死んで泣くのは当たり前なのに、 その涙を読んだ人が感動と勘違いしてたり、 書く人も自分の能力のなさをそれで誤魔化してる、みたいな気がして。 この本にも死がでてきます。 でもこれはそれだけじゃないんだよね。 読んでて泣くけど可哀想だからっていうだけの涙じゃないよね。

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2010/05/27

『パイロットフィッシュ』と少しだけ接点があって、両方とも読むと深さが増してくる。様々な出会いを経て、憂鬱な季節を乗り越えたアジアンタムのように深い悲しみを乗り越えることができるのか。病死を待つ妻と過ごす最後の日々は感動的。

Posted byブクログ

2010/04/15

★★★ 泣きました。命の意味を考えさせられる小説☆彡 山崎は、葉子を癌で失ってから、毎日デパートの屋上から空を見上げていた。 どうやって生きていくのかを見失ったときに、 どうやって生きてきたのかを見つめ直す時間。 『パイロットフィッシュ』と少し繋がっている。 山崎の幼...

★★★ 泣きました。命の意味を考えさせられる小説☆彡 山崎は、葉子を癌で失ってから、毎日デパートの屋上から空を見上げていた。 どうやって生きていくのかを見失ったときに、 どうやって生きてきたのかを見つめ直す時間。 『パイロットフィッシュ』と少し繋がっている。 山崎の幼少時代や仕事は私の生活とはかけはなれているけれど、 その中で山崎や葉子が感じてきたことはすごく分かる気がした。 山崎と葉子が過ごした、南仏ニースでの最後の日々が 本当に愛しくて、切なくて、涙がとまらなかった。 葉子の〝生きたい〟の気持ちが切なくて、 自分の中の〝死にたい〟気持ちの強さが悔しくて、どうしようもなくなった。 大切な人を失うとき、自分が死ぬとき、私はこんなにも優しく強く生きられるだろうか。 自分でも驚くくらい、心が揺さぶられた。   (2007.10メモ→2010.04ブクログ)

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2010/04/07

『パイロットフィッシュ』以前の話だが、それを読まないと主人公に感情移入し辛いかも。 山崎がR.Y.になった時と、また山崎に戻ったときの感情のくだりがよかったかな。

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