ぼくはこうして大人になる の商品レビュー
私がはじめて出会った長野作品です。 友人に勧められて読み始めました。 大人というにはまだ未熟で、でも、子供じゃない。 そんな曖昧で微妙な年代の少年たち。 うーん、素敵です! いっくんと亜細亜くんの電話は、想像力がかきたてられますw
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これは、しっかり同性愛。でもそれだけじゃない所が好きです。登場人物達が愛おしい。 長野さんには珍しく、ひとつの、きちんとまとまって完結した物語で、すごく読みやすいです。 七月君の、「追いかけてきてくれると思ったのに、」のセリフの所で、やられた!と思いました(笑)
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【高校2年の夏】 大人じゃない、子どもでもない。 この年代の淡い思いが。 描写が素敵。 情景が思い浮かばれてそこにじぶんがいる気がした。
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中学の時の衝撃の出会いその2。元祖びーえる小説。 長野まゆみはかなり個性が強い文章ですが、これは読みやすいほうかと。 いっちゃんを仕込んだ亜細亜くんが好きです。
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少年の成長のほんの一部。だけど、その階段の一段をこうも的確に描かれるとは。 やさしい文体だけど、云わんとせんことは、もがきまわって苦しむ思春期の痛み。 悩んで悩んで。長野様の登場人物は体弱いからすぐ寝込みますが。 だけどほんと、それでも爽やかに、残酷に、明るく、照らされている。 ...
少年の成長のほんの一部。だけど、その階段の一段をこうも的確に描かれるとは。 やさしい文体だけど、云わんとせんことは、もがきまわって苦しむ思春期の痛み。 悩んで悩んで。長野様の登場人物は体弱いからすぐ寝込みますが。 だけどほんと、それでも爽やかに、残酷に、明るく、照らされている。 神の視点か。 健いいキャラだ。双子の兄の十も気になった。 イッくん、結構予想を裏切る暴走タイプで好き。
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設定ものすごいよね・・・どろどろなんだかさわやかなんだかよくわからない(苦笑) 文章の透明感だからこそだなーと思った。 ネーミングセンスにつくづく脱帽。読み終わって納得。 人間関係とかに最初はちょっとまごまごしてしまいました。 亜細亜と十がすきです。なんで七月なんだ・・・!...
設定ものすごいよね・・・どろどろなんだかさわやかなんだかよくわからない(苦笑) 文章の透明感だからこそだなーと思った。 ネーミングセンスにつくづく脱帽。読み終わって納得。 人間関係とかに最初はちょっとまごまごしてしまいました。 亜細亜と十がすきです。なんで七月なんだ・・・!(くっ)と思ってしまった(えぇ) 平手打ちのシーンがこっそりすきです。あとイッくんから七月にキスして背中につめ傷つけられたとことかきちんと「はじめ」と呼ぶタイミングを知っていたり病人だっこしようとする亜細亜とか男女どっちもおっけーな十とか(男のときは眼鏡っていうところにまたきゅん)
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主人公の心の葛藤が描き出された作品。主人公一(はじめ)や七月(なつき)の家族関係がやや複雑で分かりにくいですが、それでこそ長野作品だと思ってます。
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結構なBL。 正直、かなり萌えた(笑) あさのあつこに比べて、セリフにおもしろみがないのが残念;; これから、長野作品をもっと読みたい
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チェリーソーダが飲んでみたくなります。 この話、大好きでした。 でも、もう具体的にどんな話か忘れてしまいました。 また読みたいなー。
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なかなか良かった! 中学3年生の優秀な男の子と転校生や、クラスメイトとの話。転校生のことで修学旅行中に問題が起こるけど、それを通して少年は色々感じる話? 薄い本だったけど内容はそうではなく、不思議と重みというか中身が詰まっていた気がするなぁ。 少年。いいね!ちょっと機械的っていう...
なかなか良かった! 中学3年生の優秀な男の子と転校生や、クラスメイトとの話。転校生のことで修学旅行中に問題が起こるけど、それを通して少年は色々感じる話? 薄い本だったけど内容はそうではなく、不思議と重みというか中身が詰まっていた気がするなぁ。 少年。いいね!ちょっと機械的っていうか理屈っぽいというか皮肉っぽいっていうかそんな考え方が気にくわんかったし、そんなこと中3が考えているのか?って思ったし、相当変な性癖があるからちょっと感情移入はしにくかったけど、よかったなぁ。 しかし私の頭が足りないもんで、ややこしい話は理解できなかった。。。普通の人は「えー!」とかなってそうなところで同じ反応ができなかった。残念。 主人公がホモの設定とか、変わった双子の姉兄がいる設定とか、初めは受け入れがたかったけど最後の決着の付け方とかすごくよかったし、ホモでもええやんか! 読んだきっかけは学校の図書館で適当にみつくろってみた。少年、夏、学生生活、大人になる、というキーワードが私にひっかかった。
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