キーリ(1) の商品レビュー
文章がしっかりしていて、少し分かりづらいシーンも多いんだけど 安定して読める。 退廃的な世界観なんだけど、 機械と霊という相反する二つの存在が一緒にいるのが不思議。 不死者に霊、魂がないのだとしたら、 ハーヴェイを操作しているのは脳なの? とかいろいろ気になってしまって。 そ...
文章がしっかりしていて、少し分かりづらいシーンも多いんだけど 安定して読める。 退廃的な世界観なんだけど、 機械と霊という相反する二つの存在が一緒にいるのが不思議。 不死者に霊、魂がないのだとしたら、 ハーヴェイを操作しているのは脳なの? とかいろいろ気になってしまって。 そういうの気にならない人だったら楽しいのかもしれない。 言葉選びが小気味よい。話は王道。 続きは特に気にならないかな。
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王道のCPだと思うんですが 王道には王道たる所以があって、 やっぱりいいんですよね。 ハーヴェイのいまいち 報われない所が好きです
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半分までは惰性で読んでました。自分の中で半分読んで面白いと感じない小説は読み通しても心に響かないと思ってたので。しかし、この本は途中からぐっとひきつけられて目が離せなくなりました。そこからひきずられるように最終巻まで読んじゃいました。キャラクターも濃くて面白く楽しく時に物悲しいで...
半分までは惰性で読んでました。自分の中で半分読んで面白いと感じない小説は読み通しても心に響かないと思ってたので。しかし、この本は途中からぐっとひきつけられて目が離せなくなりました。そこからひきずられるように最終巻まで読んじゃいました。キャラクターも濃くて面白く楽しく時に物悲しいです。
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死んだ霊が見える少女、キーリと不死人、ハーヴェイ、ラジオに憑依 している霊、兵長が列車で旅する話。 マルドゥック・スクランブルを読んでいたとき、私の頭の中で バロットのイメージは表紙で見たことがあるだけのキーリの姿だったのですよ。 というわけで、キーリの方も読んでみました。 話の...
死んだ霊が見える少女、キーリと不死人、ハーヴェイ、ラジオに憑依 している霊、兵長が列車で旅する話。 マルドゥック・スクランブルを読んでいたとき、私の頭の中で バロットのイメージは表紙で見たことがあるだけのキーリの姿だったのですよ。 というわけで、キーリの方も読んでみました。 話の作りや描写が丁寧。キャラクターも魅力的でした。 ただ、電撃ゲーム大賞の大賞作品にしてはインパクトが足りないような。 あと一文が長いのか句読点が不適当なのか、読んでてつっかえる感じが するのが気になりました。 でも面白かったことは面白かったので続編も買ってみようかと思います。
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おもしろかった。 なんていうか、面白い設定だなって思う。 あんまり軽い感じじゃないけど、 すごい、好きだなあ。
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高校生のときに1巻から最終巻までがーっと読みました 生活破綻者やしゃべるラジオと旅する少女のお話 出会えてよっかたと思えた本です
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全巻読み終わってます。 初めて買った電撃文庫です。 この作品で壁井ユカコ先生が大好きになりました。 全体的に切なくて、一冊一冊がものすごく心に残るお話です。 最終巻の最後の最後では、もう涙が止まらなくて大変でした。 苦しいくらい切ないけど、読み終わった後は何故だか心があったかく感...
全巻読み終わってます。 初めて買った電撃文庫です。 この作品で壁井ユカコ先生が大好きになりました。 全体的に切なくて、一冊一冊がものすごく心に残るお話です。 最終巻の最後の最後では、もう涙が止まらなくて大変でした。 苦しいくらい切ないけど、読み終わった後は何故だか心があったかく感じる、本当に素敵な小説でした。
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人生変わったというか、初めてすげぇと読みこんだのは壁井ユカコさんの「キーリ」だったなー(a_wak)
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
この本のレビューを見ていると「中学のときに出会った」という方が多いですが、わたしも中学のときに出会って衝撃を受けた一人です。 主役3人が、旅を通して「生きる」(既に死んでいる人もいるけど、敢えて「生きる」)意味・目的を発見・再発見していくさまが、中学生くらいの心に響くのかな、とも思ったり。 退廃的な「惑星」を舞台に、「生きている」少女・キーリと、「死なない」青年・ハーヴェイ、「死んでいる」ラジオの憑依霊・兵長が旅をする話。 化石燃料のスモッグと黄砂で灰色と黄色に染まった空気が見えてきそうなくらいの風景描写と、ちょっと捻くれた性格の三人称がとても好きです。風景描写と心理描写が一体となっているような、安定感のある文章でした。 80年以上も不死人として「生きて」きたハーヴェイが、キーリと会ったせいでこんな酷い目に遭わなきゃならなくなったんじゃと思うくらい酷い目に遭うし、この先も遭っていくわけですが、それを思うと、第一巻目の今作が一番抵抗なく、話としてもすっきり落ち着いて読める作品のように思います。
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退廃的な世界観、他のファンタジー作品にはない独特な砂の海を走る船。 その世界設定に引き込まれ、想像力を膨らませて情景を浮かべていたのを覚えています。
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