薔薇の木 枇杷の木 檸檬の木 の商品レビュー
主婦、編集者、OL、花屋、サラリーマン、獣医・・・様々な女性と男性が語り手になって進んでいく物語。 このなかでいうと、あたしは誰なんだろうなぁー たぶん、れいこか道子だな。いや、麻里江かも。 広尾のスーパーとか行ってみたいです。おしゃれだ。
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人それぞれ、というのとはちょっと違う。 自分から見る他の人は もちろん自分じゃないから分からないし 自分でさえも自分のことはよく分からない。 そんなことをほんのり考える本でした。
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はっきりいって不倫だらけ でもいろんな女性が描かれてて、 「あー、わかる」って共感できる登場人物が一人はいると思う この人の心情の描きかたが好きなのかもしれん
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恋愛ばっかりの本。 いろんな恋愛の形が話の中にあるから、読むたび新しい発見があったり、共感できる部分が違ったりで面白い。
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題名にひかれて買っちゃった。 おなじ人物ををいろんな角度からみれる。 人間はないものねだりばかりだ。
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再読。 人物が目まぐるしく変わるんだけど、ちっともそれが苦にならないというか、見失うことなく面白く読めました。
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自分の知らない結婚生活がまだたくさんあると思える物語。 カップルの数だけスタイルも様々あるのだろうけど、 案外みんな自分たちこそ普通だと思っていたりして。(苦笑) 登場人物が多くて、ちょっと複雑。 サラッとは読めなかった。
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2008.5 いわば延々と繰り返されえる、理由も結論もない女性たち男性たちの物語なんだけど、わかるようなわからんような。ラブアクチュアリーの様に解り易いハッピーエンドにはならんわな。柔軟でない人間にはなりたくない、そんな事を思った一冊。
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モノ。片方は変化しないことを願い、もう片方は変化を願う。ある人は良いと思い、ある人はうざったく思う。願って手にしたものを後悔し、願わずして手に入れたものが良かったりもする。自分の目の前のものや、自分自身の環境に対してちょっと客観的になれる、そんな気分にさせてくれる。
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想像を絶する登場人物の数にビックリしますが、いつのまにかその全ての人達に感情移入をしている自分に気付く。とても清清しい話。ただし、さすが江國さんだけに内容は離婚だったり不倫だったりとものすごいハードです(笑)それでもその作品を清清しくせしめる江國さんの感性にはいつもやられてしまい...
想像を絶する登場人物の数にビックリしますが、いつのまにかその全ての人達に感情移入をしている自分に気付く。とても清清しい話。ただし、さすが江國さんだけに内容は離婚だったり不倫だったりとものすごいハードです(笑)それでもその作品を清清しくせしめる江國さんの感性にはいつもやられてしまいます…。
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