キーリ(1) の商品レビュー
話の雰囲気が好きです。レトロな感じ? 生きてるけど生き方がわからない少女と、死にたいけど死ねない男の組合せが風変わりです。
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たぶん、ライトノベルを漁ろうと思うキッカケになった本。すごく好き。 内容を忘れてしまう本が多かったり題名すら思い出せない本があったりするけど、たぶん、これだけは忘れないだろうなと勝手に思う、それくらい気に入ってる本です。
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高校時代、一緒にオーストラリアへホームステイした友人が持ってきていたシリーズ。確か当時の最新刊が五巻ほどだった。日本に帰国してすぐ全巻収集。自分の文章を見直すきっかけとなった作品。再読開始。
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中学校の時、たいして仲良くない子に 何読んでるの?って声かけたのがきっかけ(笑) キーリとハーヴェイの話はドキドキばっかりで。 結局全巻買っちゃったというハマリっぷり。 キノの旅より好きです。 初の電撃文庫で読んだ作品。
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霊感の強い少女・キーリと不死人と死霊の旅 読了日:2007.08.13 分 類:中編 ページ:281P 価 格:550円 発行日:2003年2月発行 出版社:電撃文庫 評 定:★★★★ ●作品データ● ---------------------------- 主人公 : キ...
霊感の強い少女・キーリと不死人と死霊の旅 読了日:2007.08.13 分 類:中編 ページ:281P 価 格:550円 発行日:2003年2月発行 出版社:電撃文庫 評 定:★★★★ ●作品データ● ---------------------------- 主人公 : キーリ 語り口 : 3人称 ジャンル: ライトノベル 対 象 : ヤングアダルト向け 雰囲気 : 異世界、暗め、退廃的 結 末 : ハッピーエンド イラスト:田上 俊介 デザイン:Yoshihiko Kamabe --------------------------- ---【100字紹介】----------------------- 教会の寄宿学校に通う14歳のキーリは霊感が強く、 神の存在に疑問を抱いていた。冬の長期休暇初日、 キーリは<不死人>の青年ハーヴェイと その同行者の小型ラジオの憑依霊・兵長と出会い、 勝手に彼らの旅に同行する ----------------------------------------- 第9回電撃ゲーム小説大賞<大賞>受賞作です。 ちなみにイラストは第9回電撃ゲームイラスト大賞<大賞>受賞者さん。大賞同士でタッグを組んだ作品ですね。 舞台は異世界、というか異惑星。 <十一聖者と五家族>がこの星にやってきて教会を…という文章が、オープニングで登場するため。うわお、壮大?そのため、この世界では我々の歴史とはまったく違う歴史があります。戦争があって、そのとき存在した脅威の兵士<不死人>というのが堂々と存在するわけです。<不死人>は心臓にあたる「核」を抜かれない限り、死ぬことはない存在という設定。眠らないし、食べなくてもいいし、傷は治るし。でも、教会は<不死人狩り>として容赦なく攻めてくるわ、友人知人はどんどん歳をとって死んでいくわで、著者のことばを借りれば「人生くたびれた男」。 ついでに「あとがき」からこの物語について、最も簡潔かつ的確に表現した部分を引用しましょう。 いまいち退廃的な雰囲気の、鉄道旅行を メインの舞台とした物語です。 ストーリー的には、まわりくどい性格の少女と、 めんどくさい性格の男がくっついたり離れたり する話であり、人生くたびれた男が 生きる意味を取り戻す話だったりもします。 ―あとがきより …お分かり頂けましたでしょうか。 菜の花が何を言うよりも、著者のお言葉が一番的確ですね。当然。 文章や展開にも特に気になるところはありませんし、これはという欠点のない作品です。デビュー作なのに落ち着いた品質。ボリューム感もあって、読んで満足ですね。ライトノベルにしては、ややキャラの個性が弱い気はしましたが、全体の雰囲気に取り込まれた、と考えればまあ。続編、そして次作が楽しみな作者さんです。 --------------------------------- 文章・描写 :★★★★ 展開・結末 :★★★★ キャラクタ :★★+ 独 自 性 :★★★ 読 後 感 :★★★★ --------------------------------- 菜の花の一押しキャラ…兵長 「……ばいばい、キーリ。もう二度と会わないよ」 (ハーヴェイ)
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この作者さんは本当に文章の書き方がうまい。 暗い内容でも、テンポよくすらすらと読めてしまう。 途中読むのが辛くなる事もあるけど、是非全巻読み切って欲しい。全巻読んだ後の感動はたまらない。
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初めて「感動して泣いた」作品です。 表紙に惹かれて読み始めましたが、世界観と繊細な描写、キャラクターたちに引き込まれて全9巻一気に読破しました。 何回読んでも泣かせてくれる、素敵な作品です。
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ある意味GIRL MEETS BOYな話であるけれども、この本は2人と1個(?)の旅をただ静かに見守るストーリーであって、そこに萌えもラブもありません。 むしろド派手なアクションシーンもあまり無いまま続く旅にはしんみりとした印象さえ受けました。それでも何故か読んでしまうのは、...
ある意味GIRL MEETS BOYな話であるけれども、この本は2人と1個(?)の旅をただ静かに見守るストーリーであって、そこに萌えもラブもありません。 むしろド派手なアクションシーンもあまり無いまま続く旅にはしんみりとした印象さえ受けました。それでも何故か読んでしまうのは、そのしんみりとした印象が、どこか綺麗で清々しく感じられるからでないかと思います。 読後に「いい本を読んだなぁ。」と思える一冊。自分がライトノベルを読み出して最初に出会った「個人的Sランク」の本でもあります。 9巻まで出ていますが、やや後半失速気味な感が…。最初の方は短編連作形式なので、まずは1巻だけ読んでみることをオススメする。(もうむしろ1巻だけ読むのでもOKかもしれない。全編通して第1巻の第1話が1番イイ話だと思う。) 最後に巷で有名なキーリの名ゼリフを。 ひょっとしたらこの惑星に神さまはちゃんといるのかもしれない。 それはもう完全無欠に立派で公平な人格者で、強い者にも弱い者にも、お金持ちにも貧乏人にも、ただ平等に見守るだけで決してどちらか一方をえこひいきして手を差しのべるなんてことはしないのだ。 なんてありがたい神さまなんだろう。死んじゃえ。
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廃墟が好きな方、荒んだ雰囲気が好きな方におススメ。 幽霊が友達だった女の子キーリと、死なない体を持つ青年(推定年齢80歳くらい)ハーヴェイのお話。旅のお供にラジオは必須。
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電撃文庫の新人という事と、イラストが田上俊介さんだからということで購入した一冊 内容よりも、実は田上俊介だから、というのが購入理由としては大きかったのですが、読んでみたら意外なほど面白くて、引き込まれて行きました イラストも、この頃の田上さんの絵が好きだったんですけどね… 同人...
電撃文庫の新人という事と、イラストが田上俊介さんだからということで購入した一冊 内容よりも、実は田上俊介だから、というのが購入理由としては大きかったのですが、読んでみたら意外なほど面白くて、引き込まれて行きました イラストも、この頃の田上さんの絵が好きだったんですけどね… 同人時代から知っていた方だったので、こうして文庫の表紙を飾っているのに驚いて、名前を何度も確認してしまいましたw
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