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コミュニケーション力 の商品レビュー

3.7

84件のお客様レビュー

  1. 5つ

    16

  2. 4つ

    25

  3. 3つ

    28

  4. 2つ

    3

  5. 1つ

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2012/12/23

第一章と第二章はたぶん、とても深遠な意味でコミュニケーションを語っているのでは、と思いました。 しかし、それにしては第三章があまりに陳腐すぎる。この章を最後に持ってくると、本書の眼目がここにありそうだと勘違いされそうで、もったいない。 いわば、今ちまたで言われているようなコミュニ...

第一章と第二章はたぶん、とても深遠な意味でコミュニケーションを語っているのでは、と思いました。 しかし、それにしては第三章があまりに陳腐すぎる。この章を最後に持ってくると、本書の眼目がここにありそうだと勘違いされそうで、もったいない。 いわば、今ちまたで言われているようなコミュニケーション力は第三章のものなのではないか。本書を読んでも思ったが、やはりそのような力を身につけるのはとても不毛なものやなあと。 もちろんそれも大切なものであるが、ひととコミュニケーションをしていて、あまりよくないシチュエーションを迎えたときに「あ、これはよくないな」とわかるセンスを磨くほうがよっぽど大事であって。 コミュニケーションを人間のエネルギーのぶつかり合い、と考える齋藤さん、とても共感しました。やっぱこのひとはアツいなあ。

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2012/12/11
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紹介スタッフ:みっちぇる 明治大の斉藤孝先生の『コミュニケーション力』という本。ふじが言ったロングトーンという話に加えて4つやってほしいことがある。コミュニケーションって?情報および感情を伝えることが、コミュニケーション。 やってほしいこと4つ…1.アイコンタクト 2.うなづく 3.笑顔 4.相槌をうつ 100kmでもグループワークのような機会が増えてくるので、どんどんコミュニケーション能力をつけていってほしい。

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2012/11/30

コミュニケーションのキーワードで多角的に対策が練られているところが興味深いです。特に第3章は具体的で、学生には今日から応用できることが満載ですね。カウンセラーとしては、3色ボールペンの購入から始めたいなと思いました。

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2012/08/12
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作者は大学教授であり、講座なども開いているようだ。 各章のはじめにコミュニケーションの定義が書かれている。第一章に書かれている言葉が印象的だった。 [コミュニケーションとは情報伝達だけではなく、意味や感情をやり取りする行為である。] 例えば契約を結ぶ時に要点を書いた書類だけ提出しても、話を合意に持っていくのは難しいだろう。向かい合い話をすることによって相手への理解が生まれ、そこでようやく契約を結ぶ気になるだろう。 著者はディベートでコミュニケーション力を培うことは難しいと述べている。ディベートは相手を理解することよりも、相手の理論の弱点を見つけ攻撃することにじゅうてんが置かれているからだ。 コミュニケーションとは一方的なものではなく、互いにとって新たな発見ができるような実りあるものであるべきだ。

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2012/04/10

以下のコミュニケーションに関する定義を読んだだけでも価値のある一冊であった. 「コミュニケーションとは、意味や感情をやり取りする行為である」、「情報を伝達するだけではなく、感情を伝え合い分かち合うこともまたコミュニケーションの重要な役割である」、「情報のやり取りだけではなく、感情...

以下のコミュニケーションに関する定義を読んだだけでも価値のある一冊であった. 「コミュニケーションとは、意味や感情をやり取りする行為である」、「情報を伝達するだけではなく、感情を伝え合い分かち合うこともまたコミュニケーションの重要な役割である」、「情報のやり取りだけではなく、感情的にも共感できる部分を増やし、少々の行き違いがあってもそれを修復出来るだけの信頼関係をコミュニケーションによって築いておくべき」

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2012/04/05

タイトルを見て、「この本を読んでる姿を誰かに見られたら、コミュ障って思われるかも」なんて安易な考えで、この本を読むのを辞めるのは余りにももったいないと思います。 コミュニケーションを円滑にする方法だけでなく考え方・発想etcが説かれています。それが引いては自分の考え・思いを如何...

タイトルを見て、「この本を読んでる姿を誰かに見られたら、コミュ障って思われるかも」なんて安易な考えで、この本を読むのを辞めるのは余りにももったいないと思います。 コミュニケーションを円滑にする方法だけでなく考え方・発想etcが説かれています。それが引いては自分の考え・思いを如何に上手く、誤解を招くことなく相手に伝えるかということに繋がる、と感じました。人は1人では生きていけない。誰かに思いを伝えずにはいられない。コミュニケーションの失敗したパターンが、イジメによる自殺であったり戦争であったりする… 第3章は身近な事柄に触れられているので、特に読み易いと思います。第3章から読み始めるのもいいかもしれません。オススメの1冊です。

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2012/03/27
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コミュニケーションとは、お互いのやりとりから新しいものが生産されていくこと、という理念のもと書かれた本。 コミュニケーションでは、意味を的確につかみ、感情を理解しあうことが必要であるとのこと。 理解はできるが、「~できなければ意味がない」という雰囲気が伝わってきて、普段の適当な会話などの意義をもう少し打ち出してもいいのではないかと思ってしまった。 プレゼンでは意味含有率を高めること、目をみて話すことなど、書いてあることは他の本とも重なる部分もあるかも。 「コミュニケーション力高めたい!」という意識をもつ人にはよい本だと思う。

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2012/02/22

コミュニケーションは小手先の技術ではなく、やはり人間としてのエネルギーのぶつかり合いのような気がしてきました。ガチンコではなくても筋書きを互いに紡ぎ合うプロレスのようなものか・・? 頭で考えるだけでなく身体を使って意味をふりしぼることができれば・・

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2012/02/18
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学生時代、一日10時間以上の対話はザラだったということで…驚 私は、もっとなめらかなコミュニケーションを図らねばと思いましたよ。 P24 文脈力…思考を繋げて織物のように織りなしていく力 P28 「散らす」と「戻る」 P37 マッピング・コミュニケーション P60 連歌-座というスタイル    短歌の上句5・7・5と下句7・7を交互に読む    連歌形式の発祥は奈良・平安時代。鎌倉後期には百句が形式として定着(百韻)。室町時代に宗祇、宗長らの登場で最盛期。 P142 要約力と再生方式 P146 言い換え力 P149 「たとえば」と「つまり」 具体化と抽象化 P153 会議…分割して、アイディアを出す P158 ディスカッション メンバーの名前、課題、「なるほど、確かにその通りですね」 P176 『ゲーテとの対話』エッカーマン著 岩波文庫

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2012/02/13

コミュニケーションを対話に焦点を置いて述べた本。心理的な心がけよりもむしろ、方法論や練習方法に触れていて、実学的だと思える。まあでも、コミュ障を治すには至らん笑

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