エンデュアランス号漂流記 の商品レビュー
1914年南極での英国隊遭難の記録。シャクルトン隊長、最初はあっさりした記述で、船が氷に閉じ込められようが沈没しようが淡々としている。でも後半ボートで救助を求めにいくあたりから俄然やる気になって記述も具体的。自分で動くのが好きみたい。この人はリーダシップを高く評価されているようだ...
1914年南極での英国隊遭難の記録。シャクルトン隊長、最初はあっさりした記述で、船が氷に閉じ込められようが沈没しようが淡々としている。でも後半ボートで救助を求めにいくあたりから俄然やる気になって記述も具体的。自分で動くのが好きみたい。この人はリーダシップを高く評価されているようだが、プレイヤータイプに見えた。 寒いだけでなく、ずぶ濡れで、腹ぺこで、喉も渇いている様子がよく伝わってきた。これがいわゆるイギリスのジョンブル魂か。最後の3人での山越えで3人ともが「もう1人いるみたいだった」って回想する箇所がぶるぶるっときた。
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図書館で。 まだ地球に冒険が残っていた時代、といえば聞こえはいいのですがある意味はた迷惑な人達が活気づいていた時代だったんだなぁなんて思いました。 だって。まるで違う土地に未知の病原菌を持ちこみ、その地に住まう動物を殺して食料にし、持参した器物や装備を荷物になるからと現地に廃棄す...
図書館で。 まだ地球に冒険が残っていた時代、といえば聞こえはいいのですがある意味はた迷惑な人達が活気づいていた時代だったんだなぁなんて思いました。 だって。まるで違う土地に未知の病原菌を持ちこみ、その地に住まう動物を殺して食料にし、持参した器物や装備を荷物になるからと現地に廃棄する。南極の動物にしてみたらいい迷惑だよなぁ… でもまあそう言う言っては悪いかもしれないけれどもバカみたいな事に全力で取り組めるというのは中々羨ましいなと思います。命の危険を顧みずに挑戦できるってのはどういう事なのかな。面白いなぁと思いました。でも私は頼まれたって南極なんか行きたくないですけどね。寒そうだから。
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すばらしい本だった。初の南極大陸横断を挑むも遭難。しかし、不屈の精神とリーダーシップで奇跡の全員生還を成し遂げた冒険録。
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エンデュアランス号が漂流し、17ヶ月ぶりに無事に全員救出されるまでの話。 実際に起こったことだから、それをデフォルメして欲しいわけではないが、読んでいてもあまり緊張感がわかない。本当は、かなり極限な状態であったとは思うのだが。 淡々と、救援までの話が綴られているだけだ。 ただ、遭難して、全員が救出されたというのは見事なことであり、統率者のリーダーシップや人間力が相当高かったのだろうと思う。
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南極横断探検隊、シャクルトン隊長の記録をもとにした、遭難、脱出、生還、救出の物語。「火星の人」のような、冒険小説としての脚色がない分だけ淡々としているように感じるが、地図とあわせてみたり、寒さを想像してみると、大変な状況が肌感覚で理解できる。シャクルトンのリーダーシップや危機管理...
南極横断探検隊、シャクルトン隊長の記録をもとにした、遭難、脱出、生還、救出の物語。「火星の人」のような、冒険小説としての脚色がない分だけ淡々としているように感じるが、地図とあわせてみたり、寒さを想像してみると、大変な状況が肌感覚で理解できる。シャクルトンのリーダーシップや危機管理能力についても学べる参考書。これはビジネスでもそうなのだが、徹底的な準備、慎重な分析、そして決めたことは即実行、ということ。
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山口周さんの「読書を仕事につなげる技術」に載っていたから読んでみた本。 リーダーシップの本として紹介されていたけど、どーなんだろう。具体的なものとして書かれているわけではないため、ある程度推測しながら読めば得るものがあるのかも、、 単純な読み物として読んでしまいました。 読み物と...
山口周さんの「読書を仕事につなげる技術」に載っていたから読んでみた本。 リーダーシップの本として紹介されていたけど、どーなんだろう。具体的なものとして書かれているわけではないため、ある程度推測しながら読めば得るものがあるのかも、、 単純な読み物として読んでしまいました。 読み物としても十分面白い本です。
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ある疲れた隊員を見て!「私は疲れたからあたたかいミルクを飲みたい。少し休もう。」と隊長が自ら言う!!その隊員は自分のせいで行軍が遅れるとは思わないですむ!!!隊員達の体調や心理を読める隊長!!!!そんな人が上に立つと素晴らしい集団になれる!!!!!「おもいやり」
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高野秀行さんオススメの冒険記。いやまあすごいもんです。南極大陸横断を目指したものの、その手前の海で漂流の後船を失い、ボートと徒歩で救援を求め、全員が生還を果たすまでの顛末を隊長が綴ったもの。よくぞまあ生きて帰ってきたものよ、という危機の連続だ。 しかしこれはもう百年も前のこと、...
高野秀行さんオススメの冒険記。いやまあすごいもんです。南極大陸横断を目指したものの、その手前の海で漂流の後船を失い、ボートと徒歩で救援を求め、全員が生還を果たすまでの顛末を隊長が綴ったもの。よくぞまあ生きて帰ってきたものよ、という危機の連続だ。 しかしこれはもう百年も前のこと、素人にはイマイチ具体的な装備とかがわからないところに隔靴掻痒の感がある。ああ、誰か現代の冒険家で文章のうまい人がたっぷり説明をつけてリライトしてくれたらいいのに。このシャクルトン隊長がすごい人だというのはビシビシ伝わってくるんだけど、どうすごいのか誰かに説明してほしいなあ。 リーダーシップというのは、「決断力」と「人を使う力」なのかも。そんなことも思った一冊。 追記 と、書いてからふと気になり、もう一度「辺境の旅はゾウにかぎる」を確かめたら、高野さんが「名著」と書いているのはこれではなくて、ランシングの書いた「エンデュアランス号漂流」の方だった。あらー、そっちを読まなくちゃ。
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ちょっとまえに、WBSの内田和成教授がblogで、リーダーシップの好例として取り上げていたので読んだ。 1912年に、筆者を隊長として、南極大陸横断挑戦のため、エンデュアランス号で南極に向かう途中で、氷塊で船が破壊され、2年近く27人と漂流するも、誰一人命を落とさず生還させた、当事者の漂流記。 想像を絶する状況なのだが、当事者ゆえ、淡々と述べられており、それが妙なコワさを覚えた。いつ命を落としてもおかしくないのに、隊員が上位者への決断への絶大な信頼と隊長の決断力に敬意。 常時、なんだかんだ指示するだけがリーダーシップではなく、何かあったときに連帯感を発揮できる状態を常時保っていることも大事だと感じた。 作品としては、ジャンルが似ている「八甲田山の彷徨」の方が内容は濃いかな。
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「エンデュアランス号漂流」(アルフレッド ランシング著)が、全体をみた話とするなら、こちらは船長の側から書いた本。ランシング著読めばまあ読まなくてもいいかなと思う。にしても、淡々と話を語ってるが、本物の迫力はスゴイ
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