マチルダは小さな大天才 の商品レビュー
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教育に価値を認めない両親の元に生まれた天才マチルダ。裕福な家なのに本が嫌われ読むことができない。 自力で図書館に行き、瞬く間に知識を吸収し、マチルダが道を切り拓いて行く話かと思ったら、そこからが大展開。 面白い。子供に勧められて一気に読んだ。
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先週放映された原宿ブックカフェの文壇レシピのコーナーでこの”マチルダは小さな大天才”が紹介されていました。映像で出てきたチョコレートケーキがおいしそうで頭から離れません… http://nestle.jp/entertain/bookcafe/recipe/recipe30.php きょう原作を読んだら凄い面白いですね〜、2時間ぐらいで一気読みしてしまいました。てっきり主人公が食べるシーンが登場するのかと思ったら違っていました。あまりに面白かったので娘にも紹介中です。
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幼い頃から読み書きが出来、多くの本を読み、数学的なセンスもあり、ずば抜けて知識のある“小さな大天才”である少女マチルダ。ところがそんな彼女を「物知らず」「ばか」と虐げてばかりの両親。学校にあがると暴君の女校長が生徒を体と言葉を使って痛めつける。横暴な大人たちに対し、マチルダは本か...
幼い頃から読み書きが出来、多くの本を読み、数学的なセンスもあり、ずば抜けて知識のある“小さな大天才”である少女マチルダ。ところがそんな彼女を「物知らず」「ばか」と虐げてばかりの両親。学校にあがると暴君の女校長が生徒を体と言葉を使って痛めつける。横暴な大人たちに対し、マチルダは本から学んだ“知識”と“経験”、そして頭脳を以て果敢に立ち向かっていく。 登場人物の善悪が明快に描かれています。マチルダが徹底的に厄介者扱いをされる場面は読んでいてツライ。そんな理不尽な大人たちに対するマチルダの知恵を絞った反撃は爽快です。目の前の問題に、マチルダがどう戦っていくのだろうと先を急ぐようにページを捲りました。 頭脳明晰なうえに子供らしい素直な可愛さもあるマチルダと、マチルダの良き理解者でありその後良き友人となるミス・ハニー。この2人の関係にはほっとします。 大人の都合や理想のもとで、枠に収まった成長を強いられる昨今。ミスター・トリルビーのような豊かな才能を伸ばす柔軟な教育、ミス・ハニーのような子供の才能に気付ける大人で溢れる社会であってほしいと思うばかりです。
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出てくる大人が、いいひとわるいひと、どちらもステレオタイプすぎる気もしたけど、皮肉で痛快な感じがイギリスっぽく、楽しんで一気に読めた。ミス•ハニーのような先生ってこういう話のなかではやっぱり物語を動かすんだな。また他の児童書と比較したりしながら読むのも楽しそうだ。 14.2.26...
出てくる大人が、いいひとわるいひと、どちらもステレオタイプすぎる気もしたけど、皮肉で痛快な感じがイギリスっぽく、楽しんで一気に読めた。ミス•ハニーのような先生ってこういう話のなかではやっぱり物語を動かすんだな。また他の児童書と比較したりしながら読むのも楽しそうだ。 14.2.26~27 (13.11.28)
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ロアルド・ダールはチャーリーとチョコレート工場が有名だけどこの作品の方が私は好きです。 子どもに対する愛情と大人に対する厳しい態度が小気味よい。でも、彼の作品は面白くて好きなのに彼の御眼鏡にかなう良い大人になっている気が全くしなくてときどき胸が痛いです(笑)。
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第2回イベントで紹介された本です。 洋書でしたが、ブクログに登録がありませんでしたので、やむなく訳書のほうでご紹介いたします。 ―英語の勉強のために、読みやすい洋書の児童書を選んだそうです。 「チャーリーとチョコレート工場」の作者の著書。 5歳の天才少女マチルダが、親や先生をや...
第2回イベントで紹介された本です。 洋書でしたが、ブクログに登録がありませんでしたので、やむなく訳書のほうでご紹介いたします。 ―英語の勉強のために、読みやすい洋書の児童書を選んだそうです。 「チャーリーとチョコレート工場」の作者の著書。 5歳の天才少女マチルダが、親や先生をやり返していくという、たくましい女の子のお話です。― 子どもは、不満ながらも、まだ知恵が追いつかずに大人に従うしかありません。 でも、マチルダはとても賢い子。 大人に対しても、おかしなところはおかしいと、はっきりと主張できる。 日本語訳もあるそうです。 子ども目線からの大人の世界を、ぜひ見てみたいですね。
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会社の帰り道、ぶわーっと読んでしまった。 五歳で掛け算をこなし、世界の名作を読みこなす天才マチルダの痛快な逆襲撃。逆襲とはいうけど…マチルダがいい子すぎて、なんかもう。 いまブロードウェイでミュージカル化されてます。このジェットコースターみたいなストーリーが、歌に乗って上演される...
会社の帰り道、ぶわーっと読んでしまった。 五歳で掛け算をこなし、世界の名作を読みこなす天才マチルダの痛快な逆襲撃。逆襲とはいうけど…マチルダがいい子すぎて、なんかもう。 いまブロードウェイでミュージカル化されてます。このジェットコースターみたいなストーリーが、歌に乗って上演されるのか…いつか見たいなぁ。
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Roald Dahl , he is one of the good writer. I believe that reading is good thing. I want to read more with writing in this book. I am surpri...
Roald Dahl , he is one of the good writer. I believe that reading is good thing. I want to read more with writing in this book. I am surprised that she has ESP.
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ミス・トランチブルや両親の横暴さの度が過ぎていて(文化の違い…?)ちょっと入り込めなかった部分も。 最後もハッピーエンドなのか?親に捨てられてハッピーエンドっていうのは日本的ではないけど、割り切っててそこが面白いなと思いました。 ミス・ハニーがすごく魅力的。
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ロアルド・ダールを初めて知った作品。 天才であるマチルダは勉学や娘に無関心な両親という劣悪な環境に生まれますが、ミセス・フェルペスやミス・ハニーという理解ある大人と出会い、その頭脳に磨きをかけます。 両親に腹が立つ仕打ちをされた際には仕返しをする、その仕返しが秀逸ながら子供の発想...
ロアルド・ダールを初めて知った作品。 天才であるマチルダは勉学や娘に無関心な両親という劣悪な環境に生まれますが、ミセス・フェルペスやミス・ハニーという理解ある大人と出会い、その頭脳に磨きをかけます。 両親に腹が立つ仕打ちをされた際には仕返しをする、その仕返しが秀逸ながら子供の発想でないと思いつかない可愛い(結果は全く可愛いとは言えませんが)ものでクスリと笑えます。 その後、ミス・トランチブルという最高にクレイジーな校長と対峙し、勝利し、ミス・ハニーとともに幸せな暮らしを手に入れる。 理解ある大人としてミス・ハニーが目立ちがちですが、私としては騒ぎ立てることもなく、マチルダにとってベストな応対をしたのはミセス・フェルペスのほうだと思います。 普通は騒いでマスコミなどに発表して金の卵として祭り上げられたマチルダは精神的に参ってしまうという流れになるでしょう。 でも、ミセス・フェルペスはそうはしなかった! マチルダとミセスフェルペスの図書館の場面はとても好きです。 最後にマチルダと家族の別れの場面。 マイクだけが手を振ったという文章を見て、両親とはうまくいってなかったけどマイクとはそれなりにうまくやってたのかなと思うと少し切なくなりました。
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