コフィン・ダンサー(上) の商品レビュー
コフィン・ダンサーの読み味良かったー。 初っ端から事件が起きるまでの疾走感。 その後犯人像が不明瞭な下巻冒頭までよくわからない巻き込まれた傍観者みたいに読み進めるけれど、犯人とジョーディの下りになって初めて世界観に入り込めた気がした。 章題ごとにカウントダウンが為されるので、その...
コフィン・ダンサーの読み味良かったー。 初っ端から事件が起きるまでの疾走感。 その後犯人像が不明瞭な下巻冒頭までよくわからない巻き込まれた傍観者みたいに読み進めるけれど、犯人とジョーディの下りになって初めて世界観に入り込めた気がした。 章題ごとにカウントダウンが為されるので、その差し迫った感覚。 そして相手の一歩先を読み合おうとする思考合戦。 主人公を支える多彩なサブキャラクター。 そして四肢麻痺と言うハンデを背負っているが上の意志と相反する現実の壁、仲間の危機、自分への憤りなど見るべきところが多かった。 ラストを文字で表してしまうとどうボヤかしても未読の人へネタバレになってしまうのだけれど、コフィン・ダンサーのバックグラウンドにも厚みが欲しかった。
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リンカーン・ライムシリーズの第2弾。 証人の口封じに雇われた殺し屋との攻防にページを捲る手が止まらない。下巻の後半でどんでん返しがあり、最後にさらにどんでん返しがあり、後半は一気読みしてしまった。護衛対象の女性には同情すべきなのだろうがこんな頑固な人は警察も嫌だろうなと思った。
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ボーン・コレクターに次ぐリンカーン・ライムシリーズ2作目、楽しみながら読んだ。お馴染みのメンバーで、ずっと読みやすくもなった。 相変わらず手に汗握る。楽しい。
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うーむ、スリリング!犯罪者VS科学捜査の極限の闘い。特徴があるようでない、万能の殺し屋コフィンダンサーか。上巻で決着がついたかに見せて、そんなわけはないと思うが…続きが気になる。
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リンカーン・ライムシリーズ#2。 プロの殺し屋との渡り合い。けっこうヤラレタ感(満足感)強し。
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リンカーンライムシリーズ第2作。 主要な登場人物はほとんど1作目と一緒。 犯罪学者であるリンカーンライムと犯人との「知恵比べ」というスタイルで進むストーリーもボーンコレクターと同様。 比較すべきはライム自身の存在感。ボーンコレクターの時に感じた圧倒的な(優れたもしくは冷徹な)犯罪...
リンカーンライムシリーズ第2作。 主要な登場人物はほとんど1作目と一緒。 犯罪学者であるリンカーンライムと犯人との「知恵比べ」というスタイルで進むストーリーもボーンコレクターと同様。 比較すべきはライム自身の存在感。ボーンコレクターの時に感じた圧倒的な(優れたもしくは冷徹な)犯罪学者としての存在ではなく、血が通ったひとりの人間としての側面が多く描かれるようになった。 とはいえストーリーは短時間に起こる犯行を緻密に凝縮しており、疾走感は失われてはいない。 ライムの機微にどのように触れるかを楽しみにしながら下巻へ!
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ジェフリー・ディーヴァー、彼は人を引き込む話を書くのが非常にうまい。 緻密な構成。拘った細部。緊迫した展開。その全てでもって、読者を絡め取り本の世界に落とし込んでいく。 ページをくる手がどんどん早くなり、時間が飛ぶようにすぎて、気づけば寝食を忘れて一気読み。 そういう作家だと思っ...
ジェフリー・ディーヴァー、彼は人を引き込む話を書くのが非常にうまい。 緻密な構成。拘った細部。緊迫した展開。その全てでもって、読者を絡め取り本の世界に落とし込んでいく。 ページをくる手がどんどん早くなり、時間が飛ぶようにすぎて、気づけば寝食を忘れて一気読み。 そういう作家だと思っている。 今作も、そのジェットコースターぶりは健在だった。 素晴らしい推理戦とタイムリミット。練り込まれた騙しのテクニックに見事してやられ、読書の娯楽としての側面を大いに楽しめた。
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リンカーンライムシリーズ第2弾 忙しい最中に読んだので、途中流して読むところも。 だんだんと面白くなってきたので、下巻に期待。
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リンカーン・ライムシリーズ第2弾。「祝連載化」ノリのオープニングが気に入らないが、先は気になる。しかし、マニアックな分析描写が延々と続くよなあ。これがウリなんだろうけど、私は先が知りたいぞ!
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リンカーン・ライムシリーズ第二作。 FBIの重要証人が殺され、因縁のある殺し屋だということで、捜査をすることになるライム。 捜査そのものよりも、罠の張り合いが山場かな。 守るべき重要証人であり、殺し屋の罠の餌、凄腕の女性パイロットを、 アメリアは勝手にライバル視しているところが、 ちょっとかわいらしかった。 (下巻へ続く)
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