1,800円以上の注文で送料無料

砂の器(上) の商品レビュー

3.9

193件のお客様レビュー

  1. 5つ

    49

  2. 4つ

    85

  3. 3つ

    33

  4. 2つ

    11

  5. 1つ

    1

レビューを投稿

2017/08/02

ゼロの焦点に続く、松本清張。 既にドラマで見たことあるので概要は知っているが、いつの間にかドキドキしながら読んでる自分がいた。 後編へ続く。

Posted byブクログ

2017/02/21

松本清張の代表作。昔読んだことがあり、懐かしくなって再び手にとってみた。清張先生の作品は面白い。この時代にベレー帽を被った革新主義の若者たち、さぞやハイカラだったことだろう。またこの事件を追い続ける刑事さんが渋くて良い。この雰囲気がとても好きだ。

Posted byブクログ

2017/02/12

清張先生さすがの面白さです。今なら携帯電話もあるし血液鑑定なんてすぐ出来るのにまどろっとこしいな〜、と思いつつもそれが逆に新鮮。下巻まで一気に読んでしまった。

Posted byブクログ

2016/12/27

ずっと松本清張の作品を読んでみようと思っていたので、ドラマも見たことのあるこの作品からにしようと。 犯人を知っているので、謎が解き明かされていく感覚や推理していく行程はないですが、ミスリードや伏線を拾いながら読めるのがいいですね。 平成生まれなので、要所要所に感じる昭和らしさ...

ずっと松本清張の作品を読んでみようと思っていたので、ドラマも見たことのあるこの作品からにしようと。 犯人を知っているので、謎が解き明かされていく感覚や推理していく行程はないですが、ミスリードや伏線を拾いながら読めるのがいいですね。 平成生まれなので、要所要所に感じる昭和らしさが逆にとても新鮮。でも決して読みにくい文体ではないのもいいですね。下巻も早く読んでしまおう。

Posted byブクログ

2016/10/01

初松本清張。 思ったよりサクサク読めた。 たまたま手に取った雑誌にそんな都合よくヒントが出てくるのかというツッコミと、黒幕が早々に出て徐々に包囲されていく緊張感と。

Posted byブクログ

2016/08/12

刑事が、数少ない手掛かりを頼りに、粘り強く捜査を続け事件の真相を突き止めるお話し。長編だけど、最後まで引き込まれた。

Posted byブクログ

2016/06/03

寝る時間も惜しんで、のめりこんで読めた作品。 推理系の小説は最後にドンデン返しがよくくるけど、これも同じく。 おもしろかった~exclamation でも「偶然」が重なって、事件解決に繋がってるようにも見えるねんけど、現在の警察組織もそんな感じなんかな? 本当些細なことへの執...

寝る時間も惜しんで、のめりこんで読めた作品。 推理系の小説は最後にドンデン返しがよくくるけど、これも同じく。 おもしろかった~exclamation でも「偶然」が重なって、事件解決に繋がってるようにも見えるねんけど、現在の警察組織もそんな感じなんかな? 本当些細なことへの執着とか、日常生活の気にも留めない様なことから、事件解決へと至るんかな? それとも小説やからかな? 素朴な疑問。

Posted byブクログ

2015/11/26

未明の蒲田操車場で見つかった惨殺死体。手掛かりは、被害者の東北訛りと〝カメダ〟という言葉だけだった。ベテラン刑事の執念の捜査は、社会の光と闇を巡りつつ、父がハンセン病であったがゆえに家も故郷も失い、別人になりすまさねばならなかった一人の新進音楽家へと向かっていく。緻密な構成と意表...

未明の蒲田操車場で見つかった惨殺死体。手掛かりは、被害者の東北訛りと〝カメダ〟という言葉だけだった。ベテラン刑事の執念の捜査は、社会の光と闇を巡りつつ、父がハンセン病であったがゆえに家も故郷も失い、別人になりすまさねばならなかった一人の新進音楽家へと向かっていく。緻密な構成と意表を突く展開に多彩な人間模様を盛り込みながら、心に空洞を抱える青年の悲運と凶行を通じ、戦後の日本という巨大な〝砂の器〟が逆照射されていく。

Posted byブクログ

2015/06/30
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

 初めて読んだ松本清張の作品。冗長な部分はあるものの、全編に渡る描写と雰囲気の濃さに一気に読んだ。音を用いた殺人という凶器は腑に落ちなかったのだけど、その納得感の薄さを差し引いても面白く読めた。読者が今西と同じ目線に立って読めるようになっているからだろう。  レビューで「ハンセン氏病の差別について書かれていた」とあったが、ラスト近くにあっただけであまりその意図は感じられなかった。ただ、関川が恵美子との関係をひた隠しにするなど、一見華やかな人物の後ろ暗いところの隠し方など、ハンセン氏病に限らず「触れられたくないこと」に対する人間のやましさ、臆病さについてはよく書かれていると思う。

Posted byブクログ

2015/05/09

初めて読む松本清張氏の作品。 島根県に旅に出ることを決めて、島根を舞台にした小説を探して見つけました。 まわりに聞いてみると、意外と読んだことのある人が多くて、遅ればせながらデビューしました。 島根、島根、と思って読み始めたのですが、後半になるまで全く出てこず、心配になったころに...

初めて読む松本清張氏の作品。 島根県に旅に出ることを決めて、島根を舞台にした小説を探して見つけました。 まわりに聞いてみると、意外と読んだことのある人が多くて、遅ればせながらデビューしました。 島根、島根、と思って読み始めたのですが、後半になるまで全く出てこず、心配になったころにやっと到着。 それでも、物語としての面白さがあり、ぐいぐい読めました。 私が生まれる前の作品ですが、この頃の方が、通信手段等がシンプルで、想像しやすいのかもしれません。

Posted byブクログ