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カラマーゾフの兄弟(中) の商品レビュー

4.1

149件のお客様レビュー

  1. 5つ

    58

  2. 4つ

    42

  3. 3つ

    27

  4. 2つ

    5

  5. 1つ

    1

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2020/05/12

上巻より読みやすい。 いよいよ父親殺しの容疑者にフォーカスされて 物語は進んでいく! 下巻に入ります。

Posted byブクログ

2020/05/02

前半のアリョーシャはinteresting、 後半のミーチャはexcitingっていう感じ。 いよいよ下巻!上巻で張られた伏線や中巻のアリョーシャの変化がいかにして回収されどのような結末になるのか、楽しみ!

Posted byブクログ

2020/03/14

上巻と同じく最後の半分が面白かった。 ドミートリィの自尊心とか恥とかの基準がよくわからんけど、どうせ死ぬなら何やってもいいと、大宴会して自殺しようとした気持ちは少しわかる。 犯人はだれだ

Posted byブクログ

2020/09/21
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

2020年9月21日 再読 前半はゾシマ長老、中盤はグルーシェニカ、後半はミーチャ。神秘的な客、一本の葱、証人たちの供述。童、読み応えのあるエピソードが複数ある。 上巻の後宮部みゆきをはさみ、中巻へ。 べミハイルの話が印象的である。 いわゆるこの物語の中心をなす出来事が中心に据えられ、ミーチャの成り行きを進めていく展開であり、上巻に続き読み応えがあり、そしてどんどん引き込まれてしまう。 印象的なのは「神秘的な客」の編。 神は全ての罪を赦し、全ての罪人を救うというなら、神によってこれほどの葛藤が生まれるのは何故だろう。べミハイルはともすると若かりしゾシマ長老を殺しかねなかったのである。また、全ての罪が赦されるのであれば、この世は罪人だらけになる。神は、神秘的な態度をとり我々を苦しめるのではないのか。そう思ううち、何故か神を強く意識してしまう。というこの宗教の仕組みが垣間見える。

Posted byブクログ

2020/02/07

3月の読書会の課題本。晩年のドストエフスキーによる大長編。全四部+エピローグという構成になっている。様々なバージョンが出ているが、新潮文庫版は全三巻。第二巻の本書は、第二部の続きから第三部のラストまでが収録されている。キリスト教嫌いが多い日本では、第三部の後半からようやく本番と思...

3月の読書会の課題本。晩年のドストエフスキーによる大長編。全四部+エピローグという構成になっている。様々なバージョンが出ているが、新潮文庫版は全三巻。第二巻の本書は、第二部の続きから第三部のラストまでが収録されている。キリスト教嫌いが多い日本では、第三部の後半からようやく本番と思う人が多いだろう。しかし第二部のラストも全体のテーマに絡む非常に重要な場面だと思う。

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2019/06/01

前半はアリョーシャ、後半はドミートリイが主人公。 多分この物語で重要な出来事になるであろう事件が発生するが、事件そのもの描写がないため、本巻を読んだ時点で真相は不明。まるで火サスのようだ。 だがもちろん、この物語はミステリーものでもサスペンスものでもない。 物語を通じて著者...

前半はアリョーシャ、後半はドミートリイが主人公。 多分この物語で重要な出来事になるであろう事件が発生するが、事件そのもの描写がないため、本巻を読んだ時点で真相は不明。まるで火サスのようだ。 だがもちろん、この物語はミステリーものでもサスペンスものでもない。 物語を通じて著者が伝えたいことが、朧げながら見えてきた。

Posted byブクログ

2019/02/10

ひとりにいくつの名前を使うのよー覚えるのが大変。ミーチャの言い訳がひどすぎて笑える。ボロの出方が絶妙でコロンボをみたい。

Posted byブクログ

2019/01/24
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

誰が父親を殺したのか?スピードが上がってきた!個人的には、ミーチャには隠し事してほしくないけど、でもついうっかり事実に反することを口走った、みたいたのはありそう(笑)3000ルーブルのトリックには驚いた。そして、グルーシェニカを最後に振り向かせた熱意とタイミングはすごいな、と。散財っぷりも気持ちよい。ロシアの人ってそんな感じなのか?

Posted byブクログ

2018/11/11

上中下を読み切るのに丸一月を要した。面白くないわけではないが、喉越しが良くない。演劇的な台詞に不慣れなのと、宗教に対する依存性と言うか考え方が日本人だけ違うからなんだと思う。『赦す』ってのが心で理解できない。 でもロシア文学に少しだけでも触れられた嬉しさは充分にある。 ロシア人の...

上中下を読み切るのに丸一月を要した。面白くないわけではないが、喉越しが良くない。演劇的な台詞に不慣れなのと、宗教に対する依存性と言うか考え方が日本人だけ違うからなんだと思う。『赦す』ってのが心で理解できない。 でもロシア文学に少しだけでも触れられた嬉しさは充分にある。 ロシア人の思う社会主義と外国から見る社会主義は何か違う気がした。 根本はキリスト教の教えがあって、平和的な思想なんだと。

Posted byブクログ

2017/12/12
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

中巻の見どころは「長老の死」と「ミーチャの暴走」。 前者は長老の生い立ち、生き様を詳しく説明、そして死後の周りの人々の豹変ぶりに驚かされる。奇蹟を期待していた人々とそれに反して早くに腐臭が発生したという事実。何ともやり切れず神の無慈悲・不存在を伺わせる。 後者は、地獄から天国、そしてまた地獄へと目まぐるしく話が展開、加速していく。

Posted byブクログ