ロジカル・プレゼンテーション の商品レビュー
論理的に考え、提案・プレゼンテーションする方法が説明されている。実際の場面をストーリーも交え説明してくれているので、話にも入りやすい。繰り返し読みたいと一冊。 下記ポイント ・相手を説得できない場合、反応は二種類ある。本当にそうなの?、それだけなの? ・経験や思い込みでないか、た...
論理的に考え、提案・プレゼンテーションする方法が説明されている。実際の場面をストーリーも交え説明してくれているので、話にも入りやすい。繰り返し読みたいと一冊。 下記ポイント ・相手を説得できない場合、反応は二種類ある。本当にそうなの?、それだけなの? ・経験や思い込みでないか、たまたまのものを必ずと思っていないか? ・漏れをなくし、ダブリを無くす。 ・仮説をたて、検証せよ。相手の疑問を則ち論点を洗いだし、仮の答えを推測した上で、それに対して答えるための客観的な証拠を準備すること。 ・ミーティングの締め方、社内では担当者を提示し、協力して頂けますね、社外ではスケジュールと作業計画を提示し「この進め方でいいですね」と問う。
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発行日は、2004年2月27日なので、ほぼ10年前の本である。今となっては、特に斬新なことが書かれているわけではなく、文章も回りくどいので、強いて薦める特長は乏しいが、何か大きな提案をしなければならない時に、確認したくなるようなレファレンス的な頼りがいがある。 「ほぼすべての人が、ビジネスや学生生活、家庭生活などのあらゆるシーンで、「何かを提案しなければならない局面」に毎日のように立たされている。提案力のある人は自分の思惑通りに事を進められる場合が多いが、提案力のない人は、他人に押し切られてしまい、自分の意見が通らず、結果的に損をすることも少なくない。「提案力があること」は、すべての人に必要不可欠な基本能力なのである。」 ビジネスシーンで求められる提案は、事業計画のように組織の長期的な目標達成に影響するような緊急性は低いが重要度が高いものや、クレームへの対応方針のように緊急性が高いが適切に対処しさえすれば影響度が低いものなど、様々であろう。しかし、いずれの課題(問題)も、適切な手段を選び、組織はもちろん、個人の利益を最大にし、損失を最小に押さえるためには、論理的な思考に基づいた提案力が必要になってくる。 「論理的に話を進めたいのであれば、まずは自分が話している話題の前提条件を疑うことから始めよう。人間は自分の頭の中に必ず「隠れた前提」を持っているものだ。その隠れた前提を洗い出すための方法として最も簡単なのは、前提をもっていないと思われる人、つまり自分とちがう経験をしてきた人や、まったく価値観の異なる人の意見を聞くことである。コンサルタントが「社外の人」として価値が出せるという理由もじつはここにある。前提がないから論理的におかしいことにいち早く気がつくのだ。」 論理的に話を進めるためには、提案の背景になる前提条件を事前に合わせておく必要がある。自分自身が、どんなに論理的だと思っている提案であっても、自分と説得しなければならない相手との前提条件がくい違っていれば、その論理は根底から崩れてしまう。ここで言う前提条件とは、提案の目的、目的を達成するための手段と目標などであろう。 提案の背景となる前提条件を、説得しなければならない相手と合わせることは、自分自身の視点を高くするという利点がある。説得しなければならない相手が、マネジャー、チーフマネジャー、執行役員、取締役と役職が上がって行けばいくほど、自分自身の視点も高くしていかなければならない。
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説明、提案がなんなのか、どうすると伝わり易いのかが感覚的にも思考的にもとらえることが出来た。 少し難しくて読むのにも、理解するのにも時間がかかったけど、社会人になる前、まさに、就職先がきまって、入社する直前とかにもう一度読みたいなって思った。社会で生きていくのに読んでいると便利な...
説明、提案がなんなのか、どうすると伝わり易いのかが感覚的にも思考的にもとらえることが出来た。 少し難しくて読むのにも、理解するのにも時間がかかったけど、社会人になる前、まさに、就職先がきまって、入社する直前とかにもう一度読みたいなって思った。社会で生きていくのに読んでいると便利な一冊。
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効果的な提案をするための本。内容は、考え方と見せ方に大きく分けられる。 考え方の章はさほど目新しい内容ではないが、すっきり整理されている。 見せ方の章は切り口やフォーマットがまとめられていて、今すぐ仕事で活かしたい。 会社に置いておこうと思います。 ※提案の最後は具体的な話で締...
効果的な提案をするための本。内容は、考え方と見せ方に大きく分けられる。 考え方の章はさほど目新しい内容ではないが、すっきり整理されている。 見せ方の章は切り口やフォーマットがまとめられていて、今すぐ仕事で活かしたい。 会社に置いておこうと思います。 ※提案の最後は具体的な話で締める。
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読みやすいしわかりやすい。 頭にすっと入ってくる。 流石プレゼンテーションついての本。体現実行してます。
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戦略コンサルティングの講義に向けて、 予習教材として自分でセレクトした本。 といっても前々から色々な方面でお勧めされており、 気になっていたのですが、なかなか読む機会に恵まれず、 よい機会だと思ってチャレンジしてみました。 論理的に考え、説明する(プレゼンする)技術について、...
戦略コンサルティングの講義に向けて、 予習教材として自分でセレクトした本。 といっても前々から色々な方面でお勧めされており、 気になっていたのですが、なかなか読む機会に恵まれず、 よい機会だと思ってチャレンジしてみました。 論理的に考え、説明する(プレゼンする)技術について、 全体感を意識して、分かりやすくかかれたとても良い本だと思います。 一部、ストーリ仕立てにもなっているので、 読む側があまり肩肘張らなくてもよいように配慮もされています。 就職活動しているとき、著者のセミナーを受講したことがあるのですが、 著者の人柄の表れた素晴らしい本だと思います。
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漏れのないフレームワークを発想 「六次元で発想すること」 (物理的3次元+時間の流れ、情報の流れ、人間の気持ち) MECEマトリクスによるダブりの判断 目的➡論点➡仮説➡検証➡示唆 論点とは「相手の意思判断に影響を及ぼす判断項目」 (「思考・論理・分析」のp204に同様の記...
漏れのないフレームワークを発想 「六次元で発想すること」 (物理的3次元+時間の流れ、情報の流れ、人間の気持ち) MECEマトリクスによるダブりの判断 目的➡論点➡仮説➡検証➡示唆 論点とは「相手の意思判断に影響を及ぼす判断項目」 (「思考・論理・分析」のp204に同様の記載有) 「考える労力」は自分で持つ (「10年後、仕事で差がつく戦略思考」でも同様の記載有) 会議「something new?」に答えられるようにする
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提案の技術 論理思考力、仮説検証力、会議設計力、資料作成力の4つの力が提案を通す力である。 他人へ何かを提案する上で、いかにこちらの考えを限りなく齟齬ない状態で理解させるかは、難題である。漏れもダブりもなくし、本当にその論理で繋がっているのかを示す。 論点を明確にし、お互いの論...
提案の技術 論理思考力、仮説検証力、会議設計力、資料作成力の4つの力が提案を通す力である。 他人へ何かを提案する上で、いかにこちらの考えを限りなく齟齬ない状態で理解させるかは、難題である。漏れもダブりもなくし、本当にその論理で繋がっているのかを示す。 論点を明確にし、お互いの論じる点(注目点)がずれないように話を進めたいものだ。 そういえば、本書の趣旨とはずれるが日本人の気質として、データなど物を介在させた意見の進め方が通しやすいのに、そのデータ等を準備する努力家が足りない、と書いてあった。確かに。正面切って相手の意見に反対は唱えないが、反対を示すデータを集計する人は少ないんじゃないかと思う。そもそも、意見の対立を解消する能力が未熟なような(これもあくまで主観だけど)。
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戦略立案会議から書類の作成、プレゼンテーションの方法まで一連の流れが網羅されています。 ICXの提案渉外、OGXの企画書作成・プレゼンなどに役立つと思います!私もまさに読んでいる途中なので、一緒に読みません!?Byゆっぺ
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戦略立案会議から書類の作成、プレゼンテーションの方法まで一連の流れが網羅されています。 ICXの渉外提案、OGXの企画書作成・プレゼンなどの機会も多いかと思うので、是非一緒に読みましょう!!Byゆっぺ
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