旅行者の朝食 の商品レビュー
エッセイの名手による食べ物エッセイ。あちこちで書いたものの集積。何ヶ月か前の日経新聞の特集に取り上げていたような曖昧な記憶。 心の底から敬愛申し上げる米原センセイがつまらないわけがない→やっぱり面白い。 キャビアとかジャガイモの深い蘊蓄。キャビアを取った後のチョウザメを殺さず...
エッセイの名手による食べ物エッセイ。あちこちで書いたものの集積。何ヶ月か前の日経新聞の特集に取り上げていたような曖昧な記憶。 心の底から敬愛申し上げる米原センセイがつまらないわけがない→やっぱり面白い。 キャビアとかジャガイモの深い蘊蓄。キャビアを取った後のチョウザメを殺さずにジッパーを付ける!知らなかった。 「食べる」ことが好きな人必読。
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“舌禍美人”の食エッセイ。著者の興味の持ち方と飽くなき探究心に脱帽。 気軽に読めてクスっと笑えて、捏ね繰り回す蘊蓄...、最高です! 人類二分法で言えば私は間違いなく後者だ。食べるために生きよう! 神戸に行きたくなった...。
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再々・・・読。米原さんのエッセイを時に読み返すことは、冷戦時代を改めて学ぶことでもあり、笑い転げながら今を見つめ直す機会となる。食に纏わるあれこれが主軸なので、全く米原エッセイを読んだ方にもお勧めの一冊。
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落語のように話がしっかりして面白い。 小学生の頃、読売だったような気がするが、新聞の日曜版にも連載をされていた気がする。お亡くなりになられていたと、この本を調べている時に知った。ご冥福をお祈りいたします。 米原さんの力量も大いに関係しているのだとは思うけれど、食のエッセイというの...
落語のように話がしっかりして面白い。 小学生の頃、読売だったような気がするが、新聞の日曜版にも連載をされていた気がする。お亡くなりになられていたと、この本を調べている時に知った。ご冥福をお祈りいたします。 米原さんの力量も大いに関係しているのだとは思うけれど、食のエッセイというのはなんでこんなに面白いのだろうか。食というものが人間の本能に訴えているからだろうか。 米原さんの他の作品も読みたくなった。
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やはりこの本で夢中になる話は間違いなく「トルコ蜜飴の版図」の項だろう。 ここで出てくるハルヴァというお菓子、思い出の味を頼りに食べるもどれも違う。ニベアの缶に見た目は似ているらしいが、調べても見つけられず、こちらも余計にハルヴァが気になってしまう始末。ついには自分でいい感じの缶の...
やはりこの本で夢中になる話は間違いなく「トルコ蜜飴の版図」の項だろう。 ここで出てくるハルヴァというお菓子、思い出の味を頼りに食べるもどれも違う。ニベアの缶に見た目は似ているらしいが、調べても見つけられず、こちらも余計にハルヴァが気になってしまう始末。ついには自分でいい感じの缶の入れ物を見つけ、手作りのハルヴァを入れて再現しようか?などと、考え中。
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蘊蓄がたくさんあって、面白い!海外に住んでたので、深くうなづく記述が多かった。ロシア料理食べたい。ハルヴァ食べたい。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
ロシア語通訳者にして健啖家の著者。文章も軽妙でとても面白い。 「旅行者の朝食」というとなぜロシア人は笑うのか。じつは国営企業が販売するおそろしくおいしくない缶詰の名だったという。この表題作が一番面白かった。
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名通訳が綴る、東海林さだおも一目置く、食べ物に関するグルメ・エッセイ集。 専門のロシアはもとより、日本の昔話にまつわる珍談奇談。 読んだ後はどれもが、誰かに話したくなる蘊蓄ばかり。
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美味しそうなものがたくさん出てきた。国内旅行の場合はグルメに走ることも多いが、海外の場合、特にひとり旅の時は食事は後回しになってしまう。海外で美味しいものを食べるには出張がいちばん。
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米原万里×食ですもの、面白くないわけがない。気づいたらクスクス笑ってしまって、少しふさいでいた気分があっさり解放された。落ち込んでいるときは、何も考えず米原さんの本を読み、笑って美味しいものを食べるのが、私の特効薬かも!
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