カラマーゾフの兄弟(下) の商品レビュー
恥ずかしながら、最後の最後まで面白く読むことはできなかった、、、 歴史/宗教/思想/ロシア社会などを理解していないと、面白いと感じることはできないのかなと思った。解説を読んで、読むべき観点を知った。 最後のイリューシャのパートはとても良かった。
Posted by
約半年がかりでついに読破。いやぁ、長かった。 下巻は一番スリリングで、のめり込んでしまって最後は一気読み。イワン兄さんあんなにクールだったのに。。。 最後の裁判での判事対弁護士の論議バトルは手に汗握る、法廷で直に観覧してる生々しさや白熱の空気感が感じられたよ。うーん、有り体な感...
約半年がかりでついに読破。いやぁ、長かった。 下巻は一番スリリングで、のめり込んでしまって最後は一気読み。イワン兄さんあんなにクールだったのに。。。 最後の裁判での判事対弁護士の論議バトルは手に汗握る、法廷で直に観覧してる生々しさや白熱の空気感が感じられたよ。うーん、有り体な感想は心の内にしまっておいて、こういう破滅的な人生観って今の時代にも脈々と流れる不滅な価値観なのだろうな、というコメントで結びといたします。
Posted by
この作品を読むコツは時間をしっかり作って一気に読むことだと思う。二回目以降の再読についてはメモをとりながら少しずつじっくり読んだ方が楽しめそう。 自尊心と破滅願望とは表に出さないだけで多くの人が持っている気がする。自尊心が大きすぎると破滅を招く(行き着くところは自殺?)から、人...
この作品を読むコツは時間をしっかり作って一気に読むことだと思う。二回目以降の再読についてはメモをとりながら少しずつじっくり読んだ方が楽しめそう。 自尊心と破滅願望とは表に出さないだけで多くの人が持っている気がする。自尊心が大きすぎると破滅を招く(行き着くところは自殺?)から、人間は自分は周りから愛されているということを認識して謙虚に生きないといけない。愛し愛されることで人間らしくいられる。『誰かに愛される』ということに関しては神がやってくれているので自分は愛すだけでもいい、愛されている存在(自分も含め)は尊い、ということかな? 二回目はまた時間をあけて上巻からじっくり読みたい。
Posted by
『罪と罰』を挫折したので、この『カラマーゾフの兄弟』を読み終えて、自分の成長を感じ、嬉しかった。自信、体力、集中力がついたと思う。ドフトエフスキー節がおもしろかった。一回ではなかなか理解出来ないので、再読したい。また『罪と罰』にも再チャレンジしたい。
Posted by
いや、むずいわ 途中から文字追ってるだけだった、、、 この身、朽ち果てる前にもう一度読んでみたいと思った本。
Posted by
父親殺しの嫌疑をかけられたドミートリイの裁判がはじまる。公判の進展をつうじて、ロシア社会の現実が明らかにされてゆくとともに、イワンの暗躍と、私生児スメルジャコフの登場によって、事件は意外な方向に発展し、緊迫のうちに終末を迎える。ドストエフスキーの没する直前まで書き続けられた本書は...
父親殺しの嫌疑をかけられたドミートリイの裁判がはじまる。公判の進展をつうじて、ロシア社会の現実が明らかにされてゆくとともに、イワンの暗躍と、私生児スメルジャコフの登場によって、事件は意外な方向に発展し、緊迫のうちに終末を迎える。ドストエフスキーの没する直前まで書き続けられた本書は、有名な「大審問官」の章をはじめ、著者の世界観を集大成した巨編である。
Posted by
続編がある予定だったことを解説で知った。その後が気になるのであったら読んだだろうけど、なくても全く問題ないほど完成された作品だと思う。イワンが好きだな。アリョーシャは今後の成長が楽しみだし、ミーチャはなぜか憎めない。それにしてもカラマーゾフの兄弟というタイトル、ぴったりで良い。
Posted by
やはり非常に読みやすかった。 こっちの翻訳版で読み直して正解だった。 第一部だけでも本当に完成されていると思うし。 第二部があったらどうなっていたんだろうと想像するのも楽しい。
Posted by
何ヶ月もかかって、人生で初めて『カラマーゾフの兄弟』を読んだ。『罪と罰』もすごかったが、こちらはそれにもまして感動した。
Posted by
世界最高の文学作品として色々な所で名前が挙がっているのでいつかは読もうと思いつつも、挫折率が高いという声に臆しなかなか手を出せずにいましたが、そろそろ行けるだろうと挑戦してみました。 上・中・下通して2ヶ月ほどかけて読み終えた感想としては、面白かったけど作品の半分も理解できてな...
世界最高の文学作品として色々な所で名前が挙がっているのでいつかは読もうと思いつつも、挫折率が高いという声に臆しなかなか手を出せずにいましたが、そろそろ行けるだろうと挑戦してみました。 上・中・下通して2ヶ月ほどかけて読み終えた感想としては、面白かったけど作品の半分も理解できてないんだろうなという感じです。 作品の核と言われている「大審問官」を始め、日本人としてはなかなか馴染みのないキリスト教(ロシア正教)の話が主題の一つとして随所に書かれている上に、登場人物の話がやたら長く、その話さっき聞いたよ!?というのがちょこちょこあるので、噛み砕きながら読み進めるのに随分苦労させられました。 気軽に読み返せる作品ではないですが、いつかまた体力がある時に、頑張ってみようと思います。
Posted by