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よろづ春夏冬中 の商品レビュー

3.5

69件のお客様レビュー

  1. 5つ

    11

  2. 4つ

    20

  3. 3つ

    26

  4. 2つ

    8

  5. 1つ

    1

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2021/04/03

満足。 ちょっと不思議で、だいぶBL。現実に、自分では絶対に体験できないであろう内容が、好きなんだと気づいた。

Posted byブクログ

2019/02/23

少し不思議BL短編集。 皆が皆実は死んでいるわけではないし、少し不思議かBL展開が共通項なのかな。 希い(ねがい)はひとつ こういうの好き。ありがち? 男子学生は後の市村か仲村か。 橘河ではないっぽい。すごく若い時とかならありかも。 最低の一日 クレンジングフォームを持って...

少し不思議BL短編集。 皆が皆実は死んでいるわけではないし、少し不思議かBL展開が共通項なのかな。 希い(ねがい)はひとつ こういうの好き。ありがち? 男子学生は後の市村か仲村か。 橘河ではないっぽい。すごく若い時とかならありかも。 最低の一日 クレンジングフォームを持っていて、トイレで化粧を落としてたら、落ちてると思うんですが、どうですか? 化粧を落としたのは水洗いでってことなんですか?クレンジング持ってるのに? 待ちきれない で、イワとウバが逃げて小栗に送ってもら平木。 連れて来た犯人が小栗なのに、送ってもらっていいの? アパートの鍵 絵が気になる。 どこかのアパートらしき一室の白い扉。電話線、小さな呼び鈴、水道局の金属プレート、公共放送のシール、郵便受けの番地は荒木坂3-402-32、表札はない。 ほとんどすべてが白だけで構成。 額縁の下側に鍵が嵌めこんである。古風な金属製の鍵。小さなわりに重い。ひねりの部分に精巧な透かし、紋様はザクロと土竜。 前に読んだあめふらしと共通の人物が出てくるのはタビノソラ、雨過天青、雨師。

Posted byブクログ

2017/09/03
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

静謐でどこか物寂しい、幻想的な短編集。 どの作品にも男性を愛する男性が登場しますが、何と言うか、長野まゆみさんの作品って「やおい」や「BL」より「少年愛」という言葉がしっくりくるなあという印象です(青年もいっぱい出て来るけど)。 個人的には、はっきりしたハッピーエンドよりも、切ない系のものがむちゃくちゃツボでした。 向こうから来た人に何だか心を奪われそうになるんだけど、自分の気持ちに気付くか気付かないうちにすれ違い、後ろを振り向いた時には微かな残り香だけで誰の姿もない……不思議……みたいな感じの。具体的にいうと「花の下にて」と「雨師」。 著者ご自身がお描きになった装画も素敵!!

Posted byブクログ

2016/05/20

春夏冬中とかいて あきない中。 おもしろい言い回しだなぁと思ったのと表紙のかわいさに惹かれて。 読み始めるとほとんどがBL系で、ところどころ???な部分がたくさんあった。 特に否定派ではないけど、ちょっと多すぎて・・ 読み進めるのに時間がかかった。 不思議系な世界観もあったり、そ...

春夏冬中とかいて あきない中。 おもしろい言い回しだなぁと思ったのと表紙のかわいさに惹かれて。 読み始めるとほとんどがBL系で、ところどころ???な部分がたくさんあった。 特に否定派ではないけど、ちょっと多すぎて・・ 読み進めるのに時間がかかった。 不思議系な世界観もあったり、そういうのはおもしろいと思えたけど全てが理解できる感じがしなかった。

Posted byブクログ

2016/01/24
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

★タビノソラ わざともっさりに見せかけたイケメン… ★海辺の休日 これだけ見透かされたら、つよがる必要もないね。 敵わないってわかっていても背伸びしちゃう気持ちも、 わからないでもないけれど ★待ちきれない イケメンがわざと野暮ったく見せてるパターン2

Posted byブクログ

2014/04/05

あぁ、長野まゆみ作品ってこういうものでした。久々だったから忘れてた。 相変わらず綺麗な文。 登場人物たちの気になる今後。 こういうものだったわ。

Posted byブクログ

2013/06/04

「あめふらし」読んだらまた読みたくなってしまって。最新刊「45°」も短編集だったけど、こっちの方が断然面白い。テンポも言葉運びも落ちまでの誘いも。こういう話がまた読みたいのだけど。

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2013/05/14

BL要素漂う美しい和風幻想譚といったところ。男性同士の恋愛がほとんどだけど、そこにタマシイとか異界と交わる不思議な世界観が入り込む。 前に読んだ左近の桜シリーズは、この世のものでないものとの交わりだったのが、今回はかなり現実味がある。と言っても、あからさまな描写はなく、妖しくも美...

BL要素漂う美しい和風幻想譚といったところ。男性同士の恋愛がほとんどだけど、そこにタマシイとか異界と交わる不思議な世界観が入り込む。 前に読んだ左近の桜シリーズは、この世のものでないものとの交わりだったのが、今回はかなり現実味がある。と言っても、あからさまな描写はなく、妖しくも美しい雰囲気は健在。 「タビノソラ」「花の下にて」あたりがお気に入り。『あめふらし』とのリンクがあるらしいので、そっちも読んでみたい。

Posted byブクログ

2013/03/23

長野まゆみさんの作品が好きで選んだ一冊。作者買いというやつ。 物語は相変わらずの長野まゆみワールドで、でも今回は現実味が多かったような。 「アパートの鍵」が一番好きです。

Posted byブクログ

2012/12/30

出てくるモチーフや言いまわしが独特で好き。 雨洩り診断士とか耳の素焼きとか夢を購うとか、効いてるなあ。 すこし意地のわるい会話も好き。 非現実的なものがするりと溶け込む。

Posted byブクログ