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ロジカル・プレゼンテーション の商品レビュー

4.4

131件のお客様レビュー

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2019/07/08

第1章 提案とは 提案はそもそも簡単に通らないと捉えるべき。なぜなら、簡単に通ると前提を置いた場合、人間は提案を通せなかった際に、その要因を環境のせいにする傾向にあるから。 また、提案内容(考え)を書き出すことが大切である。書けないこと=整理できていない(何を話すべきか分かってい...

第1章 提案とは 提案はそもそも簡単に通らないと捉えるべき。なぜなら、簡単に通ると前提を置いた場合、人間は提案を通せなかった際に、その要因を環境のせいにする傾向にあるから。 また、提案内容(考え)を書き出すことが大切である。書けないこと=整理できていない(何を話すべきか分かっていない)=うまく話すことはできない また、前提、経緯がない相手へ提案する際には、筋道立て話すしかない。(目的の明確化、論点の精査、仮説の構築及び検証、示唆) 第2章 論理的思考力 ・論理的とは どんな相手をも理解させ、説得させること=話がつながっていること ・相手が納得しない要因 縦の理論(因果関係)が弱い(=本当にそうなの?と言われる) 横の理論が弱い=それだけ?他にないの?と言われる *論理的かは、相手が判断するもの。自分を基準に正しいと判断することは危険である。つまり、相手の前提にあわせて話を組み立てる必要あり。 ・縦の理論について 因果関係が相手に伝わらない要因は3つ 1. 前提条件が違う:自分は理解しているが、相手は理解していないという状況はよくある。相手に伝わるために、自分の前提条件を疑うことできちんと洗い出し、相手に伝える準備を行う。 2. 異質なものの同質化:違う話を一つにひっくるめて話していないか?自身の細分化の仕方を疑う。勝手に自分の頭の中で複数の点を1つの点に集約している。 3. 偶然の必然化:因果関係が飛躍している。自分の中で当たり前と思い込んでいると相手にとっては因果関係が飛躍することはある。自身の主張の流れを疑いながら、論理フローを細かく洗い出す。 ・横の理論について MECE分析が有効な手段になる。MECEを有効に行うコツは以下。 1. 誰の言葉で、どういう場面かを明確にし、言葉のレベルを揃える 2. 一般的なフレームワークの活用、5P、3Cなど(*) (*)あくまでツールであり、全ての場面で活用できない。そのため、見える&見えない世界「6次元発想」を活用する。 「見えている」状況(例えば、製品の製造から販売まで)を思い浮かべ、かつ、「見えない」=情報、人の気持ち、時間(例えば、宣伝活動、客の心理)を考えることで抜け漏れが出にくくなる。

Posted byブクログ

2019/05/04

著者は、1973年生まれ。東大中退、京大卒。 内容は、大満足。良い! プレゼンを作成するときに、また読み返して 確認するのがよさそう。 「どうまとめたらよいか」が簡素に 順序だてて、ポイントについて解説されている。 ビジネスマンのプレゼン作成者にお勧め。 〜以下、◇○本よ...

著者は、1973年生まれ。東大中退、京大卒。 内容は、大満足。良い! プレゼンを作成するときに、また読み返して 確認するのがよさそう。 「どうまとめたらよいか」が簡素に 順序だてて、ポイントについて解説されている。 ビジネスマンのプレゼン作成者にお勧め。 〜以下、◇○本より抜粋、●・コメント〜 ◇仮説検証力とは ○まず、相手の疑問を知る ○次に、その疑問に対して答える ◇提案する ○相手の話を聞くこと ○しっかりと相手の話を聞いて理解する ●あれ? 話して伝えることぢぁないんだ! よく聞いて理解するネ ◇論点を把握する ○相手が意志判断を行う際に検討する項目のなかで、 まだ確固たる答えを持っていないがために、 検討を行えば意志判断の結果にちがいが生じる 可能性のある項目 ●目的に対してポイントをおさえること ◇漏れをなくすこと ○答えは、6次元で考えることである。 モノが売れていく状態を考えた場合 ○目に見える3次元(タテ・ヨコ・高さ) Product モノがある Package きれいに梱包されている Place お客さんがいて売り場がある ○時間の流れと目に見えないもの(情報の流れ・人の気持ち・時間の流れ) Promotion 宣伝活動 Price お客様は値段を気にする ◇会議や提案の場で「気の利いた発言」ができる人は、 この「どこが原因で議論が停滞しているのか」を 瞬時にしてじつに的確にとらえている。 例えば、フレームワーク的な視点が欠けている会議で は議論の視点について助け舟を出す ●会議の構造を自分の中で、フレームワークにしておくこと ◇仮説とは、論点に対する自分なりのヤマカンの答え ◇仮説を出すためには、なんらかの情報が必要。 仮説は、無からは生まれない ◇作業のなかで仮説を出しているのか 出た仮説を検証しているのか、常に意識する ◇相手に考えさせない ×「いろいろありますがどうしましょう」 ◎「ここでの選択肢はAかBかCだと思いますが 私はこういう理由からAがよいと思います」 ●お客様に代わって自分が考えてあげること ◇仮説構築の3つのステップ 1. 論点をしっかり頭に入れる 2. つねに「答えは何か」を意識する 3. とにかく多くの情報を眺める ◇着地のスタイルを決める ○提案を通りやすくするための「味付け」は、 相手のテイストにあわせること ●難しいけど、そのために、「仮説」がいるのかな。 ◇スライド絵に入れる説明は3つ 「説明」 この図は1996年から2002年までの 弊社の売上高を示したものである 「ファクト」1998年をピークに、ここ数年は 売上高は減少の一途をたどっている 「示唆」 将来に向けて、売上高を増大させるよう な施策が求められているのではないか ◇メッセージは端的に 1. メッセージとは、スライド上部に3行程度で書かれる 「最も言いたいこと」 2. メッセージには「説明」か「ファクト」か「示唆」 の3つがある 3. 簡素に・言葉を統一して・印象に配慮する

Posted byブクログ

2018/10/26

めちゃくちゃ良書。 仕事に取り組む際の考え方や資料のまとめ方、その第三者への伝え方など体系的に学ぶ機会の少ないであろう「仕事のやり方」についてわかりやすく纏められている。 新社会人、中堅、管理職問わず未読の社会人は今すぐ読むべき。

Posted byブクログ

2018/10/14

プレゼンテーションの作成の参考に読む。大いに参考になった。論理的にということをわかりやすい言葉できちんと説明してあるので、わかりやすい。時々見直すべき本です。

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2018/10/09

プレゼンという行為は、ビジネスのみならず日常のあらゆる場面で行われる。上司や同僚に対する提案、家族に対する旅行の行き先、お金の使い方など、説得を必要とする事は通常、なんらかの形でプレゼンが必要なのである。そんな中、コンサルタント出身の著者が、現場で鍛え上げたプレゼンの要点をまとめ...

プレゼンという行為は、ビジネスのみならず日常のあらゆる場面で行われる。上司や同僚に対する提案、家族に対する旅行の行き先、お金の使い方など、説得を必要とする事は通常、なんらかの形でプレゼンが必要なのである。そんな中、コンサルタント出身の著者が、現場で鍛え上げたプレゼンの要点をまとめたのが本書である。コンサルだから無機質なパワポのテクニックなどの話と思いがちであるが、基本的には人間がもつ傾向やクセなどの考察をベースに、それに対する対応策を提示することで分かりやすい内容である。 基本的に、プレゼンが上手く行かない時、相手側が思っている事は2つに集約されるという。 1. 本当にそうなの? 2. 他にはないの? プレゼン資料を作成する際や、会議の際にはこれを意識することが大前提である。 そして、プレゼンに入れこむ要素は、交渉の段階によっていくつかのパターンに分類される。これについては 書中のチャートが和か分かりやすい。 辞書的に、会社の机に常備しておきたい本である。

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2018/02/20

読めば読むほど、プレゼンに必要な情報が集約されていると思わせる本。 プレゼン相手の論理的思考の手法(いくつか種類がある)とそれに合わせたプレゼンの作り方、わかりやすい図解やメッセージの集約の仕方など、学ぶべきトピックが凝縮されている。 プレゼン資料の作成が主で、実際のプレゼンの...

読めば読むほど、プレゼンに必要な情報が集約されていると思わせる本。 プレゼン相手の論理的思考の手法(いくつか種類がある)とそれに合わせたプレゼンの作り方、わかりやすい図解やメッセージの集約の仕方など、学ぶべきトピックが凝縮されている。 プレゼン資料の作成が主で、実際のプレゼンの仕方についてはほとんど言及がないのでその点だけは注意が必要。

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2017/07/18

コンサルタントに限らず、若手(~中堅)の方は傍らに置いて、たまに読み返すとその度に気付きが得られる一冊ではないでしょうか。 ロジカルというタイトルながら、相手の「感情」への意識がされていたり、 プレゼンテーションというタイトルながら、通常のコミュニケーションにも通じる要素がたく...

コンサルタントに限らず、若手(~中堅)の方は傍らに置いて、たまに読み返すとその度に気付きが得られる一冊ではないでしょうか。 ロジカルというタイトルながら、相手の「感情」への意識がされていたり、 プレゼンテーションというタイトルながら、通常のコミュニケーションにも通じる要素がたくさんあったりと、 ビジネスパーソンの日常に繋がる本だと思います。 (いしの)

Posted byブクログ

2017/05/20

ロジカルというタイトルはついているが、 ロジックだけではない。 プレゼンテーションというタイトルはついているが、 プレゼンテーションだけではない。 相手に伝えるということについて書かれた本。 たくさんの人に読んでほしい。

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2016/10/12

「考える技術・書く技術」と併せて、ビジネスパーソン必読の一冊。 ケーススタディ形式になっているから、より現場でどう活かすか、に力点が置かれている感じ。

Posted byブクログ

2016/03/12

タイトルから思わせるロジカルシンキングに関する部分はそこまでないが、プレゼンテーションに関するノウハウを分かりやすくまとめた良著。

Posted byブクログ