脳男 の商品レビュー
連続爆弾犯のアジトで争っていた男は 共犯者なのか、違うのか。 淡々と語られている状態で進むので へぇ…な読み始めでした。 だんだんと先が気になってはくるのですが 展開的にこれはありなのか? と聞きたいところも。 体力ができた、とかは分かるのですが 知識だけで、となると、かなり...
連続爆弾犯のアジトで争っていた男は 共犯者なのか、違うのか。 淡々と語られている状態で進むので へぇ…な読み始めでした。 だんだんと先が気になってはくるのですが 展開的にこれはありなのか? と聞きたいところも。 体力ができた、とかは分かるのですが 知識だけで、となると、かなりの速度で 脳内の引き出しを開けねばなりませんし。 体にしても、だからこそ、と思える感じですが…。 面白かったは面白かったのですが 最後の展開がちょっと、でした。
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生田斗真主演の映画でだいたいの内容知っていた為 読むことが無かったんですが 4件の連続爆弾犯のアジトで逮捕された鈴木一郎 主犯と思われる男は逃走し行方不明 鈴木一郎とは何者なのか? 精神鑑定でどんな結果が出るのか? 物語の大半が鈴木一郎の過去を探る話です。 え?これ終われる...
生田斗真主演の映画でだいたいの内容知っていた為 読むことが無かったんですが 4件の連続爆弾犯のアジトで逮捕された鈴木一郎 主犯と思われる男は逃走し行方不明 鈴木一郎とは何者なのか? 精神鑑定でどんな結果が出るのか? 物語の大半が鈴木一郎の過去を探る話です。 え?これ終われるの? と思ったら続編ありでした( ̄▽ ̄) 鈴木一郎…気になる… とりあえず次読みますm(_ _)m
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非現実的と言えばそうなんだけど、思いつかないんだからさ。純粋に楽しめばいいと思う。カテゴリも難しい、クライムサスペンス?既視感既読感がない読書は楽しい。
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まあまあおもしろかったけれど、説明に頼りすぎというか、補いすぎというか。 なんか固い感じ。 あまりリアルでないというか。 こんな超人いないでしょと先に思えてしまった。 ご都合主義な感じもするし。 犯人はそれどうやって実行したの?とか、 超人でも傷はすぐ治らないし、傷跡は残るんじ...
まあまあおもしろかったけれど、説明に頼りすぎというか、補いすぎというか。 なんか固い感じ。 あまりリアルでないというか。 こんな超人いないでしょと先に思えてしまった。 ご都合主義な感じもするし。 犯人はそれどうやって実行したの?とか、 超人でも傷はすぐ治らないし、傷跡は残るんじゃ?とか、 物理的にそれ可能なの?とか、 細かい部分も気になってしまった。 悪くはないんだけど、そこまでぐっとはこなかった。 当時読んでたらもう少し入り込めたかも。
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期待したほどの内容ではなかった。 第46回江戸川乱歩賞受賞作との作品で、評価高かったでハードルがあがってたためかイマイチだった。 「連続爆弾犯のアジトで見つかった、心を持たない、鈴木一郎という、男。彼は共犯者なのか?否か。 一回見たものはすべて頭に暗記されるほどの頭脳明晰だ...
期待したほどの内容ではなかった。 第46回江戸川乱歩賞受賞作との作品で、評価高かったでハードルがあがってたためかイマイチだった。 「連続爆弾犯のアジトで見つかった、心を持たない、鈴木一郎という、男。彼は共犯者なのか?否か。 一回見たものはすべて頭に暗記されるほどの頭脳明晰だが感情がない、彼は何者なのか? 彼の素性が徐々に明らかになっていく展開だが完全に続きがあるような終わりかたもあんまり好きじゃない。 読む手が止まらないということもなく、仕方なく最後まで読んだという感じ。続きの作品を読むか悩む。
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連続爆破事件の犯人を追っていた刑事の茶屋は、爆破事件の犯人と同時に正体不明の男と遭遇し、拘束する。 鈴木一郎と名乗る男は精神科医によって鑑定を受けることになり、徐々にその内面が露わになっていくのだが……。 鈴木一郎が見る夢とは、何だったのだろうか。
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江戸川乱歩賞受賞作なんですね。 この作品、題名が印象深く、読んでたような気になってましたが、初読みでした。面白かった〜! ってか、この作品、題名がコレではない方が良いのでは⁉︎いや、だったらどんな題名?って言われても思いつかないのですが(^^;; というのも、爆弾云々の事件のこと...
江戸川乱歩賞受賞作なんですね。 この作品、題名が印象深く、読んでたような気になってましたが、初読みでした。面白かった〜! ってか、この作品、題名がコレではない方が良いのでは⁉︎いや、だったらどんな題名?って言われても思いつかないのですが(^^;; というのも、爆弾云々の事件のことも面白いのですが、私はそれよりも、この男性の“心”や“感情”、そのことを真梨子が紐解こうと調べていく流れが、特に面白かったのです。 『心は体の一部だから』という言葉を若い頃、看護婦だった母に言われて、その時の私は、だから気持ちが落ち込むと身体にも影響あるよね、くらいに考えていました。 (ちなみに、この作品の中でも“看護婦”という表現で、なんか懐かしかった) 「心を持たない男」と一言でいってしまうと、単に冷たい人間?みたいな感じだけど、そういうレベルの話ではないのです。生まれつきのその状態から、誰の、どれほどの手助けで、どう学習して、どんなふうに成長したのか? 『一度見たり聞いたりしたものは全て覚えている』という部分では、今年観ていたアメリカのドラマ「アンフォゲッタブル」での“超記憶症候群”の女刑事を思い出し…。 いくら整形手術などで見た目を変えても、骨格で調べれば一目瞭然!という話では、先日読んだ篠田節子の「鏡の背面」を思い出し…。 そんなわけで、この鈴木一郎がどんなふうに事件と関わったのか、そのサスペンス面も充分面白かったのですが、私自身は、『脳と感情』という面に重点を置いて非常に興味深く読みました‼︎ なのでね…違う題名の方が良いのになぁ、なんて思ったのでした。 心に残ったフレーズを少し。 ーーーーー 「心」は脳の作用にすぎないのだから、人間の「心」を知るためには脳という物質を研究する以外ないのだ、と。しかし子供たちと長い時間過ごしていると脳と心とはやはり別のものではないかという気がしてくるのだった。無心に笑ったり泣いたりしている子供たちを見ているとまるで魂そのものが泣いたり笑ったりしているように思えることがあった。 ある人間がどんなに優秀な頭脳をもっているといったとしても、それはその人間が必要とする範囲の優秀さをでることはないということだよ。 感情がないということは、笑ったり泣いたりすることができないということではない。笑ったり泣いたりする人間的な感情のすべてが理解できないということだ。 人間の場合なら、私という自我をひとつにまとめている力が感情だといえるわ。(中略)思想も信念もただの言葉よ。思想や信念を変更しても自己は元の自己でありつづける。それに反して感情は、気分や気持ちといったものだけど、途切れることがない。感情表出障害の人たちが約束やルールというものを過度に偏重するのは、彼らには自我をまとめあげるはずの感情の力が弱いための補償作用ではないか。
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名古屋市に近い愛宕市で連続爆破事件が発生する。最初は建設会社で花火程度で被害者は無し、次は芸能人の自宅でこちらも直接の被害は無かった。3件目は裁判所前で死者4名他怪我人が多数。4件目は、代議士の乗った救急車が爆発し代議士は死亡した。 爆発物の残骸から容疑者緑川を特定し逮捕に...
名古屋市に近い愛宕市で連続爆破事件が発生する。最初は建設会社で花火程度で被害者は無し、次は芸能人の自宅でこちらも直接の被害は無かった。3件目は裁判所前で死者4名他怪我人が多数。4件目は、代議士の乗った救急車が爆発し代議士は死亡した。 爆発物の残骸から容疑者緑川を特定し逮捕に向かったが緑川は逃亡し、共犯と思われる鈴木一郎を逮捕した。鈴木は精神鑑定を受ける為に病院に入院させられ、精神科医鷲山真梨子が分析をするが奇妙な事に鈴木には感情が欠落している様だった。 警部の茶屋と真梨子は、鈴木の身元を特定するも爆破事件の動機が不明だったが入院先の病院が緑川による爆弾で脅迫され鈴木の動機が明らかになる。 鈴木の感情の無い行動は感情を保つ為に必要な行為だった。神に与えられた罪を晴らすかの様に人知れずダークヒーローと化した。 本作は2000年の第46回江戸川乱歩賞(日本推理作家協会賞)を受賞し講談社から同年に刊行されました。ちなみに、同賞は刊行は講談社で映像関係はフジテレビとなってます。
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脳男、あまりのスーパーマンぶりに少し興ざめするが面白かった。一気読みだった。 引き続き続編を読もうと思う。
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第46回江戸川乱歩賞受賞作。前から読みたかった作品。 連続爆破事件の犯人・緑川のアジトを突き止め、そこに乗り込む茶屋率いる警察達。 彼らが見たのは、緑川と謎の男が格闘している場面であった。 警察は緑川を逃がしてしまうが、共犯としてその謎の男を拘束。 男は鈴木一郎と名乗るが、一切...
第46回江戸川乱歩賞受賞作。前から読みたかった作品。 連続爆破事件の犯人・緑川のアジトを突き止め、そこに乗り込む茶屋率いる警察達。 彼らが見たのは、緑川と謎の男が格闘している場面であった。 警察は緑川を逃がしてしまうが、共犯としてその謎の男を拘束。 男は鈴木一郎と名乗るが、一切の過去を語ろうとはしなかった。 精神科医である真梨子は、彼の内部を探り始めるが。。。 颯爽と登場した「情動(感情)」を持たない男・鈴木一郎が そのスーパーな能力(というよりかは、感情も持たないからこそ出来る芸当?)で 病院に現れた連続爆破の犯人を追い詰めて、自らも逃げる物語。 …と言ってしまうと元も子もないか。 前半の「鈴木一郎とは何者なのか」という部分は非常にスリリングであり、 ウソ発見器に掛けるシーンや藍沢の独白は面白い。 ただ、後半の病院での戦い(?)で終わりというのは何だか物寂しい感じである。 ラストの会話は良かったけれど。 で、結局鈴木一郎は何故悪人退治を行うようになったのだろうか? 続編で明かされるのだろうか。 面白かったが、何だか色々勿体無い気もする作品。
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