プラスティック の商品レビュー
なかなか考えさせられ…
なかなか考えさせられた。そして面白かった。特にこれといって斬新なところはないのだが、引き込まれてしまい、最後まで一気に読んでしまった。
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ワープロに収められた…
ワープロに収められた54の日記の謎。計算された形式にはまります。
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久しぶりに時間を忘れ…
久しぶりに時間を忘れて一気読みした作品。文書ファイル形式の小説作法が良かったです。こういった物語はごちゃごちゃしがちなのであまり好きでは無いのですが、この作品はそういったことが全くなく、とても読みやすかったです。読み始めてすぐに物語の中へと引き込まれました。しかし、序盤でオチに気...
久しぶりに時間を忘れて一気読みした作品。文書ファイル形式の小説作法が良かったです。こういった物語はごちゃごちゃしがちなのであまり好きでは無いのですが、この作品はそういったことが全くなく、とても読みやすかったです。読み始めてすぐに物語の中へと引き込まれました。しかし、序盤でオチに気が付いてしまったのです…が、そこからの展開がすごい。そのオチで終わりではなく、さらなる真相があり、そしてまたひとつヒネリが加えられて…うーん、面白い。読ませます。さすが井上作品、やはりレベルが高いです。ラストまで、本当に最後の一行
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最初はどんなトリック…
最初はどんなトリックが有るのか推理しながら読んでいました。中盤で謎が解けて来てからの方が怖い感じがしました。帰りを待ちに待った旦那さんに「お前誰だ!」ってな事言われたら・・・。私は私なのに私じゃないって言われたら・・・。謎が解けてからも読者を放さない上手さが有ったと思います。一気...
最初はどんなトリックが有るのか推理しながら読んでいました。中盤で謎が解けて来てからの方が怖い感じがしました。帰りを待ちに待った旦那さんに「お前誰だ!」ってな事言われたら・・・。私は私なのに私じゃないって言われたら・・・。謎が解けてからも読者を放さない上手さが有ったと思います。一気に読んでしまえる作品でした。
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54個の文書ファイル…
54個の文書ファイルが収められた一枚のフロッピーの謎をめぐる話。あのどんでん返しにはやられました。著者の作品はやっぱり巧いなと感じさせられる傑作です。
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多数の人物の日記だけ…
多数の人物の日記だけでストーリィが進む異色ミステリィ。終盤まで何がおこっているのか解からないが、井上さんの特色がすごく出ています。
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話の中ぐらいまで読ん…
話の中ぐらいまで読んでも、終わりが見えなかず。引き込まれる不思議な世界で一気に最後まで読み進みました。
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多人数の日記形式じっ…
多人数の日記形式じっくり読んでトリックを暴くと爽快!
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
ワープロのフロッピーディスクのなかにある54の文書ファイルを読んでいくお話。 夫が出張に行った子なし専業主婦の「向井洵子」がワープロの練習を兼ねて日記をつけている。引っ越したばかりの町で一人で散策すると図書館をみつけた。 暇つぶしに図書館にいくと「貴方は昨日、図書カードを作っています」といわれた。 昨日?私は来てない。どういうこと? 夫の出張先に電話しようと思って、会社に電話してみた。「貴方は奥さんじゃない」といわれる。声が違うと。そんなはずはない。 私以外の人が私を、向井洵子ではないと言っているような・・ 抽斗にしまっておいた合鍵がない。考えられるのはマンションの向かいの部屋の本多初美さんだけ。まさか、上がり込んだ時に、盗んだ? いいや、もう、主人が出張から帰ってくるんだ~。甘えてやるんだ~ ってのが最初の章なのですが、なんとこの向井洵子さんらしき遺体がその後みつかり、夫も行方不明となります。 この向井洵子を殺したのはだれだ・・?って話になるのかとおもいきや、 この文書ファイルのなかの「藤本幹也」という人物が自分が殺したと告白しています。 向井洵子のファイルのあとに「高橋英世」が書き手になります。彼はストーリーテラーのような?このディスクのまとめをしているような?そんな印象を受けます。 次の「奥村恭介」は向井洵子が亡くなった部屋と同じフロアーに住んでいるらしい。 遺体が見つかった日、部屋の前に沢山人だかりができていた。で、ふとドアの郵便受けをみたらこのフロッピーが入っていて、 たまたま、自分のもっているワープロでもみれたので、向井洵子の日記を見てしまった。 奥村恭介は作家のようなものをしており、ちょっとスランプ気味。 このフロッピーを警察に届けてもいいけど、警察にいい印象がないのでもうちょっと持っておこう。そして自分なりにこの不思議な日記を調べてみよう と、事件に首を突っ込みだします。 一方、亡くなったとされる「向井洵子」は自分の部屋でない部屋で目を覚まします。知らない男の人のパジャマを着ている。報道で自分が亡くなったと知る。 いや、生きてるって。 この部屋は・・・そっと外をみてみると、自分の向かいの部屋。本多初美さんの部屋だ!!なぜ自分はここに寝ていたんだ?! さらに謎にでてくる「若尾茉莉子」。どうやら初美と同居していた?働いたお金を初美がこっそり抜いたりするし、部屋を片付けても初美が散らかす。 初美とは高校時代の友人。 彼らの目線でこの不思議な話が進んでいくのですが、だんだん混乱してきました。 実は、最近登場人物が多い小説は、登場人物の名前と説明をメモりながら読んでいるのでかろうじて混乱を免れたけど、 これ、書いてなかったら「あれ?この人って・・●●じゃなかったっけ?」って読み返していかないと理解できなくなってくるかも? でもね、 面白いんですよ。なぜか混乱しているのすら、面白い。 そして半ばで「もしや・・・・・なのか」ってわかってしまって。 でも、「●●と××は・・・なんだろうな」っておもうんだけど「え?もしや、△△も?」「いや、これ◇◇も?」ってだんだん思って、 あれ・・・フロッピーディスクって・・・・? って最後思って、なるほど~~ってなるんですね。 でも、54番目の文書ファイルの意味が・・・分かるようでわからないんですよ。 いや、53番目の高橋英世があぁ言ってるってことは、54番目は「あなた」で、 これから書くってことなのか? それとも、ただたんに、彼女に書く能力がなかったってことなのか? いや、前者なんだろうな。(後者だと面白くないもんな) 岡嶋二人さんの小説はむかしむか~~~~~し、よく読んでいた記憶。 でも、井上夢人さんになってからは初めてでした。 これから、選んで読もうかなって思いました。
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本屋大賞超発掘本って書いてたので 怪しいなぁと思いつつ買ってみた フロッピー???ってなって あ、昔の本なのかって気づいた そうか時代が古いのか って納得して読んでいったけど 結構手前の方でわかっちゃう その設定の話読んだことあれば 特別、発掘した!とは感じないかも つまんな...
本屋大賞超発掘本って書いてたので 怪しいなぁと思いつつ買ってみた フロッピー???ってなって あ、昔の本なのかって気づいた そうか時代が古いのか って納得して読んでいったけど 結構手前の方でわかっちゃう その設定の話読んだことあれば 特別、発掘した!とは感じないかも つまんなくはないけど たぶんすぐわかっちゃうし 理由もど真ん中だし 人にオススメすることはないな 星はギリギリ3つ
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