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そして誰もいなくなった の商品レビュー

4.2

402件のお客様レビュー

  1. 5つ

    165

  2. 4つ

    131

  3. 3つ

    67

  4. 2つ

    8

  5. 1つ

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2022/09/01

50過ぎにもなり、初めてアガサ・クリスティーを読んだ。少し前から最初に読むのは本書と決めていたが、なかなかタイミングが合わなかった。 それにしても全く先が読めない展開で、赤川次郎さん解説のとおり一気に読み進めた。次が気になる、といえばありきたりだがそうとしか言えない。 10人の印...

50過ぎにもなり、初めてアガサ・クリスティーを読んだ。少し前から最初に読むのは本書と決めていたが、なかなかタイミングが合わなかった。 それにしても全く先が読めない展開で、赤川次郎さん解説のとおり一気に読み進めた。次が気になる、といえばありきたりだがそうとしか言えない。 10人の印象的なキャラクターと短めの章立てが、余計に読みたい熱を煽ってきた。 これがアガサ・クリスティーか、と言える作品で、もし誰かからおススメを聞かれたら、迷いなくこの作品を勧めるだろう、まだこれしか読んでませんが(-_-;)

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2022/08/30

すばらしいです。約80年前に書かれたものなのに、古くさは全くありません。細かな細工と描写で情景が目に浮かびます。

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2022/07/02

うーん。評価が非常に難しい。 導入部分の人物の紹介は眠気が何度も襲ってきて我慢しながら読み、けど進むにつれて、どうなるのだろうという面白さから一気読み、けどラストのオチはこれかという落胆。 ミステリーの名作と言われるのはわからないではないが、絶賛するほどのものかな。 人の名前が全...

うーん。評価が非常に難しい。 導入部分の人物の紹介は眠気が何度も襲ってきて我慢しながら読み、けど進むにつれて、どうなるのだろうという面白さから一気読み、けどラストのオチはこれかという落胆。 ミステリーの名作と言われるのはわからないではないが、絶賛するほどのものかな。 人の名前が全然入ってこなくて、何度も登場人物紹介を見なければいけなかったことにストレス。 残酷さがないことや、スピーディーな展開、読み切りやすさは良いけど、そこまで面白いかと言われると疑問がでるかな。

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2022/01/27
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

そして誰もいなくなることは覚えていたが、犯人が誰かやトリックのことなどはすっかり忘れて再読 一応自分なりに推理ししながら読んだつもりだったが 全く分からず最後になってあれ?この作品って犯人分からないまま終わるんだっけ!?と焦る 自白文で終わるので犯人もトリックもきちんとわかる 分かってから再読したくなるのはミステリとして素晴らしい クローズドサークルの傑作ですね

Posted byブクログ

2022/01/10

1年以上前に芦田愛菜さんの「まなの本棚」に刺激されて読みたいと思っていた本です。 外国の小説は苦手でほとんど読んでいないので、初アガサ・クリスティーでした。 あまりにも有名な本なので、(少し言いたいことはあるのですが)内容に関するレビューはしないことにします。 これは、201...

1年以上前に芦田愛菜さんの「まなの本棚」に刺激されて読みたいと思っていた本です。 外国の小説は苦手でほとんど読んでいないので、初アガサ・クリスティーでした。 あまりにも有名な本なので、(少し言いたいことはあるのですが)内容に関するレビューはしないことにします。 これは、2010年発行の青木久恵さんによる新訳版の前のものです。 今でも、こちらを選んで読む人はいるのではないでしょうか。 背表紙は全く同じなので、背表紙だけでは新訳版とこの旧訳版の見分けはつきません。 古本屋で買う時も、図書館で借りる時も、翻訳者を確認してください。 1939年の英国での原本初版のタイトルは、“Ten Little Niggers”でした。 ‘Nigger’が差別用語ということで、1940年の米国での初版では“And Then There Were None”と改題されています。 だから日本語版のタイトルは「そして誰もいなくなった」なのですね。 原文の‘nigger’が‘indian’に改められたので、1964年の米ペーパーバック版では“Ten Little Indians”というタイトルも用いられたことがあるらしいです。 ところが‘Indian’も差別用語になったので'Soldier boy'に再度改められています。 このため青木久恵さんの新訳版でも、「インディアン」は「兵隊さん」になっています。 本書では、インディアンが使われていますし、黒人を卑下するような表現も残っています。 本書とは関係ないですが、MLBのクリーブランド・インディアンスも今年(2022年)からクリーブランド・ガーディアンズになりました。 小説に限らず、いろいろと表現に気を使わなければいけない時代になりましたね。

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2021/12/28

その孤島に招き寄せられたのは、たがいに面識もない、 職業や年齢もさまざまな十人の男女だった。 だが、招待主の姿は島にはなく、やがて夕食の席上、 彼らの過去の犯罪を暴き立てる謎の声が響く。 そして無気味な童謡の歌詞通りに、 彼らが一人ずつ殺されてゆく。 強烈なサスペンスに彩ら...

その孤島に招き寄せられたのは、たがいに面識もない、 職業や年齢もさまざまな十人の男女だった。 だが、招待主の姿は島にはなく、やがて夕食の席上、 彼らの過去の犯罪を暴き立てる謎の声が響く。 そして無気味な童謡の歌詞通りに、 彼らが一人ずつ殺されてゆく。 強烈なサスペンスに彩られた最高傑作。 ************************************** 有名な本を読んでみた。 でも、この作家の本は初めて読む。 海外の作品は登場人物が多いイメージがあって敬遠してた。 「そして誰もいなくなった」 「そして」って、なんやんねんって思った。 「誰もいなくなった」でいいやんって。 何でそしてが付くのか、その前の文章は何なのか。 こんな完成系のミステリは初めてかも。 何一つ誰も疑うことなく、 読み終えても、これって犯人いるやんなって感じで、 ポカーンとしてた。 エピローグで、やっと孤島に警察の捜査が入り、 事件解決に向けて進められるねんけど、 この短いエピローグで、最後に残った人は自殺ではなく、 殺されたということがわかる。 うわっ、やっぱりちゃんと犯人がいるんや、 と思ったら、犯人自ら書いた証拠文書が出てくる。 その内容が、短く端的やのに、 めちゃくちゃしっくりきて、驚きよりも茫然。 証拠文書が出てこなかったら、迷宮入りやと思った。

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2021/12/19

前々から買っていて何度も第一章の登場人物紹介の部分を読み始めるのですが、翻訳が意味不明で日本語になってないので、こんなの読むのムリ!!って諦めかけていた本です(ーー;) でも、前半の意味不明な所は分からないまま無視しても良いので読み進めていくと、途中からしっかりお話しも分かるよう...

前々から買っていて何度も第一章の登場人物紹介の部分を読み始めるのですが、翻訳が意味不明で日本語になってないので、こんなの読むのムリ!!って諦めかけていた本です(ーー;) でも、前半の意味不明な所は分からないまま無視しても良いので読み進めていくと、途中からしっかりお話しも分かるようになるので我慢が必要です 物語中盤からはストーリーにグイグイ引き込まれ、最後まで一気読みでした この本より先に十角館を読んでましたが、私は本家のこちらの方が好きですねー かなり古い本ですが今読んでも本当に面白いです! しっかし最初の日本語のようで意味のわからない文章はどうにかならなかったのでしょうか^^;

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2021/12/07

1939. どのミステリー作家も必ず話題に出すこちらの作品。面白かったし、良い意味でおどろおどろしさが無く、クローズドサークルなのに品がいい。みたいな。今では、普通のミステリーな感じがしてしまうけど、でもこのクセのない感じが80年前にあって、皆さん手本として、味付けしたと思うと、...

1939. どのミステリー作家も必ず話題に出すこちらの作品。面白かったし、良い意味でおどろおどろしさが無く、クローズドサークルなのに品がいい。みたいな。今では、普通のミステリーな感じがしてしまうけど、でもこのクセのない感じが80年前にあって、皆さん手本として、味付けしたと思うと、逆にこのシンプルさがすごいなと思います。そして、読み終えて、このタイトルにぞっとしました。

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2021/11/28

図書館で本を眺めていた時、聞いたことのあるタイトルが目に留まり、最近ミステリーに興味があったこともあり、本書を手に取った。 始めの方は、文章が読み辛いように感じ、また、登場人物が多いため、各登場人物の職業がまとめられたページを何度も確認しなければならず、読むのが少し苦痛に感じた。...

図書館で本を眺めていた時、聞いたことのあるタイトルが目に留まり、最近ミステリーに興味があったこともあり、本書を手に取った。 始めの方は、文章が読み辛いように感じ、また、登場人物が多いため、各登場人物の職業がまとめられたページを何度も確認しなければならず、読むのが少し苦痛に感じた。しかし、島に到着してから話の展開が早くなり、事件が起こってからは先が気になってどんどん読み進た。そして、全く退屈しないままラストまで到達した。 次々と殺人が起こっていく中での緊張感や、次第に追い詰められていく人たちの描写がとても良かった。犯人も全く予想できなかった。 総合的に、とても面白かったと思う。

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2021/08/13

アガサクリスティの4大有名作のひとつ。 個人的には最高傑作かつミステリで1番おすすめの作品。 犯人は分かるけど、文句なしに面白い! オマージュ作品は数知れず、クローズドサークルを世に知らしめた。

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