よろづ春夏冬中 の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
世にも奇妙な物語的なショートストーリーが14話。 偶然借りた…お茶のついでに軽く読むには良いかも。しかし、女性向け同性愛ネタが多く別冊文芸春秋ってこんな連載も載せるのかーと思った。
Posted by
希いを叶える貝殻細工の小函から、朝顔市で購った夕顔の鉢植えから…。思いがけないことから、彼らの運命は動きはじめる。或るときは異界と混じり、或るときは時空を超え、妖しく煌く14の極上ストーリーを収めた玉手函。
Posted by
多少、突然すぎる告白はあるものの、いきすぎない愛の形がじれったくもときめきました。 同性愛の内容が多い短編集ですが、何だかその恋はとても自然なもののように思えてきます。 文章が淡々と書かれていて、違和感を覚えないまま読み進められる、そんな本だったと思います。 中でも、「空耳」は...
多少、突然すぎる告白はあるものの、いきすぎない愛の形がじれったくもときめきました。 同性愛の内容が多い短編集ですが、何だかその恋はとても自然なもののように思えてきます。 文章が淡々と書かれていて、違和感を覚えないまま読み進められる、そんな本だったと思います。 中でも、「空耳」は好きです。 最初は相手を快く思っていなかったはずなのに、だんだんと心が移り変わってゆく・・・そんな場面に、甘酸っぱさを感じました。
Posted by
長野まゆみ短編集。 表紙にひかれて手に取りました。 が、ほとんど男性同士の恋愛話です。 ちょっと苦手でした…(^_^;) 不思議だったり、ちょっと怖いかったりもするのでそこは楽しめたんですけど… 「希いはひとつ」が一番好きかな。
Posted by
14編の短編集。ほとんど(全部か?)男子と男子の話。 以前読んだ「少年アリス」もそうだったけど表紙がすごく可愛い。 長野作品に漂う清涼感だったり、なんとなく不思議でぼんやりと霞がかかったような色気が好きです。 お気に入りは「待ちきれない」じれったくてもどかしくてキュンときた。
Posted by
全編が同性愛ではなくて少しほっとした。どれも不思議でふわふわした感じの短編集。私的には「花の下にて」が好きかなぁ。
Posted by
短編で全ての話がなんとなく不思議。 自分と重ね合わせて、っていう読み方は出来なかったけど… 物語って面白いなーと思った本だった。
Posted by
不思議で少しブラックなストーリーが収められた短編集です。ちょっとリチャード・マシスンみたい。違いは男性同士のラブストーリーばかりというところでしょうか。雨の日の読書のお供にぴったりでした。
Posted by
関連性はないのだけど、なんとなく雰囲気が似た短編集。 カラフルな表紙が可愛いvv http://feelingbooks.blog56.fc2.com/blog-entry-41.html
Posted by
久々に手にした長野まゆみ。 でも表紙だけ見て中身を確認しないで読み始めたら、ちょっとがっかり。 連作短編のすべてが男色話とは。 溜め息。 しかも長野さんらしい端々の細かいディティール描写も少なくて、ちょっと物足りなかった。 「雨過天青」と「猫にご飯」は割りとよかったかも。
Posted by