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本当はちがうんだ日記 の商品レビュー

3.8

115件のお客様レビュー

  1. 5つ

    19

  2. 4つ

    46

  3. 3つ

    37

  4. 2つ

    4

  5. 1つ

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2014/11/05

何の前触れもなく突然「妻」と出てきてびっくりした。前触れがあったらなんなんだって話だが。 『クリスマス・ラテ』がすごい。静かに降り積もる狂気。 表紙をめくり、なんでそんなところで写真、しかも笑顔、なんで、なにこれ、と思ってしまい、負けた、と思った。

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2014/09/18

ホムラさんて今で言うリア充とは真逆の位置で生きてきた人だ。あだ名がなかったことや名前を呼ばれたことがなかったこと等のエピソードは涙をそそるがあとはいつものノリ。笑えます。

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2014/06/27

彼は拾う天才だなー わたしはなんて多くのものを取りこぼしながら生きているんだろう。 ねぇねぇ見て。って。無邪気にやる人よりも、無邪気に見えることを知っててやる人の方がわたし好きなんだよなー。 姑息なことを上手に、でも手の内を明かしながらやるのって、大人の無邪気だとは思いませんか。...

彼は拾う天才だなー わたしはなんて多くのものを取りこぼしながら生きているんだろう。 ねぇねぇ見て。って。無邪気にやる人よりも、無邪気に見えることを知っててやる人の方がわたし好きなんだよなー。 姑息なことを上手に、でも手の内を明かしながらやるのって、大人の無邪気だとは思いませんか。 「この世」の大穴、が凄すぎて思わずタイトルをボールペンで囲ってしまった。 心の豊かさは、すぽんと収まってしまった行き着く先なのか。 疑いもしなかった。でも、収まらなかった人から目が離せないのはわたしもそうだ。 大穴でぬくぬくしながらそこから外れた人を興味深く見ていた。 いつも観察者でいたい己は 、美しくはないな、と思った。

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2014/05/04

疲れてきたころに読むのがいいかもしれない。穂村弘のこの独特の感性。しかしながら、この極端な怖がりで、いろんなことがやりたくてもできずにモヤモヤしている姿に共感できるところも・・・あっていいのか?とか思い、笑いをこらえながら読了。「結果的ハチミツパン」暗闇でパンにハチミツって・・・

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2014/01/21

新年を迎え、新たな気持ちで日記を書き始めたという方も多いのでは?本書は雑誌に掲載された著者のエッセイをまとめたもの。テーマは身の回りの出来事なので内容は確かに日記風。しかし普通の日記と大きく違うのは、日常の切り取り方と感じ方。 見方が変わると日常ってこんなに面白く書けるんだ!と驚...

新年を迎え、新たな気持ちで日記を書き始めたという方も多いのでは?本書は雑誌に掲載された著者のエッセイをまとめたもの。テーマは身の回りの出来事なので内容は確かに日記風。しかし普通の日記と大きく違うのは、日常の切り取り方と感じ方。 見方が変わると日常ってこんなに面白く書けるんだ!と驚く。

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2015/08/25

確か朝日新聞の書評で、三浦しおんが紹介していたはず。「三四郎はそれから門を出た」という面白いタイトルだった(はず)。このタイトルだと漱石の作品ばかりだけど、実際はそうじゃなかった。そして『本当は~』読んでみたら結構楽しく(ときどきおもしろかなしく)読めた。書評って面白いなあと感じ...

確か朝日新聞の書評で、三浦しおんが紹介していたはず。「三四郎はそれから門を出た」という面白いタイトルだった(はず)。このタイトルだと漱石の作品ばかりだけど、実際はそうじゃなかった。そして『本当は~』読んでみたら結構楽しく(ときどきおもしろかなしく)読めた。書評って面白いなあと感じた体験だった。(05.7.24)

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2013/10/17
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

前半はくすくす笑えるエッセイ。 後半になると少し考えさせられる。 穂村さんの言葉のセンスに脱帽。 自意識が高くても、人と違う感覚があっても、 こんなふうに表現できる人になりたい…穂村さんのエッセイを全般を読んでいて強く感じる。 人を観察しているようで、自意識の高さに振り回されているようで、 この人はそんな状態の自分をも俯瞰している、観察しているようだ。

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2013/10/12

図書館。 「濡れた体で移動するので廊下がだっちだっちになる」 という表現に思わず笑った。

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2013/09/10

少し大げさなようにも思えるけれど、やっぱり「お前は俺か」と言いたくなるような穂村さんの思考の数々。同じようなことでくよくよして同じようなことでうじうじしているのに私は詩人ではなくて平凡な会社員である。敗北。 私だって、本当はちがうんだっていつも思ってる。でもただの会社員。平凡な...

少し大げさなようにも思えるけれど、やっぱり「お前は俺か」と言いたくなるような穂村さんの思考の数々。同じようなことでくよくよして同じようなことでうじうじしているのに私は詩人ではなくて平凡な会社員である。敗北。 私だって、本当はちがうんだっていつも思ってる。でもただの会社員。平凡な、詩も書かない、エッセイも書かない、ただの会社員。ちがうのに。

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2013/06/20
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

共感する場面が多いのだが、共感している自分が嫌になってくる。社会にうまく順応できない作者に同情していたら、途中でいきなり妻が出てきて違和感があった。 今度エスプレッソを飲む時には 苦い 実に苦い と心の中でつぶやいてしまいそうだ。

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