知的生産の技術 の商品レビュー
日本では知識は教えるが知識獲得の方法やましてや知的生産の技術は大学ですら教えないということで、筆者のその技術をエッセイ風に書き記したもの。 情報を記録、整理する方法、読書、日記、原稿の書き方などを解説。 ネットのない時代なので使っているツールについてはやや内容が古いが、 「情報×...
日本では知識は教えるが知識獲得の方法やましてや知的生産の技術は大学ですら教えないということで、筆者のその技術をエッセイ風に書き記したもの。 情報を記録、整理する方法、読書、日記、原稿の書き方などを解説。 ネットのない時代なので使っているツールについてはやや内容が古いが、 「情報×知的処理→知的生産」など、概念は今でも十分通用するし、 未だにできていない人がほとんどと思いました。 必ず読む必要があるわけではないが時間があればどうぞ。 それにしても京大型カードの存在に京大にいた時は全く気づきませんでした。 周囲の同級生も誰も使っていなかったと思います。
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友達に、仕事に使えそうな考え方とかを鍛える本はないか、と聴いたところ、この本を薦められた。内容は、学術寄りで形式的な部分への言及が多く、私が求めていた内容ではなかった。
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「知的生産」(人によって捉え方の違う言葉だと思う)何かをつくりだす、あるいは研究する技術について「考察」された本。 古い本で現代では解決されている問題(タイプライターなど)についても語られているのだが、 人の抱える悩みはいつの時代も同じなんだと、気付きを得られる部分も多かった。...
「知的生産」(人によって捉え方の違う言葉だと思う)何かをつくりだす、あるいは研究する技術について「考察」された本。 古い本で現代では解決されている問題(タイプライターなど)についても語られているのだが、 人の抱える悩みはいつの時代も同じなんだと、気付きを得られる部分も多かった。 例)整理と整頓の違い など 「創造することを突き詰めた人の意見」として参考になる。 昔を知るという意味では「ローマ字国字論」の話も面白かった。
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Obsidianを使い始めるにあたりZettleKasten(≒京大式カード)について知りたくて読んだ。 仕事や研究の際、誰もが身につけるべき共通の基礎技術的なものになる、情報の検索、処理、生産、展開(と、記録)。 これらについて学校で教わることもなく、職場で他人と共有することも...
Obsidianを使い始めるにあたりZettleKasten(≒京大式カード)について知りたくて読んだ。 仕事や研究の際、誰もが身につけるべき共通の基礎技術的なものになる、情報の検索、処理、生産、展開(と、記録)。 これらについて学校で教わることもなく、職場で他人と共有することもないのがほとんどではないだろうか。(約50年変わってないってどういうこと?) この本で語られるメモの取り方と利用の仕方、日記の書き方は大いに参考になった。
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古典となって久しいが、個人における莫大な断片的知識情報を管理することの有用性という基本的な構想は、パーソナルコンピュータ、スマホ時代にも通用する。
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再読。 飲み込みが悪くなったと感じてた去年出会って、それ以来折に触れて読み直してるが、読むたび学びがある。
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一言でまとめると、 「現代に通じる、情報整理→知的生産の方法」 が学べる本です。 現代は様々なデジタルツールが存在しています。 大概の人はササっと扱えると思います。 ただ、その根底にある「基本的概念」を意識された方は少ないのではないでしょうか? 本書を読めば、先に上げたデジタルツ...
一言でまとめると、 「現代に通じる、情報整理→知的生産の方法」 が学べる本です。 現代は様々なデジタルツールが存在しています。 大概の人はササっと扱えると思います。 ただ、その根底にある「基本的概念」を意識された方は少ないのではないでしょうか? 本書を読めば、先に上げたデジタルツールを一つ上の次元で利用できるようになる、そう思いました。
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もう既に古典なのではないか、と思いながら読んだ。初読なのに読んだことのある内容が……と思ったのは、恐らく以前読んだ「はじめてのGTD ストレスフリーの整理術」と重なる内容があったためだと思う。最後の方で言及していた「情報」の教科化は、うち一部は「論理国語」で実現されたような感じが...
もう既に古典なのではないか、と思いながら読んだ。初読なのに読んだことのある内容が……と思ったのは、恐らく以前読んだ「はじめてのGTD ストレスフリーの整理術」と重なる内容があったためだと思う。最後の方で言及していた「情報」の教科化は、うち一部は「論理国語」で実現されたような感じがする。「手紙の書き方」は、各種学校(義務教育~大学以降含む)で必ず1回は取り上げるとかしてもいいような…と、就活頃からメールの書き方に悩んだ身としては思う。 ふかし芋(図書館職員 所蔵情報: 品川図書館 002/U73
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おわりに、『ここにあげたさまざまな知的生産技術者の教育は・・・わたしは、やがては『情報科』というようなな科目をつくって、総合的・集中的な教育をほどこすようになるのではなきかもかんがえている。』と結んでいる。先見の明に感服しました。
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自分の読書を知的生産につながるものにできないかと読みました。 今はもっとその目的にあった本がありそうだと感じましたが、書かれていることは概ね納得です。 知識だけでなく、知識獲得の仕方や知的生産の仕方を教えることの重要さはこんなにも昔から語られてきているのに・・・と憤りや不甲斐な...
自分の読書を知的生産につながるものにできないかと読みました。 今はもっとその目的にあった本がありそうだと感じましたが、書かれていることは概ね納得です。 知識だけでなく、知識獲得の仕方や知的生産の仕方を教えることの重要さはこんなにも昔から語られてきているのに・・・と憤りや不甲斐なさも感じるところであります。
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