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白い巨塔(第3巻) の商品レビュー

4.1

95件のお客様レビュー

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    29

  2. 4つ

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2014/03/20

人は地位を得るのに苦労すると、その苦労を取り返すように傲慢になるものなのだろうか…。 実力はあるのに、まわりから本当の意味では愛されていないし、自分も愛していない財前教授はかわいそうな人かもだけど、やっぱりかなりムカつく展開でした。 ぎゅる~っ!

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2014/03/19

里見助教授失脚。 美しきものは、弱きもの。 組織というものの非情さ、不条理を感じる。 古い本ではあるが、極端な題材ではあるが、古さも無理も感じない。

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2013/11/10
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

2巻で手術した患者の事を巡っての裁判が始まる。 どのような判決が下るのか・・・。 判決に不満を感じずにはいられない巻。 そして里見先生カッコイイ!自分が患者なら本当にこういう医師に診て貰いたいと思う。そしてこの後里見先生はどうなってしまうのか・・・。

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2017/06/04

229 本書が刊行されたのは1965年。当時は今ほど医事裁判はなかった。なのにこのリアリティー。加えて、著者が医療関係には全く素人であるというのに、綿密に取材され出来あがった本書。凄いとしか言いようがない。 同著者、読了2作目。

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2013/08/26

医学界を題材に人間の本質を描いた傑作小説。 医療現場・職場の人間関係・友情・家族・恋愛・人間の生き方が巧みに描かれている。

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2013/06/09

何度もドラマ化された本書。いま読んでも、全く色あせない。大学という組織、それも国立大学、さらに数ある学部の中でもいまだに別格扱いの医学部、そのなかでも絶大な権限・権力・お金を握り続けているのが外科。そして、弱腰の厚生労働省の体質と姿勢。こうした状況は、本書が書かれた頃、いまだ何も...

何度もドラマ化された本書。いま読んでも、全く色あせない。大学という組織、それも国立大学、さらに数ある学部の中でもいまだに別格扱いの医学部、そのなかでも絶大な権限・権力・お金を握り続けているのが外科。そして、弱腰の厚生労働省の体質と姿勢。こうした状況は、本書が書かれた頃、いまだ何も変わっていない実態といべきか。 現在、山崎豊子氏が再度本書を書くとすれば、どんな主人公像になるのだろうか。やはり、国立大学医学部教授のポストに固持していくのか、それとも海外に飛び出し、さらに高みを目指していくのか、そんなことを思いつつ1巻から5巻まで一気に読み直した。

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2013/06/03

財前を始め、大学病院の関係者や体質に虫酸が走る。 このあと、里見はどうなるのだろう。 実際に、里見のように潔癖に生きるのは難しいだろう。また、どんな世界にも、技術はピカイチだが、その他は難ありという財前に良く似た人は存在するだろう。 財前が悪で、里見が善と言いきれるほど、単純...

財前を始め、大学病院の関係者や体質に虫酸が走る。 このあと、里見はどうなるのだろう。 実際に、里見のように潔癖に生きるのは難しいだろう。また、どんな世界にも、技術はピカイチだが、その他は難ありという財前に良く似た人は存在するだろう。 財前が悪で、里見が善と言いきれるほど、単純じゃない。

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2013/03/03

ここあたりから誤診裁判編になるのだが勢いが衰える 確かに財前が傲慢であり診察しなかったのは事実だが、これをもって誤診というのはひどく、一審勝訴は当然 どうも変に「庶民」に寄り添おうとする新聞記者の悪い癖か

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2013/02/24

医学の話だけでなく法律まで、どんだけ取材したんかなと改めて感嘆させられます。佐々木さんが死んでから里見が大学を去るまで。 唐沢のドラマは時代が違ってアウシュビッツだったけど原作はダッハウだったね。でも財前が抱いたのと似た感じをおれもアウシュビッツで感じたなと、二年前を思い出しまし...

医学の話だけでなく法律まで、どんだけ取材したんかなと改めて感嘆させられます。佐々木さんが死んでから里見が大学を去るまで。 唐沢のドラマは時代が違ってアウシュビッツだったけど原作はダッハウだったね。でも財前が抱いたのと似た感じをおれもアウシュビッツで感じたなと、二年前を思い出しました。思えば唐沢のドラマ観て行きたいと思ったのが中三とか、十年がかりで達成した目標だったのね。

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2013/01/12

第三巻、裁判。扱っている問題が専門的なのに、分かりやすく読みやすいのが凄い。財前と里見の生き方がどんどん乖離していまや正反対の道を歩くようになってしまった。

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