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あさ/朝 の商品レビュー

4.3

71件のお客様レビュー

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2012/10/21

中学生のころに、教科書に載っていて印象深かった本。 朝のリレーが一番好きです。 普通に、朝を迎えることのありがたさが身にしみて感じる一冊です。 しんどくて、眠れないときに写真つきなので、ほっと心が安らぐ、そんな一冊です♪

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2012/06/13

2004年発表。 毎日朝4時半に起きて 1時間ばかり走ってます。 まだ暗くて人がいない朝は、 もやっとして 街もぼんやりと白い。 風が頬を刺す感じが なんとも気持ちいい。 堤防沿いに咲く花を見ても 季節はゆっくりと、 でも確実に めぐりいってるんだなって思う。 朝...

2004年発表。 毎日朝4時半に起きて 1時間ばかり走ってます。 まだ暗くて人がいない朝は、 もやっとして 街もぼんやりと白い。 風が頬を刺す感じが なんとも気持ちいい。 堤防沿いに咲く花を見ても 季節はゆっくりと、 でも確実に めぐりいってるんだなって思う。 朝の公園や堤防沿いには いろんな人がいます。 覚えたてのサックスで 軽快なジャズを吹いている学生、 ダイエットのためか 必死の形相で走る コロコロしたおばちゃん、 初老のタクシー運転手が 大きな声で 『私〇〇タクシーの〇〇でございます!』 と 何度も何度も一人頭を下げて お客さんを エスコートする練習をしてたり。 一人台本らしきものを持って 一心不乱に役になりきる 若い女性がいたり。 そんな光景を見ていると なぜだか泣けてきたりして… みんなそれぞれ、 たったひとつの夢を叶えるためや ただ新しい1日を生きるために、 毎日知らないところで それぞれに頑張ってんやなぁ〜って 胸が熱くなります。 本書は そんな「朝」をテーマにした 写真と言葉の コラボレーション・ブックで、 右から見ると詩集、左から見ると写真集になっています。 (特に赤毛のアンの舞台であるプリンス・エドワード島の朝の風景写真は息を呑む美しさ!) 個人的には ネスカフェのCMで取り上げられた、 『カムチャッカの若者が きりんの夢を見ているとき メキシコの娘は 朝もやの中でバスを待っている…』 と続く谷川俊太郎の 『朝のリレー』という詩が好きです。 世界中どこにいたって、 誰の上にも 朝は必ず訪れる。 本当はなかなか気づけないことだけど、 街は生きていて 朝は毎日違います。 単調で面白くない毎日に感じても 街はセットや背景なんかじゃないし、 今日の太陽と 明日の太陽は同じじゃない。 それは自分の心模様や 心の在り方に密接に関係してくる、 意識しなきゃ解らないこと…。 毎日朝が憂鬱だったり、 昨日失敗した人も、 今日からはまた 新しい1日。 この本を読めば 少しだけ いつもの朝が 待ち遠しくなると思います。

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2012/05/23

谷川さんの詩はけっこうすきで、 なかでも「朝のリレー」がおきにいり。 なんか元気が出ないときとか、 ねむれないとき、 次の日が憂鬱になると スッと本棚から取り出して、 「朝のリレー」を読む。 つづけてパラパラといくつかよむと、 不思議とねむって次の日が来るのがいいことに思え...

谷川さんの詩はけっこうすきで、 なかでも「朝のリレー」がおきにいり。 なんか元気が出ないときとか、 ねむれないとき、 次の日が憂鬱になると スッと本棚から取り出して、 「朝のリレー」を読む。 つづけてパラパラといくつかよむと、 不思議とねむって次の日が来るのがいいことに思えるのです。 大切な本。

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2012/04/08
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

「朝のリレー」という詩はその昔、ネスカフェのCMで朗読されていてとても印象的だった。そんな記憶もあり、探して読んだ本。 ぼくらは朝をリレーするのだ、経度から経度へと・・・。 そうやって朝をみることができる視点を与えてくれて、感謝。

Posted byブクログ

2012/01/21

朝、音読した。 朝がすてきなのは知ってるけど、 早起きして感じたいけど、難しいな… 1日のはじまりに気分は上がらないから でも朝起きて朝を感じたら、勝手にいい朝で、いい1日のはじまりで、いい人生なのかもしれない 遅刻も減るかもしれない 日々リセットして再生できるかもしれない

Posted byブクログ

2012/03/01

早朝に出かける時、この詩を思い出すとなんだかうれしくなります。 あのCMも大好きだった。。 読むと泣けてくる、一番大好きな詩。 まさに「地球に生まれてヨカッターー!!」by山本高広

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2011/10/17

 眠れない日が多い・・・あれこれと考えてしまって辛い。それでしたら、こちらの本をおススメいたします。いっそのこと起きてしまって朝を味わうのはいかがでしょう。  夜が明けるのを刻々と待っていますと、「私にはこんなに時間があったのね・・・」と気づきます。お陰様で、セカセカ忙しかった心...

 眠れない日が多い・・・あれこれと考えてしまって辛い。それでしたら、こちらの本をおススメいたします。いっそのこと起きてしまって朝を味わうのはいかがでしょう。  夜が明けるのを刻々と待っていますと、「私にはこんなに時間があったのね・・・」と気づきます。お陰様で、セカセカ忙しかった心の余裕の無さにハッとして、これからの事に思いを巡らせて心に陽がさすような気持ちになります。  朝と一緒に芽生えてくる希望を、本とともに眺めるたび、新しい始まりと澄んだ心を取り戻せます。

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2011/09/06

facebookの朝のコメントをみていて、本棚から取り出して読んでみる。  よがあけて あさがくるっているいうのは   あたりまえのようでいて  じつは すごく すてきなこと 谷川俊太郎 あとがきより  ときどき あたりまえでなんとも思わない朝に本をめくります。

Posted byブクログ

2011/08/19

『カムチャッカの若者が きりんの夢を見ているとき。。。』 なんともインパクトのある出だしが気に入って、何度と無く読んで しまいます。写真と詩が一体化した素晴らしい構成で、詩と一緒に いろいろな場所の朝の風景が、写真で見られるのも、気に入って います。

Posted byブクログ

2011/07/28

詩の流れがいい。 朝を待つ自然の静から光を浴びた自然の動へ。生命の喜び、そして「おはよう今日」へと続いてゆく。昨日いやなことがあって落ち込んでいても全てが始まりとなる今日を素直に迎えられる。「おはよう今日」は魔法のような言葉。

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