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砂の器(上) の商品レビュー

3.9

193件のお客様レビュー

  1. 5つ

    49

  2. 4つ

    85

  3. 3つ

    33

  4. 2つ

    11

  5. 1つ

    1

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2015/04/25

いつか読まなきゃと思っていた松本清張の本をようやく手に取った。この日のためにドラマスペシャルも観たいのをずっと我慢してきたこの10年。 無駄のない男臭い文章がよい。私は遅読の方で、文芸作品だったら一時間に30ページくらいしか読めない人間なのに、この作品では80ページくらい読めてし...

いつか読まなきゃと思っていた松本清張の本をようやく手に取った。この日のためにドラマスペシャルも観たいのをずっと我慢してきたこの10年。 無駄のない男臭い文章がよい。私は遅読の方で、文芸作品だったら一時間に30ページくらいしか読めない人間なのに、この作品では80ページくらい読めてしまった。それくらい読みやすいのに重量感のある内容であるのは、清張の「読ませる」力量に尽きると思う。面白い!

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2015/02/18

ミステリー小説の古典にして名作。上巻では刑事、今西栄太郎が犯人を追い求めるが次々に仮説が崩されてしまう。あきらめづに丹念にコツコツと犯人を追い込んで行く。

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2015/01/30

以前、途中まで読んだのだが何故かその続きを読まずに今まできてしまった。このタイミングで再読したが、面白い!蒲田で起きた殺人事件が思わぬきっかけで色々な事を明るみに引きずり出していくのだが、まぁ、騙されましたわね(笑)その先どうなっていくのかは、下巻に続くけれど。松本清張の本は何冊...

以前、途中まで読んだのだが何故かその続きを読まずに今まできてしまった。このタイミングで再読したが、面白い!蒲田で起きた殺人事件が思わぬきっかけで色々な事を明るみに引きずり出していくのだが、まぁ、騙されましたわね(笑)その先どうなっていくのかは、下巻に続くけれど。松本清張の本は何冊か読んだ事があるけれど、サスペンス系のは本当に読み応えある。

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2014/09/12

国電の薄田操車場で、一人の男の死体が発見されるという事件が起こったところから、物語が始まります。 刑事の今西栄太郎は、被害者が事件直前にバーで男といっしょにいたという目撃証言から、2人が東北訛を話していたことを知り、吉村弘という若い刑事とともに、東北へと捜査に向かいます。そこで...

国電の薄田操車場で、一人の男の死体が発見されるという事件が起こったところから、物語が始まります。 刑事の今西栄太郎は、被害者が事件直前にバーで男といっしょにいたという目撃証言から、2人が東北訛を話していたことを知り、吉村弘という若い刑事とともに、東北へと捜査に向かいます。そこで今西たちは、やはり東京からやってきている、批評家の関川重雄や、音楽家の和賀英良といった若手の文化人サークル「ヌーボー・グループ」のメンバーたちの姿を見かけます。 今西の捜査と、関川や和賀たちの活動を交互に追いながら、物語は進んでいき、やがて被害者が話していたのは東北の言葉ではなく、出雲地方の方言だったことが突き止められます。 社会派のミステリ小説の代表作です。それぞれ野心を抱きつつ文化活動をおこなうヌーボー・グループの若手文化人たちの姿が生き生きと描かれていて、ストーリーとしてもおもしろく読めました。

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2014/08/19
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

早稲田オープンカレッジで、取り上げられた小説 映画の断片が思いだされたが、細かなストーリーは忘れてしまっている 清張の主張が解かる気がする

Posted byブクログ

2014/05/19

初の松本清張。読書嫌いの母に松本清張を勧められたのと玉木宏が出演していた砂の器のドラマで見て、松本清張に興味を持ったので読んでみた。今まで敬遠をしてきた作家だったが読んだら読みやすく、読者を惹きつける要素がふんだんに詰まった作品だった。関川と和賀がかっこいい。下巻に期待。

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2014/04/30

ドラマ版を見てから読み始めました。 ちとご都合主義が入っているが金を気にしながら出張していく刑事の苦労が偲ばれる。

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2014/02/19

ひとつの偶然から、ひとつのピースがはまり そのまわりのピースがどんどんはまってゆくような そんな謎解きの仕事が楽しそうだと思った。 そして長編が苦手なわたしの 大好きな話のひとつです。 それは、上に書いた理由だけではない。 この話にあるものが。 「和賀英良」とい...

ひとつの偶然から、ひとつのピースがはまり そのまわりのピースがどんどんはまってゆくような そんな謎解きの仕事が楽しそうだと思った。 そして長編が苦手なわたしの 大好きな話のひとつです。 それは、上に書いた理由だけではない。 この話にあるものが。 「和賀英良」という名前。女性の品のよい言葉つかい。布切れを電車の窓からまく女。知らない土地。電車やタクシーで煙草を吸うという行為。 すべてが美しい。

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2014/12/21

殺された被害者の身元が分からず、、 北へ西へと翻弄される。。 やっと身元が判明したが、手掛かりとされる人物たちが次々と不自然な自然死・自殺していく 下巻への振りだと分かっているがテンポ良く流れに引き込まれてしまう。

Posted byブクログ

2013/09/20
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ストーリーのあらすじをまず読んで…ありがちな、でも疑問の残る殺人事件から始まり今西刑事と日本各地出かけます~ レビューは下巻で。

Posted byブクログ