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よろづ春夏冬中 の商品レビュー

3.5

69件のお客様レビュー

  1. 5つ

    11

  2. 4つ

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  3. 3つ

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2009/10/04

短編集。 主人公の若い男(少年ではない)たちがそれぞれ、この世のものとは知れぬ存在(時には 人手すらないのかもしれない)や、ごく近しい間柄の男たちに惹かれてゆく、 やや妖しいにおいのする作品集である。 『ウリバタケ』には『箪笥のなか』に通ずるものを感じる。 個人的には『花の下にて...

短編集。 主人公の若い男(少年ではない)たちがそれぞれ、この世のものとは知れぬ存在(時には 人手すらないのかもしれない)や、ごく近しい間柄の男たちに惹かれてゆく、 やや妖しいにおいのする作品集である。 『ウリバタケ』には『箪笥のなか』に通ずるものを感じる。 個人的には『花の下にて』がすき。 少年愛は食傷気味なので、ちょっとからめの☆2つ。

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2009/10/04

表紙に惹かれて読んでみました(笑)。短編で読みやすかったです。夢オチ、というわけじゃないんだけど、夢と現実の区切りが若干曖昧なところに妙な面白みがありました。

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2009/10/04

短編集。 この中から派生したお話もあるので、読んでおくと面白いと思います。 本当に短いお話が沢山なので、とても読みやすいです。が、初めての方には勧められない…。 不思議な感覚と読了感はいつも通りですが、短編内に男性同士のお話が多くて食傷気味かもしれません。 意味ありげに使われてい...

短編集。 この中から派生したお話もあるので、読んでおくと面白いと思います。 本当に短いお話が沢山なので、とても読みやすいです。が、初めての方には勧められない…。 不思議な感覚と読了感はいつも通りですが、短編内に男性同士のお話が多くて食傷気味かもしれません。 意味ありげに使われている言葉や名前が日本古来に関するもの(のように受け取れる)なので、興味深い。

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2009/10/07

短編集。さらりとした男性同士の恋愛…が多いです。そういうのが嫌いでないのなら面白いと思います。読んでいてイヤミがないし、なんとなく綺麗。幻想的。 2007/12/13

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2009/10/04

「或るときは異界と混じり、或るときは時空を超え、妖しく煌く14の極上ストーリー」短編集みたいな感じでどれも面白かったです!(*゚∀゚)=3

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2011/07/16

"春夏秋中と書いて「あきない中」と読む。居酒屋の看板のようだ。こういうのはなんと言うのだろう。メルヘン、寓話的、ボーイズもの。最近こういう女性作家によるかわいらしい男のこの同性愛物が女の子に人気があるらしい。なぜだろう。2005・10・29

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2009/10/07

2007/9/22 短編集なのでサラッと読めました。JUNEって感じのお話が多かったです。『莫迦、もっと品よくしろ。おれがどれだけ辛抱したと思ってるんだよ。三年だぜ、三年』94P

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2009/10/07

別冊文藝春秋にて連載していた短編に、書き下ろしを加えた全14編の短編集。 個人的に、「花の下にて」「雨師」が好き。「雨師」は付いていけばいいじゃない笑

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2009/10/04

長野まゆみさんの短編集。久々に長野さんの本を読みました。 うーん。やっぱり好きだなぁ。BLっぽいんだけど、表現がサラリとしていてそれでいて綺麗で、すごいなぁと思う。 「海辺の休日」と「飛ぶ男」と「空耳」が好きでした。

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2009/10/04

関連性はないけれど、なんとなく雰囲気の似た短編集。「待ちきれない」「アパートの鍵」「希みはひとつ」がお気に入り。

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