薔薇の木 枇杷の木 檸檬の木 の商品レビュー
大人になったらこういう事が日常に成るのかな。 なんか結婚が怖くなってしまった一冊。でもすごく好き(笑 年齢が近いせいか衿ちゃんには何か共感。 男の人もこういうの読んどくといいんじゃないのかしら
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江國作品らしい、洗練されて温度が低い、大人ばかり出てくるお洒落な小説。やっぱこの人は言葉の選び方が上手いと思う。
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再読。江國さんはエッセイで、たまに読んだことのある本を忘れてまた読んでしまうと書いていた。私の場合、江國さんの本だとそういうことがおきるのでなんだかおもしろい。
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さまざまな角度から見た、女の人生。 全員に、さまざまな角度からスポットが当たる。 うーん、印象としては、「複雑」かな。 いろんな角度から見てるからこそ、なんだろうけど。 でも、実際自分が自分を生きるっていうことは、 結局自分の目でしか自分を見られないわけで。 それって、案外単...
さまざまな角度から見た、女の人生。 全員に、さまざまな角度からスポットが当たる。 うーん、印象としては、「複雑」かな。 いろんな角度から見てるからこそ、なんだろうけど。 でも、実際自分が自分を生きるっていうことは、 結局自分の目でしか自分を見られないわけで。 それって、案外単純なものなんじゃないのかな。 でも逆に、人が思うよりも自分の中には複雑な思いがいっぱいあるんだよね。 自分って言っても、気持ちはひとつじゃないからね。 そう考えれば、自分の目で見て自分を生きるって言うことは、人の目で見るより複雑なことなのかもしれないなぁ…。
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江國 香織風の情事が広尾で繰り広げられる。 どんだけバラバラなんだよ。 エミ子みたいに一人でキャンプするのってどんな気分なんだろう。 ヴォリューム、ビラヴド ワイヴス、グラスシャンペン、カヴァー、クリスマス イヴ、レモンティ、ヴェトナム料理、ティーンエイジャー、プライヴ...
江國 香織風の情事が広尾で繰り広げられる。 どんだけバラバラなんだよ。 エミ子みたいに一人でキャンプするのってどんな気分なんだろう。 ヴォリューム、ビラヴド ワイヴス、グラスシャンペン、カヴァー、クリスマス イヴ、レモンティ、ヴェトナム料理、ティーンエイジャー、プライヴェート、ペイパータオル、レジスター、 ガラスのデミタスカップに入ったオニオンスープ、 カウンターにはライム入りのペリエ、 カタカナが気になる。
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前半はあんまり面白く感じなかったけど、1日で読み終えてしまった。なんかわかるようなわからないような話。でも嫌いじゃない
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いちばん最初に読んだ江國作品でした。 登場人物をみんな好きになってしまうほど、それぞれの個性が魅力的に描かれていて、江國さんの底知れぬ作家魂を感じたもの。 日常が丁寧にきらきらと描かれています。
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江国香織は、こんなにも女の気持ち、行動をそのままかけるなんてすごいと思う。 よく考えたら狂ってる。のに、普通に書いているから受け入れてしまう。 個人的には衿が好き。
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登場人物が多くて始めは混乱した。でも読むに連れて、覚えられるのが不思議。みんなそれぞれの恋の形があり、終わり始まりがたくさんみられる話。
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打算や見栄やプライドや過剰な自意識。異性関係において、純粋さとは対極にある感情により右往左往してしまう男達と女達。江國作品の中では一番希薄な印象。楽しさのない片岡義男という感じ(どんなだ)。
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