まぶた の商品レビュー
奇妙な話が多いですが…
奇妙な話が多いですが、小川ファンは満足できると思います。小川さん独自の視点がおもしろいです。「まぶた」はおさめられている話の一つですが、他の物語にも「まぶた」を感じることができました。水泳で期待されていた弟の手がスクロールの形で下がらなくなってしまう話が一番好きです。
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30頁程度の、短編集…
30頁程度の、短編集なので時間のあまり無い方でも気軽に読めそうな気がします。「中国野菜の育て方」などは、まさか我が家にも…!というような想像をしてしまったり。全ての作品の不思議な後味が、この短編集の魅力だと思います。
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そういえば、恐ろしい…
そういえば、恐ろしいものや嫌なものから視界を守ってくれるのは薄いまぶた一枚。相変わらず気持ちの悪・・・いや、繊細な描写に怖がらされました。
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ちょっと不気味だけど…
ちょっと不気味だけど妙に心に残る8つのお話がつづられています。
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なにか変な感じがする…
なにか変な感じがする作品だと思うけど楽しい
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体の細部へのこだわり…
体の細部へのこだわりをいつも感じる。この作品もその特徴が出ている。
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そういえば昔 目蓋…
そういえば昔 目蓋の宇宙という本があった。まぶたって自分では絶対にみることが出来ないですよね 寝ているところを写真にとらない限り
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1篇30頁そこそこの…
1篇30頁そこそこの小品集だが、思いのほか内容が濃い。「醸し出す」のが抜群に巧いので、すぐに惹きこまれる。切ないもの・奇妙なもの、余韻がしっかり残る。もっと長編でどっぷり浸かってみたいと思う。
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小川洋子らしさが滲み…
小川洋子らしさが滲み出ている作品。幻想的で「もの」などの細部へのこだわりがあります。
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人の死と深く関わる作…
人の死と深く関わる作品もあれば、情景を想像して一瞬目を背けたくなるなる作品もある。物語の中に流れる空気や静けさは独特な雰囲気を醸し出している。記憶の中にしっかりと留まる短編集。
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