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プラスティック の商品レビュー

3.7

198件のお客様レビュー

  1. 5つ

    38

  2. 4つ

    73

  3. 3つ

    59

  4. 2つ

    14

  5. 1つ

    3

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2018/05/30

オルファトグラム、ラバーソウル 読んでみたけど井上夢人作品は私の好みでなかった。 プラスティックは、長い間本棚にあるが全く手を出す気にならないので処分することにした。 2018.05.30.

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2018/03/04

あかされた真相(展開)に虚脱感・・その萎えた気分のまま物語は終幕。同趣向で高評価を得ている有名作はあるけれども(数作読んだ)自分のもっとも嫌いなタイプのもの。同著者の後年の力作『ラバーソウル』もまた本作と類似する仕掛け(仕込み)のされたものだが、こちらの陰画・陽画の反転(ツイスト...

あかされた真相(展開)に虚脱感・・その萎えた気分のまま物語は終幕。同趣向で高評価を得ている有名作はあるけれども(数作読んだ)自分のもっとも嫌いなタイプのもの。同著者の後年の力作『ラバーソウル』もまた本作と類似する仕掛け(仕込み)のされたものだが、こちらの陰画・陽画の反転(ツイスト)についてはそこまで気分の萎えることはなかった。

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2017/06/12
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当時読んでたら、うわ〜〜〜ってなってたかもな… ワープロの時代の小説。 夫の帰りを待つ、奥さんがワープロで書く日記で始まる。 おかしなことが続く…どうなってるの? そして起こる殺人事件… オチは、まあ今となっては珍しくない感じだけど

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2017/03/30
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

どんな感想を書いてもこの物語の根幹に触れてしまいそうだ。 主婦・向井洵子が慣れないワープロを相手に四苦八苦しながら書いた日記から物語は始まる。 どこにでもあるような平凡な主婦の一日。 だが徐々にその平凡さは崩れていく。 自分の名前を騙って行われた図書館の貸出登録。 夫の会社へ電話をしてみればありえないような対応をされる。 何が起きているのか。 洵子は不安でたまらなくなる。 次々と書き手は変わり、それぞれの立場で起きた出来事が綴られていく。 洵子の名を騙っていたのは誰なのか? 事件の犯人は? そして、真実はどこに? ワープロでさえ珍しい頃に書かれた物語である。 けれど、物語の面白さにはまったく影響していない。 中盤以降、結末の予想がついてしまうのが惜しいけれど、それでも読む楽しみが激減することはなかった。 しっかりと構成が練られているからこその面白さがある。 時代を経ても変わらない魅力のある物語だった。

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2016/07/05

さいごのさいごはそうきたかーとなった。すごく読みやすいのと、先が気になるという気持ちでまさしく一気読み

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2016/04/24

今となっては目新しさのない、使い古されたテーマ。 早い段階で真相には気づくし、後半でそれも明かされる。 それでもストーリーで読ませてくれる。 ミステリテイストで楽しませてくれる作品かな。 面白いのは風格かな。 島田さんとともに、大巨人だと思うから、やっぱり時代を越えて面白いし誰が...

今となっては目新しさのない、使い古されたテーマ。 早い段階で真相には気づくし、後半でそれも明かされる。 それでもストーリーで読ませてくれる。 ミステリテイストで楽しませてくれる作品かな。 面白いのは風格かな。 島田さんとともに、大巨人だと思うから、やっぱり時代を越えて面白いし誰が読んでも面白い作品。

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2016/03/18

フロッピイに保存されていた向井洵子によって書かれた奇妙な日記から物語は始まります。 かなり昔に書かれた小説なので、フロッピイやワープロなどが出てくるのは時代を感じますが、物語には古臭さは全く感じません。 とは言っても、結末というか、からくりは誰もが早い段階で気付くと思います。 そ...

フロッピイに保存されていた向井洵子によって書かれた奇妙な日記から物語は始まります。 かなり昔に書かれた小説なので、フロッピイやワープロなどが出てくるのは時代を感じますが、物語には古臭さは全く感じません。 とは言っても、結末というか、からくりは誰もが早い段階で気付くと思います。 それがわかってもなお、先へ先へと読み進めさせられるすごい小説です。 フロッピイに保存された様々な人物が語るファイルを読んでいくうちに、もやがかかったようだった謎の事象がどんどん明らかになっていき、読む手が止まらなくなることと思います。 最後の54番目のファイルには、一体どんな言葉が綴られるのでしょうか。

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2016/05/13

『ラバー・ソウル』に続き、井上作品四作目。この誰が誰だか分からない感じがまるで折原作品のよう。初めて行ったハズの図書館で、司書さんに「えっ?あなた昨日来て、本借りましたよ」と言われ、始めはホラーテイストから入りその後は・・謎が謎を呼ぶ展開で楽しめました^^

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2015/08/06

「メドゥサ、鏡をごらん」が面白かったので他の作品も読みたくなり購入。 今作も十分楽しませてもらった。 見事に予測を裏切られた結末に満足です。 まだまだ何作か読んでみたい作家さん。

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2015/04/17

『プラスティック』講談社文庫 井上夢人(著)読了! 一時期、江戸川乱歩賞を読み漁ってみる頃がありました。 その時に岡嶋二人さんの『焦茶色のパステル』を読んで少しハマりました。 いつ頃であろう、かなり前ですね。そうですね1980年代かなぁ。 それから、時は過ぎぃ。岡嶋二人さんが二人...

『プラスティック』講談社文庫 井上夢人(著)読了! 一時期、江戸川乱歩賞を読み漁ってみる頃がありました。 その時に岡嶋二人さんの『焦茶色のパステル』を読んで少しハマりました。 いつ頃であろう、かなり前ですね。そうですね1980年代かなぁ。 それから、時は過ぎぃ。岡嶋二人さんが二人から一人ずつに… で、そのうちの一人が井上夢人さんですね。(知ってるよね) 話は変わりますがぁ、最近、少しばかり調子に乗って本を買い過ぎで、金欠。 なので、蔵書(笑)から何か読もうかなと、これどんな話だったけ。 たくさん本は読むのですが、昔読んだ本の内容を忘れるのも…人間なんてラララァララララァ♪ じゃこれ久々に読むかと。(ほぼほぼ内容を忘却の彼方へ、新鮮に読めました。) この話は映像化には向かない。不可能では無いがかなり困難だろうなぁ。 と、いうお話し。間接的ネタバレだな。 文書ファイルが収められたフロッピーディスク。(これがもうレトロ) このディスクに収められた文書で構成されたストーリー。 最初にファイルの出張中の夫の帰りを待つ主婦・向井洵子が書きこんだ日記から始まる不思議なお話し。 ここからたくさんの人の行動や回顧録みたいなものがファイル単位で書かれているのです。が… 一回読んでいるんで、あれなんですが途中からなんとなくネタもわかる様な。 あの有名な外国の実話(?)とどっちが先なのかな、と思う今。

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