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理由 の商品レビュー

3.6

545件のお客様レビュー

  1. 5つ

    82

  2. 4つ

    204

  3. 3つ

    174

  4. 2つ

    43

  5. 1つ

    13

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2022/09/10

途中まで読んで、長々さに読むのを辞めた。 引き込まれる部分もあるがとにかく「長い」で終わってしまう。 この先続きを読む手がなかなか出ない

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2022/08/30

家族問題をベースに、不動産競売などの問題も含め、多くのテーマについて問題提起する作品。それゆえ、推理小説としてはかなり冗長で、余計な話も多い。 書きたい社会問題を優先させたために犯行に至る舞台設定までの素晴らしさに比べ、犯行動機と態様自体がちょっと無理矢理な作品かなあ、という印象...

家族問題をベースに、不動産競売などの問題も含め、多くのテーマについて問題提起する作品。それゆえ、推理小説としてはかなり冗長で、余計な話も多い。 書きたい社会問題を優先させたために犯行に至る舞台設定までの素晴らしさに比べ、犯行動機と態様自体がちょっと無理矢理な作品かなあ、という印象。ただ、広く問題意識を高めるという意味では、このクラスの作家さんが書くことに意義はあると思う

Posted byブクログ

2022/08/15

火車、模倣犯、と来て3作目の宮部みゆき作品 登場人物が多すぎるうえ、深掘りが悪いほうに働いている。だから寄り道感が酷いので途中は流し読みしてしまった。 ページ数を3割くらい少なくまとめてくれれば、もっと楽しめたかもしれない

Posted byブクログ

2022/06/12

事件関係者へのインタビュー形式で事件の真相に迫っていく。 大どんでん返しがある訳ではないが、それぞれの登場人物の生き様にぐっと引き込まれて一気読みしてしまった。

Posted byブクログ

2022/05/19

事件が解決したあとにインタビュー形式で徐々に事件の真実が明らかとなっていく。2回目の読書だったが展開をいい感じに忘れており、楽しめた。

Posted byブクログ

2022/04/18
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タワーマンションで起きた一家殺害事件の全貌を、事件関係者にインタビューする形式で読者に顕にしていく。『理由』には様々な家族が登場して、それぞれに問題や悩みを抱えていて、どれもありふれた、しかし自分の身に降りかかれば辛さを伴うであろうものばかりだ。そんな家族というつながり、枠は、その中に入りたくない、抜け出したい人間を怯えさせ、殺意までも生み出す可能性があるのかもしれないと教えてくれた作品だった。

Posted byブクログ

2022/06/01

色々な問題を抱える様々な家族が登場し家族とは?と考えさせられる小説で大変良く考えられた作品である。作品手法も斬新で素晴らしかった。 宮部みゆきさんの作品を手に取るのは2作目にしてもうはまりそうです。

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2022/02/06
  • ネタバレ

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第120回直木三十五賞受賞作。個人的には、ひさしぶりの宮部みゆき作品である。推理小説といえば犯人なり動機なりが伏せられたまま物語が進み、最終盤に探偵役によって真相が明かされる、という形式が「王道」であるが、本作はやや特異な構成になっていて、いちおう「屍体はいったい誰なのか」ということがテーマになっているものの、それさえも途中でわかってしまい、関係者が取材を受けるという形を通して、全体像が明らかになってゆく。この形式に最初は戸惑ったものの、十分に小説としては成立しており、おもしろく読むことができた。というのも本作は単なる推理小説に留まらず、社会派的な要素が含まれているため、かえって重厚な作品に仕上がっているからだ。その最大のテーマともいうべき存在がずばり「家族」である。じつは最初に発見された屍体は、家族のようで家族ではないということがのちに明らかになるが、そういう「表テーマ」のほかに、「裏テーマ」もやっぱり「家族」で、本作に登場する家族のいずれもさまざまな問題を抱えている。家族とはいったいなんなのか、そもそも血縁関係があるだけの存在はほんとうに家族と呼べるのか。加害者にも被害者にもそれぞれの家族像があって、じつに考えさせられてしまう。わたしはいままで宮部作品をあまり読んでこなかったが、これだけ「深い」物語を書けるのだから、人気も出るわけである。

Posted byブクログ

2022/10/26
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マンション偽四人一家の話。長編。インタビュー形式で事後の本音が聞ける手法はよかった。最後の少年のひとこと。「僕も大人になったら殺しちゃうのかなぁ」闇。

Posted byブクログ

2022/01/03
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

長かった…。石田氏はちゃんと社会復帰できたし、綾子さんも罪が軽いといいな。真の悪は3人を手にかけた八代祐司だとしても、その状況を作った悪人は誰なんだろう。早川社長?最後、小糸少年が「僕が殺すことになってたかも」みたいなこと言ってたのは、なんだか切ない気持ちになった。それくらい小糸少年が精神的に落ち込んでるということなんだろう。映像化作品も見てみたい。

Posted byブクログ