ラインマーカーズ の商品レビュー
毎日の「ふっ」とした瞬間の 何気ないことを 面白おかしく集めている そんな価値観や 見方もあるんだと思う 詩集
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ことばの選び方が天才的に美しいです。 短歌は言語という左脳分野を用いた右脳的ワークだと感じた一冊。 手紙てまみの作品は多作でもでているので、今回べっこでもよかったかな。
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穂村弘の「ベスト盤」。短歌って「教科書の中の勉強題材」ってのが僕の中の短歌の位置づけだったんですが、短歌っていいねっと気付かせてくれた一冊です。
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孤独と戦っているマシュマロ。穂村弘の文字の並びを見て、夕日ばかり差し込む部屋に置き去りにされた柔らかいものを想像した。優しく、優雅でない自然な文章をそのまま流したような短歌集。「試合開始のコール忘れて審判は風の匂いにめをとじたまま」
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現代を代表する歌人の2003年時点でのアンソロジー。あまりにも芳醇な言葉達とイマジネーション、とかそういう表現で片付けちゃいけんな。
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1人の人間から、こんなに沢山の言葉が出てくるなんて。小さい頃買ってもらったラインマーカーの束みたい。
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甘くて痛い。どこかこわくなるような愛のうた。「終バスに二人は眠る紫の<降りますランプ>に取り囲まれて 」が一番好き。
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黒電話を死んだ子猫で比喩する、恋を柑橘類の戦争とあらわす、綺麗で少しぞっとするような儚さを持つ穂村弘の短歌集。 言葉のつなぎと選択センスがたまらなくツボ!
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「サバンナの象のうんこよ聞いてくれだるいせつないこわいさみしい」「人類の恋愛史上かつてないほどダーティな反則じゃない?」「本当のおかっぱにって何回も云ったのに、意気地なしの床屋め」など、一度よんだら、忘れられないうたばかり。
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まずいいルックスしてる。 「サバンナの象のうんこよ聞いてくれ だるいせつないこわいさみしい」 いいねー。
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