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プロフェッショナルマネジャー の商品レビュー

3.7

124件のお客様レビュー

  1. 5つ

    24

  2. 4つ

    44

  3. 3つ

    33

  4. 2つ

    5

  5. 1つ

    3

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2012/06/02

カーネギーやドラッガーと同じ匂いがした。 その日暮らしをするアルバイターに過ぎなかった著者が苦労して会計を学び、転職を機に立場を強めていき、最終的にITTの最高経営責任者として同社を長期的な成長に導いたサクセスストーリー。 読者はその過程で発生した試行錯誤から経営の本質を学びた...

カーネギーやドラッガーと同じ匂いがした。 その日暮らしをするアルバイターに過ぎなかった著者が苦労して会計を学び、転職を機に立場を強めていき、最終的にITTの最高経営責任者として同社を長期的な成長に導いたサクセスストーリー。 読者はその過程で発生した試行錯誤から経営の本質を学びたまえ。 という本。 どこがカーネギーやドラッガーと同じかと言うと、非常に冗長なんだけど、経験に裏打ちされている分、確かに学べることはたくさんありそうで、ただし一回では吸収しきれないというようなところだ。 立場が変わってから読むとまた違うことを学べるに、違いない。

Posted byブクログ

2012/04/19
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

先ず柳井さんのすごさに感動 最高の教科書と言っている意味が分かる 内容は人生がつらつら書かれているので、すべてを読み解くとなると大変 ポイントをしっかり読み事が大切 ①ビジネスは終わりから始める。ゴールを決めることが重要 ②2つの組織。組織図の組織と、血の通った組織。通じ合っていると解釈 ③経営者は経営しなくてはならない。この意味が心もそこからわかった。数字の重要さ。目標達成の重要性。社運が掛かっている

Posted byブクログ

2012/04/15

本の読んで必要とされる内容は読む人や時期に左右されるものではあると思いますが、今の私には必要な要素が多く含まれておりとても参考になる本でした。ユニクロの柳井氏も共感されていた「本は初めから終わりに向かって読むが、経営はその逆で終わりから初めてそこへ到達するために出来る限りの事をす...

本の読んで必要とされる内容は読む人や時期に左右されるものではあると思いますが、今の私には必要な要素が多く含まれておりとても参考になる本でした。ユニクロの柳井氏も共感されていた「本は初めから終わりに向かって読むが、経営はその逆で終わりから初めてそこへ到達するために出来る限りの事をするべきだ」の記載は、これまでの私の発想にはないものでした。 またこの筆者は次々発生する問題にうんざりするのではなく、企業経営とは問題を解決しつづけることと言わんばかりに問題解決に取り組む姿勢は、優秀な経営者といえどやっていることが全てうまくいっているわけではないことを改めて思い知らされました。 本書の冒頭にありました「困難な決定は、先頭を立って他を導く自信のある男女によってなされる」の言葉を胸に前を進んでみたくなる本でした。

Posted byブクログ

2012/03/24

というわけでユニクロ柳井氏がバイブルと仰ぐ、かつての巨大コングロマリットCEOとして58四半期連続増益を遂げた経営者の著作。 ・ビジネスにおいては、4という数字はプラス12とマイナス8の和を表していることがしばしばある。(中略)マイナス8のほうに注意を集中し、それがプラス5とマイ...

というわけでユニクロ柳井氏がバイブルと仰ぐ、かつての巨大コングロマリットCEOとして58四半期連続増益を遂げた経営者の著作。 ・ビジネスにおいては、4という数字はプラス12とマイナス8の和を表していることがしばしばある。(中略)マイナス8のほうに注意を集中し、それがプラス5とマイナス13から成り立っていることを発見する。それから彼はマイナス13を掘り下げて、(中略)一連の製品の生産を中止することで彼は13の損失をセーブすることができ、その結果をその事業部の総和の4という数字に適用すると、新しい総和は17となり、それは新しい体制の健全な利得となる。つまり彼は数字の背後にあるものを変えたのである。 ・実のところ、企業家精神は大きな公開会社の哲学とは相反するものだ。 ・人に何かをするなと命じるのは構わない。本人が納得できないことをせよとは決して命令しない。「オーケー、われわれは君が間違っていると思う。しかし、われわれのほうが誤りで君の方が正しいという考えがまだ変わらないのなら、きにのやり方でやってみたまえ。しかし、きみはその進行状況を絶えず我々に知らせるようにし、われわれもよく気をつけていて、気が付いたことがあったらそのつどきみに助言するようにしよう。そしたら、きみはものがよくわかった人なんだから、我々の言うことの中から、正しいと思うことと間違いだと思うことを取捨選択してくれたまえ。(以下略)」

Posted byブクログ

2012/03/11
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

企業の中で何のために働くのかを模索しながら読んだ。 マネジメントをしている訳でないが、企業という組織を統括するマネジャーがどうすべきかを読むことで、おのずとヒントが見えてくるのではないかという仮説で。 会社のためか、自分のためか、社会のためかわからなくなることがある。本書にも「組織のために働くのではなく、働くために組織がある」などと書かれていたが、解釈は難しい。 周りにはトップの決めたことに従順な人間が多く、仕事もどんどんクリエイティブではなくなっていく中で、モチベーションをどう維持していくべきか? そういう意味で、組織のどの立場にいても、自分の頭を使って考え、自分の足で動いた結果を糧にすべきだと感じた。その場合も、人に自立を望むのであれば、柳井氏も解説で書いているように、スターマネジャーを評価する仕組みが必要なのだ。

Posted byブクログ

2012/02/26

ユニクロの柳井さんが教科書と読んでいる本。 私は一読しただけでは、なかなか内容が頭に入らずモヤモヤしたまま終わってしまった。 内容がとても深く何度も読み直さないと理解できない。 最後の付録で柳井さんがポイントを解説しており、分かりやすいものになっているので、それを読んでから再読す...

ユニクロの柳井さんが教科書と読んでいる本。 私は一読しただけでは、なかなか内容が頭に入らずモヤモヤしたまま終わってしまった。 内容がとても深く何度も読み直さないと理解できない。 最後の付録で柳井さんがポイントを解説しており、分かりやすいものになっているので、それを読んでから再読すると理解が増すと思う。

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2012/02/12
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

1.報告書 向後、私はすべての報告書の冒頭に以下のことを順に、具体的かつ直截に述べた摘要を付すことを要求する。 ・提案要領 ・問題となっていることの摘要 ・必要な場合にはその提案に到達した論拠を明らかにするための、思考過程の明快な説明と、判断を助ける展望を提供してくれる数字。 ・上記以外の、起案者の個人的意見と、確信の度合いと、取り上げられた事柄に関する疑問点等を述べた、短いステートメント 2.ひとつの対応がうまくいかなかったら次の対応を、そしてまた次の対応を・・・・目標に達成するまで試み続けること。それが経営するということなのだ。 3.ルックスや家柄の良さをせいぜい利用している、チャーミングで屈託のない人々は敬遠した。あまりにも賢すぎて、われわれ凡人とはうまくやっていけない天才も欲しくなかった。熱意があり、物事を達成し、自分の人生をなにものからしめたいと欲求し、自分が求めるもののためには苦労することを恐れない、有能で経験を積んだ人物。 4.企業の成否の最も重要な要素となるのは会社の労働環境である。環境管理は最高経営者の手中にある。その場所の温度と空気の質を決めるのは彼だ。会社の個性を決定するのは最高経営者。彼の下にいる人々は彼の命令を遂行し、彼のスタイルを模倣する傾向がある。彼のやることとそのやり方は、一種のファッションとなって下の階層の人々に模倣される。 5.なすべきことをしようとする衝動の原動力となるのは、論理ではなく、深いところに内在する情緒である。 6.本来の自分でないものの振りをするな。見せかけのために物事を遂行することは自分に跳ね返り、やることのすべてを鼻持ちならないものにしてしまう。自己顕示のための旅行、社内政治その他、真の自分でない役を演じることを避けよ。 7.紙に書かれた事実は人々から直截に伝えられる事実と同一でないことを銘記せよ。事実そのものと同じくらい重要なのは、事実を伝える人間の信頼度である。事実はめったに事実ではないが、人びとが考えることは憶測を強く加味した事実であることに留意せよ。 8.組織の中の良い連中はマネジャーから質問されるのを待ち受けている。なぜなら、彼らにはそれに答えることができ、答えたいと思っているからだ。それから初めて両者は一緒に前進することができる。

Posted byブクログ

2012/02/11

ユニクロの柳井会長も経営の教科書と崇め、自らもこの翻訳書の中に付録解説として寄稿しているが、こちらも非常に読み応えがある。なにしろ、この「経営教科書」のどの部分をどう運用して、あれだけの成果をあげたのか、を詳細に記しているため、スケールは違えど「実行する」とはこのことなのだ、と実...

ユニクロの柳井会長も経営の教科書と崇め、自らもこの翻訳書の中に付録解説として寄稿しているが、こちらも非常に読み応えがある。なにしろ、この「経営教科書」のどの部分をどう運用して、あれだけの成果をあげたのか、を詳細に記しているため、スケールは違えど「実行する」とはこのことなのだ、と実感、自分でも「実行」してみたくなる、というのがこの書の読みどころ。 また、こ難しいテーマでも解りやすい「例え話」が理解を容易にしており、あまり身構えることなく、その「講義」に入っていける、という感覚で読み進めていくことができる。

Posted byブクログ

2012/01/21

実績を残したひとの実績に基づく自信に満ちた言葉。 経営者の評価はただ会社の業績で判断される。 マネジャーも同じ。 参考にしたい。 ただし、読み返すのは「ノート」にする。読みやすくわかりやすいので。

Posted byブクログ

2012/01/07

読んでいると経営とは何かということに真摯に向き合えるんですが、著者のワーカホリックっぷりにちょっと引いてしまいました。 経営者は経営しなくてはならぬ!×3 机が片付いている人は現実から隔離されてほかの誰かに仕事をしてもらっているのだ。など。 ユニクロの柳井社長の熱い序文は伊達...

読んでいると経営とは何かということに真摯に向き合えるんですが、著者のワーカホリックっぷりにちょっと引いてしまいました。 経営者は経営しなくてはならぬ!×3 机が片付いている人は現実から隔離されてほかの誰かに仕事をしてもらっているのだ。など。 ユニクロの柳井社長の熱い序文は伊達じゃない。

Posted byブクログ